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言霊少女として生きることAct1

はじめまして。言霊少女バーチャルラップユニットオーディションプロジェクト与謝野詩歌0023です。

お気軽に「にぃさん」と呼んでください。さて、この記事を読んでくださっているということは、「言霊少女プロジェクト」をご存知ということで、お話を進めさせていただいてもよろしいでしょうか?

→いいえ。とりあえずこちらをご覧ください。

→ はい。続きをお読みください。

先日よりSHOWROOMにてスタートダッシュイベントがはじまりました、こちらのオーディション。4名のキャラクターの魂の座をかけて、約600人の応募者がてっぺん目指して競い合っています。応募しておいて何ですが、想像の斜め上を行くカオスっぷりが観測できてとても楽しいです。

といいますのも、私は元々アニオタ・ドルオタ・ネット民・Vオタと渡り歩いてきた生粋のオタク+考察厨。このオーディションに応募したきっかけも魂になりたいという気持ちも然ることながら、SHOWROOMオーディションのエモさを体験したいという限界オタク的な発想からでした。

ところで皆様は「バーチャル蠱毒」をご存知ですか?

→いいえ。とりあえずこちらをご覧ください。(2回目)

→はい。流石こんなページに飛んでくるだけありますね。続きをお読みください。

Vの黎明期からVを追っていた私はとにかくその世界に夢中でした。それこそあの頃はVオタ誰もがそうだったと思います。Vの可愛さはもちろん、新しい世界の幕開けに興奮し、VR技術の進歩に胸が熱くなり、バ美肉に未来を感じた。え?みんなそうだったよね?

にじさんじ登場以前のV界隈は企業も個人も数えられるくらいしかおらず、それこそ村みたいな状態でお互いを認識しており「やさしいせかい」と称されたものです。ほんの数年前なのに随分昔の話に思えます。でも聞いてください。インターネットの世界って、現実世界より時の流れが早いんですよ。

さてそんな中、爆発的にVが増えどんどん企業参入し、もう飽和状態かと言われたところに一石を投じたのが件の「バーチャル蠱毒」です。ある日、同時多発的に同じ名前の同じアイコンをしたTwitterアカウントが誕生したため、Twitter民がざわめきだします。それをオーディション参加者である後の九条林檎様が、迷える子羊を導くかのようにサンクチュアリへと導いたのです。…そう、蠱毒の渦へ。

はい、概要だけ聞くと今回の「言霊少女プロジェクト」と一見変わらないような気がしますね。

では、何が違うのか順を追って見てみましょう。

バーチャル蟲毒と言霊少女の違い

1.作品のキャラクターである。

故にストーリーも設定もあります。キャラクターの性格は合格者の適性に沿って柔軟に変わっていくと運営側の談。ラップに関してもキャラクターがはじめからうまいわけではないので、現時点の実力は問わないとのこと。意外と知られてないのか、先日のツイートがよく回っております。またshowroomでの配信も合格後の活動内容に入っています。

2.合格者の顔・氏名が公開される。

果たしてこれはVと呼べるのか賛否両論ありますが、新しい形の作品を作りたいという気概は感じます。個人的には「バーチャルも出来る声優」オーディションなのではという見解で一段落(という名の思考放棄)。参加者は審査期間中、顔出しの有り・無しが選択できます。ここも1つのポイント。

3.人数大杉問題。

あー、ここまでまともに書こうと思ったけど、もうダメだ。約600人って何?正気ですか?蠱毒だってゼロプロだって一次でもう少し絞ってましたよ?史上最大のエントリー数というフレーズを見て、つい乾いた笑いが出てしまいました。

というわけで、今回は蠱毒の10倍以上の人数が顔出し有り・無しまぜこぜでインターネッツの大海へ解き放たれた訳です。

さぁすると何が起きるでしょうか?

スタートダッシュイベントを見たら闇鍋だった~参加者編~

まず余りの人数の多さにSHOWROOM視聴者が発掘をやめます。というか、諦めざるを得ない。玉石混交過ぎる。蠱毒では全てを追ってリスト作ってた猛者達も裸足で逃げ出すレベルです。各キャラ一人二人当たりをつけたらもういいかって感じでしょう。配信者が供給過多なんだよなぁ。いや、逆を言えば視聴者が枯渇しているのか。

そうすると、右も左もわからないままでSHOWROOMに放流された参加者が、何も出来ないまま埋もれていきます。これ参加人数が少なければ「俺が教えてやるよ」みたいな初心者の囲いが出来て、一発逆転!シンデレラストーリー!もあるのかもしれませんが、如何せん今回は…。

ちなみに8月27日現在で一度も動いていないルームが100近くあり、初心者がshowroom配信への最初の一歩を踏み出すことが、どれだけ敷居が高いかということを物語っています。個人的には楽観主義で「やってやれないことはない」という性格なので、わからないならわからないなりに調べるなり、学ぶことが大切だとは思うのですが、

こんなツイート見たらそれもまぁ当たり前よなぁ…と思ってしまうのでした。(※掲載許可済み。ちなみにこちらのひまわりさん、今は見事に配信慣れしたようです。よかった!)

対して顔出し有りの参加者は、元々のファンを引き連れて参戦する訳です。レギュレーションとしては「既存ルームはオーディション前には閉じてね!既存ルームのファンを積極的に流さないでね!」とあるものの、そんなん出来るかーい!むしろそれで追っかけなかったらファンではないでしょう。顔出ししてて追跡不可能なんてことはないんだから、これは折り込み済みと考えるべき。はじめからプロアマ問わずと明記されてるわけですしね。

(そこの不公平感を減らすために「2次予選はスタダイベントを参考にグループ分けする。」という説明があったのですが、昨日運営に確認を取ったら「それはありません。」との返答。そこに一縷の望みをかけて参加を決意した身としては、おや?という印象。レギュレーション柔軟に変えてくフリースタイル?それとも公に名言を避けてる?)

無事に配信出来ている人でも、とにかく人が多くて埋もれる埋もれる。何かの導線やフックがないと視聴者2桁もザラです。また視聴者目線で見た場合、サムネの変わらなさにクラクラします。写真がないと番号だけなので、「気に入った配信者がいてもメモを取らないと戻れない」という声もチラホラ見かけました。(気に入った配信者がいたらメモとってね!一期一会になっちゃうぞ☆)

配信内容に関しても、雑談・歌・ラップなど定番ネタは元より料理・メイク・ヘリウム・ボードゲームなど多岐に及んでいます。これは配信者の裾野が広いので当たり前といえば当たり前なんだけど、文化層の違いが面白い。もちろん全員を把握しているわけではないですが、流し見だけでも声優、アイドル、コスプレイヤー、モデル、歌手、ラッパー、ダンサー、プロレスラー、Vの者、転生組、学生、OL、バ美肉志望…などなどカオスの絶頂。ちなみに明け方SHOWROOMを覗いたら、整形美女のVANILLAさんも配信していました。どういう経緯でエントリーされたのか、私、気になります!

スタートダッシュイベントを見たら闇鍋だった~視聴者編~

そして、視聴者の層も顔出し有り・無しで面白いくらいに住み分けされています。私は顔出し無しなのですが、やはりバーチャル枠の視聴者さんが多いです。「顔出しの配信は見ない。」と明言される方もいて、両方の層を取り込むのはかなり難しいと感じました。例えて言うなら「AKB0048」を空前の大ヒット作品にするみたいな。逆もまた然りだとは思いますが、両者は住む土壌が全く違うのです。

そもそもの前提として、このオーディションはキャラクターの「魂」を募集しています。この「魂」がラップの“ソウル“にかけているのかはわかりませんが、その表現をしてしまったが故に、ほとんどのVクラスタ達がぱっと見で「新しいVのオーディションだ」と思い込んだ。なのに、顔出しで自らを売り込むリアルが参加していることへの違和感を覚えるのだと思います。ところが、外の世界から来たリアルクラスタ達にはそれが通用しません。彼らからしたら「大好きなOOちゃんが夢のために頑張っているから応援しよう」というスタンスなわけです。どちらも尊いファン心理ですが、「0から1になる」のか「1を100にする」のかで、かなりの違いがありますよね。

まさしく今回、私の心を踊らせるのは完全にここ!各支持層同士の大乱闘スマッシュブラザーズを見れるっていうところです。こんなことなかなかないと思いませんか?だって、普段は絶対に混じり合うことがないものですよ。主義主張が尽く違うんだもの。このオーディションに対する解釈の仕方一つとっても多種多様な価値観を見ることができます。文化的観測地帯としては大変興味深いと思うんです。もしかしたら趣旨替えする人もでてくるかもしれない。「あれ?案外Vいいじゃん」または「リアルも悪くない…」みたいに。「混ぜるな危険」を混ぜたらどうなるか、皆さん気になりませんか?

もうダメだと諦めかけているの言霊少女達へ

☆顔出しのプロやセミプロがいるから無理だ!!!→逆にプロは仕事や稽古で忙しいから配信時間が確保出来ない場合もあるぞ!出来ても疲弊しててベストを尽くせない場合もある!あと既に囲いが出来ていると新規参入しづらい!すでにできてる友達の輪に入るのって勇気いるでしょう?

☆配信の仕方がわからないよ!!!→とりあえずshowroom 配信 最強 で検索!showroom関連の記事はいっぱいあるから自分が理解しやすいものから読んでみよう。とりあえず仕様を理解し、慣れるところから!全然気負わなくていいと思う。リスナーさんは怖くないよー。

☆もうこのキャラ人気の魂おるやんけ!!!→100%の人間に受け入れられる人はいない。自分の魂を好きになってくれる人が絶対いるから、そこをフックに駆け上ろう。波及的に伝播していくのがshowroomのいいところ。あとは石油王に見初められよう。

せっかくのお祭りですもの、1か月楽しみましょうね!踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損、損ですよ。タイトルとは裏腹に、今回は観測者としての記事になってしまったので、次回は配信者としての記事が書けたらいいなぁ。

長文を最後まで読んでくださってありがとうございました。

せっかくだから、ルームとTwitterフォローお願いします。ではではごきげん清楚~。

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