おととい手をつけた本を完読。

最後の一章で驚愕した。
男だと思いこんでいた登場人物が女であったのだ。

後から思えば
他の登場人はフルネームで出されているにも関わらず、当人は下の名前が出ていなかったし
男子生徒であるなどの明確な表記もないままであった。
文面の流れだけで完全に男だと錯覚してしまっていてほんとうに感服だった。

と同時に、
著者の策士にまんまと溺れていたことに気づき、
悔しくてキィーッと白いハンカチの端を噛むモーションを頭の中で浮かべてしまった。

重大なネタバレをしてしまったので
何の本かは言わないでおきます。

JR中央線が舞台の小説で、中央線に乗り込む人々の心情を短編でしかし繋がりを持ちつつ綴ったもの。
かと言って日常を美しく綺麗に切り取ったものではなく、
すこし斜めから見たような、ある意味素直な描写で『痒い所に手が届くようなあるある』に
にやにやしながら読める作品だった。

もいっかい読み返そ〜。

本日のハイライト

常々思っていたけれど
ラピュタパン、マヨを塗って卵を落とし入れて焼くだけというイージーさに対して美味しさが半端なくないか！？
ラピュタパンは頭が悪い！！

今まで似合わないなと思いあまり出番のこなかった白濁色。
日焼けした指によく馴染んで似合う！ということに気づき爪を塗り替えた。
日焼けは嫌だが色のバランスが変わるのを楽しめてこれはこれでいいかも。

ユニクロで買ったビーサン、
形がめちゃくちゃ好きだし歩きやすい。
近所のおばちゃんに褒められて嬉しくなっちゃった。

おばあちゃんが生ハムとメロンをもち
汗だくで我が家の山を登ってきてくれた。

からには、今まで避けてきた生ハムメロン、
おばあちゃんイチオシの生ハムメロン…
試してみないことにはほかならない。

うまい…！

うまい！！！

あっという間に
生ハムを丁寧に巻いたメロン一列平らげてしまった。

生ハムの塩味がメロンの甘さを倍増させる。
生ハムの油分とメロンの水っ気もかなり合う。

生ハムメロン、大変ジューシーであります。

もう虜だ。