寿マーガリン

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寿マーガリン

『恋は戦争、私は敗戦国』 エッセイ本が出たわよ🐻Kindleで読みな!! https://amzn.asia/d/iK9udIs

マガジン

  • おっぱいの中に揺れる野望

    煩悩と欲望を2時間煮込んでおきました。

  • 週間俺日記

    毎晩したためている

  • 世界の沼からこんばんわ

    オタク活動の日記。 オタクじゃない人は何も面白くねぇ〜から他の記事読んでくれ。

  • 秒で読める小説

    その短きことSSの如し

最近の記事

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沼らせるってなんだよ、ちゃんと愛せよ馬鹿野郎

Instagramとかショート動画を見ていると「男を沼らす方法5つ紹介するね」とか「女を沼らす3つの方法」という、沼建築業者の自称恋愛マスターのカッパ共がたくさん動画を出されており、違和感を感じる。 沼らす、ってなんだよ、ちゃんと愛せよ馬鹿野郎。沼じゃなくて温泉になれ。幸福のお湯に浸からせろ、乳白色の温泉の元じゃだめだ、お前の愛情掛け流し100パーセントの温泉に浸からせろ。なんなら桶に乗った日本酒も出せ。愛することを出し惜しみするな。別に、どうしても好きなわけでもない適当な

    • 1人で海水浴に行き、取ったサザエを直火で焼け

      少し前の話ではあるが。 「この人はこの人のことが好きなんだなぁ」と目に見えてわかるようなあからさまなパフォーマンスを目にすることがあり、その日、私は体調を崩した。 教科書通りのさりげないボディータッチ、こまめな世話焼き、気が効く女ですアピール等の古典芸能をここぞとばかりに披露され、「ヨッ!世話焼き屋〜!」と歌舞伎のようにヤジってやろうかとも思ったけど、無関係なので見てみぬふりをした。正直、前々からその人のそういう気持ちには気付いていたけど、関係ないからまぁいっかくらいに思っ

      • あなたが嬉しいと、私も嬉しい

        毎日毎日、ありえないようなことがたくさん起こる。 ニュースはあんまり見ないようにしてたけど、それでも戦争、裏金、男女差別、法律改正、もうそれはマシンガンのようにありえない出来事とかありえない判決とかが、ものすごい速さで私の心を貫通していく。数分Xを眺めれば心は即死。無視するのも怒るのも、考えて意見を述べるのも、とっても体力がいるように思う。現代社会を生きるのって、すごいことだよ。マンモス追いかけていた頃は、地球の裏側の不幸なんて知らずに済んだのに。今は簡単に知れてしまう。それ

        • 最近のXくんについて

          最近、Xのアルゴリズムが変わったのか、やたらとRTが増えて、フォロワーが増えた。 『フォロワーの数は、頭に突き付けられた拳銃の数』と古くから言われており、わたしは現在、約5000人から銃口を突き付けられている状態となっている。  「その数でビビりすぎでしょ」と鼻で笑う人もいると思うが、5000人の前で話をしてるんだと思うと私は怖い。5000人は普通に多い。嬉しいけど、普通に怖い。だって、普通に生活してたら5000人の前で話すること、まずないし。 そして、怖いと思うことは

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        記事

          砂漠が俺を呼んでいる

          「インドに呼ばれる」という、有名な言葉がある。 元を辿れば三島由紀夫の言葉らしいが、インドには行ける人と行けない人がいて、行くべき時が来たら自然とインドに行かことができる、みたいな話らしい。 私はまだインドに呼ばれたことがないのだが、なんとなく「国に呼ばれる」という感覚はわからなくもない。 以前ネパールに行った時も、特別興味があったわけじゃないのに、ひょんなキッカケで気になってからは、まるで招待されたかのようにスムーズにネパールへ行けてしまった。あの時はきっと、「ネパール

          砂漠が俺を呼んでいる

          大人認定がおりたぞ

          週末、両親に会って、行きたがってた上野公園に連れて行ったり、飲みたがってたスタバのフラペチーノを奢ったりなどしたところ、田舎に帰った母から「大人になっていて、頼もしかったです」とLINEが来た。 今まで散々自立しろだの、ちゃんとしなさいだの言われてきたが、初めて「大人になったね」と言われた。36歳にしてようやく大人認定をもらえて、恥ずかしながらとても嬉しかった。結婚していた時でさえ、あんた大丈夫なの?!本当に?!と常に言われていたけど、今の私は「大丈夫そう」に見えるらしい。

          大人認定がおりたぞ

          幸せな暮らし図鑑

          兄弟の家に行った。 私の生活と比べると、兄はかなり豪邸に住んでいるし、優しくて賢くて素敵な奥さんと生活していて、本当に絵に描いたような幸せな生活をしている。本人達にはもちろん本人達にしかわからない苦労や努力があるのはわかっているんだけど、あまりの素敵さと、兄夫婦2人の優しくて、穏やかで、ほんわかとした居心地の良い雰囲気に、嫉妬心なんて一切出てこなくて、ただただ「楽しい〜〜〜!」と思ってのんびり過ごさせてもらった。 幸せな家というのは、家に着いた時から「この家は幸せな家だ」と

          幸せな暮らし図鑑

          沈黙はお洒落

          電車で面白い人を見つけた。 向かいに座った上品そうなお爺さんが、仕立ての良いトレンチコートの膝の上にハンカチを広げて、そそくさと取り出したカップ酒を背筋よく飲んでいた。 こんなにシャンと背筋を伸ばして、エレガントにカップ酒を飲む人を初めてみたので、なんだかすごく面白かった。公共の場でお酒を飲むのはあまり良しとされないが、このお爺さんに至っては、まるで高級寝台列(ななつ星とか、カシオペアみたいなやつ)の食堂車両にいるかのような気品ある佇まいで、東京メトロ利用者の層の厚さに驚き

          沈黙はお洒落

          空母みたいで安心する

          最近、部屋に大きな姿見を買った。 一目惚れして買ったくらいだから品物自体はとっても気に入っているんだけど、毎日自分の顔をよく見るようになってしまい、現在、爆裂に鬱。 自分の顔ってあんまり好きじゃない。お世辞にも可愛いとは言えないし。世間のルッキズムに対する嫌悪感を拗らせてしまって、一年くらい前から「可愛い」に対する執着みたいなものを無理矢理にでも断ち切って、直視しないようにしていた節があったんだけど、鏡を買ってしまったら逃げられなくなり、とにかく自分の顔を見るたび暗い気持

          空母みたいで安心する

          全部、春のせい

          スーパーに並んだホタルイカを見て、春が来たのを知った。 今年はそういえば花粉がひどい。毎年誰よりも先に病院に行っていたのに、今年はなぜか行ってない。こういうの、自分のことを大事にしてないと思う。早く病院で薬をもらおう。 ホタルイカは、山盛り入って1パック120円だった。格安だと思った。でも買おうと思わなかった。ホタルイカのレシピを一つしか知らない。そのレシピにすごく思い出がある。美味しかったし、幸せだった記憶がある。 だから、今そんなもの食べたら死にたくなりそうな気がし

          全部、春のせい

          2月の神に嫌われている

          毎年2月はろくなことがない。 特にバレンタインデーの前後がひどい。交通事故にあったり、会社を突然クビになったり、尿路結石をやったり、生牡蠣に当たったり、インフルエンザにノロウィルス、付き合ってた人にバレンタインのチョコを届けに行ったら不審者に追いかけられて、泣く泣く彼の家まで行ったらその不審者が彼の父親だったりなど、多種多様な災難が訪れる。今年は、有給を取って念願だったガーラ湯沢にスノボしに行こうとしたら、東京駅で「ガーラ湯沢は本日強風のため営業中止になりました」と、電光掲示

          2月の神に嫌われている

          マイリー•サイラスを超えて行く

          フォロワーさんからDMを頂いた。 「マイリー•サイラスの曲を聴いてたら、寿さんのことを思い出しました」という内容だった。 マイリー•サイラスが誰なのか全くわかっていないままリンクを押すと、私でも聴いたことある音楽が流れてきた。 なるほどな、と思った。 自分ってそう見えてるのか、と思った。 それと同時に「この歌に出てくるコイツ、なんか嫌だな」と思った。 前も書いたけど 「男でも女でも、漠然と異性を憎んでいるヤツはカビ臭い」。 人に期待しなくなった人、1人で完璧になった人っ

          マイリー•サイラスを超えて行く

          幸せになるために生きろ

          誰とは言わないが、 酔っ払った人に「ねぇ、別れた旦那のこと、どう思ってるの〜?笑」と聞かれた。 その質問をしてきた男性は、すごく楽しそうに聞いてきた。話の流れからして、まるで私が「寂しくて毎晩泣いてます」とか「再婚できなくて困ってるんです」とか、そういう事を言ってくれ!という期待の瞳が明け透けに見えてしまって、なんて迷惑な男だ、と思った。 だから、 「毎晩、神に感謝してるんです。私のやりたいことに小言をいちいち付け加えてくるような中年男性が同じベッドにいない暮らしに、満足

          幸せになるために生きろ

          なんかダメな日と、その打開策

          生きてると、なんかダメな日ってある。 疲れてるのかなとか、低気圧のせいかなとか、思い当たることはそれなりにあるけど 「なんか今日ダメだなぁ」と思ったらさっさと仕事を切り上げて寝るに限る。というか、それしか打開策を知らない。 Twitterで、田中•ザ•タナーさんという方をフォローしていて、考え方や伝え方が好きでよく見ているのだけれど、 彼のツイートの中に 「大勝負に負けた直後に口説きセックスができる男、大失恋の翌日に背筋を伸ばしてバチバチの一張羅でパーティに出かけること

          なんかダメな日と、その打開策

          恋は真剣白刃取り

          恋愛の話なんかもうしたくないのに、つい口先から恋の説教が溢れ出してしまう。私のような人間が老害になっていくのかもしれない。率直に言って怖すぎる。説教は良くないけど、素直に自分の言いたいことが言えると気持ちいいのだ。だからやめられない。 実際、私は現実世界ではかなり大人しいし、人と話すことがあまりない。だから余計インターネットで長文を書いてしまう。話し相手がいたら、こんな日記なんかマメに更新しないだろう。満たされたら満たされた分だけ、人はインターネットを辞められる。 ただ『傷

          恋は真剣白刃取り

          幸せな夫婦はうんこの報告をしている

          毎朝、母が「うんぴでた〜?」と父に聞いている。 昔からそうだったので気に留めたことがなかったのだが、たまたま電話越しでその様子が聞こえた時、 「てかなんでこの人、毎日うんこ出たか確認してるんだ…???」と素朴な疑問が生まれた。 直球で聞いてみると、 「もともとはお父さんがうんこ出たよって毎日報告して来てたけど、しばらくその報告がなかった時期があって、そしたら腸閉塞になってて入院になったから、心配なのよ!アハハ!」と笑っていた。 「女は男の世話をするもの」という、時代背景

          幸せな夫婦はうんこの報告をしている