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【WJ40】週刊少年ジャンプ2021年40号感想【寿司いくら】

半魚人Vtuber寿司いくらが、ジャンプ感想配信のために作ったメモ書きになります。
メモ書きのため読みづらい部分もありますがご了承ください。
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【wj40】20年来のジャンプ読みと今週のジャンプ40号の感想を語り合おうぜ!【ワンピ100巻おめ!】

https://www.youtube.com/watch?v=8gRv9dgM9qc

アンケ 1高校生家族2レッドフード3アンデラ

ONE PIECE 1024話
単行本100巻達成!めでたい!!
"ワンピの実"なるミニフィギュアが発表されました。めちゃくちゃ種類多いし出来が良いな…
ポスターの第二弾!今回は麦わらの一味が全員収まっててすごく良い。キッドvsフランキーすき。
本編
冒頭、ここ数週触れられてなかった麦わらの一味が代わる代わる描かれてますね。ウソップがすごくウソップしてる。
そして今回のメインはヤマトvsカイドウ。
というかヤマトの回想ですね。"ヤマト:オリジン"みたいな。
ヤマトと共に閉じ込められてる侍たち、憎しみや空腹よりも小さな子供への慈しみが勝つの、その時点でこいつらめっちゃいいやつじゃん…って一発で好きになっちゃう。
なのでヤマトの持ってたおでん漫遊記みんなで読んで仲良くなってるコマなんかすごくうれしくなっちゃった。
そりゃヤマトこんな過去あれば侍側に傾くよな〜。
ヤマトがただの「自分をおでんだと思い込んでるやべーやつ」から脱して感情移入できる存在になった感じがあります。
だから「なぜぼくの自由を奪う!!?」「なぜワノ国の自由を奪う!!?」というセリフにも共感できる。
それに対するカイドウの「一問一答で動いちゃいねェんだ世の中は!!」っていう返答、ただの"最強の海賊"としてだけじゃなく"親"として、"船長"として等、いくつものしがらみを持つ大人としての答えって感じでよいな。
今までカイドウってヤマトに対してどういうスタンスなのかよくわからなったんですよね。本当にもう見限ってるのか更生させて従わせたいのか。
でも今回でなんとなく"強くなっていつか自分を打ち倒してほしい"ってどこかで思ってるんじゃないかって気がしました。
雷鳴八卦同士のぶつかり合いといい、頑固親父と反抗期の子の親子喧嘩って印象に見えて面白かったです。

Dr.STONE 209話
前回計算機を作ってお次はロケット本体の製作!早い!
舞台は原料のあるオーストラリアへ。
ボーキサイトの採掘→人海戦術のため復活液が必要→コーン便→メデューサも輸送、と流れるように話が繋がっていきます。
このタイミングでメデューサ?何を深掘りするんだ?と思ったら月特攻プランの真実が語られました。
月に行くメンバーはメデューサで石化して月で未来永劫救助を待ち続ける、と。月旅行チケットは片道切符。
なかなか衝撃の事実だなあ…
科学者としては千空だけじゃなくゼノもクロムもいるからいずれ…という話ではありますが。
『科学者』『戦闘員』『パイロット』、イメージ図では千空、司、龍水ですけど本番このメンバーじゃない可能性全然あるよな。千空じゃなくてクロムだったり司じゃなくてコハクだったり。パイロットは龍水しかできなそうだけど。

僕のヒーローアカデミア 325話
お茶子の演説、その後。
デクに駆け寄った洸太とケモ一般女性。
一般女性、デクをヒョイと持ち上げてるの巨女描写としての"深み"あるな〜。強いこだわりを感じる。
1話の星のおじさん、チョイ役と思いきや思いのほかガッツリ喋ってびびった。語りうますぎて笑っちゃうな。
数話前までは一般の人々説得しきれる気がしなかったけどすごい綺麗に着地しましたね。
ホークスのセリフも良い味出してる。
「ヒーローが暇を持て余す笑っちまうくらい明るい未来です」
初登場時のセリフをここで出してくるのも良い。
このシーンでかっちゃんがガン飛ばしてるの、ベストジーニストの演説に反論してた一般人らしい。ベストジーニストのために怒ってるかっちゃん、良いね…
後半は相澤先生義足になってる…とかオールマイトどうした…?とか気になる要素がちらほら。
流れ変わってきた…?

逃げ上手の若君 30話
引き続き和田米丸vs弧次郎。
冒頭の「ジャブの速度のバカでかい刃物」の説明、騎兵の脅威がめちゃめちゃわかりやすい。
てか冒頭はプロボクサーのパンチの例えですごく真っ当なのにすぐ後ではカップルが原付に轢かれててどうした!?ってなったよね。
全然カップルである必要ないやん!轢きたかっただけだこれ!
とはいえそれだけ強い騎兵でも止まってしまったら歩兵の餌食というのは良いバランスというか、この辺りの優劣の話をしてくれるのはしっかり歴史ものって感じですね。
馬から引きずり降ろされてオークに囲まれた女騎士、一体これからどうなっちゃうんだ~~!?(すっとぼけ)
腕力、ガタイ、反応速度と米丸が真っ当に強キャラだったのをそれでも歩兵の強さの差で捲れるのが"戦"の面白さだなと思わされました。

呪術廻戦 157話
綺羅羅戦が終わって今度は虎杖&秤。
あくまでお願いする立場だから殴られ続けながらの対話。
「先輩達がアンタを強いと言ったからだ」とか「俺は部品だ」とか秤先輩の好みにとことん合わない返答なのが、東堂と初対面の時と対になってるのかなと思いました。
自らを"部品"と語りながらも虎杖の瞳の熱が死んでないのなんか安心したな。渋谷以降冷め切ってしまったのかと思ってちょっと寂しかったから。
理屈とか正論とかじゃなく虎杖の"熱"で説得成功したのは気持ち良い落とし所でいいですね!虎杖ならでは秤ならではの決着の仕方で。
綺羅羅の「熱くなってるんじゃない?」まじ良い女だな。男っていまだに信じられないんだけど??

読切 食戟のサンジ
サンジ主人公のスピンオフシリーズ4回目。
今回の舞台はカマバッカ王国。頂上戦争後2年の間サンジが修行を積んだ地ですね。
扉絵、冒頭の寝てるサンジなどなど今回はサンジの"色気"を積極的に描いてる感じがしました。
おかげでカマバッカ王国のオカマたちに昼夜狙われるのに説得力が生まれてましたね。
前回までと違って食材も満足に使わせてもらえないということで今回のテーマは海や山で採った食材を使ったサバイバルメシ!
ソーマでは発生しえない状況かつサンジだからこそ可能なグルメ描写って感じでこれはおおっ!ってなりました。
タンクトップにサバイバルナイフのサンジめっちゃかっこいい。
鴨とかゼッポリーネとかふつうに美味しそうで食べたくなったし。ファンタジー飯だけど全然現実で再現可能な範囲なの良いな。
途中サンジの妄想って形でナミとロビンのサービスカットも入って。今まではサービス控えめだった気がするんですけど4回目にしてOK出たのかな?
ロビンの横顔めちゃくちゃ美しい。
その他にも"厚みのある原作をもつスピンオフ"であるところを活かした細かい描写が多くコアなファンも満足な1話だったのではないでしょうか。
ちなみにその辺についてはフォロワーのギールベルトさんが詳しくまとめられてました。
https://twitter.com/gilbert0515/status/1434545763040694274?s=21
キャララインアニオリキャラとか知らなかったな。
サンジの虫苦手設定とかもよく拾ったなって感じだし、イワさんの栄養素解説ポジもホルモンバランスの能力者だから言われてみればなるほどって感じで正しくスピンオフとしての面白さを感じられた回だったと思います。
今までの食戟のサンジの中ではダントツで好きだったな。
このクオリティならしょっちゅう載ってくれても全然うれしいぞ!

SAKAMOTO DAYS 37話
ウータン戦後。
ウータンも無事?坂本商店の仲間入り。
そして新たな情報としてスラーに繋がる4人の死刑囚たちの登場。
ダンプ、ソウ、アパート、ミニマリスト。
ソウさんが犠牲者数は一番少ないしパッと見陽気そうだけど実はこういう人が一番ヤバかったりするんだ。
アパートさんもすごいネガティブだから逆に危なそう。
猟奇殺人者ってのは新しいジャンルの敵ですね。今までとはまた違った緊張感が出てきた。

マッシュル 76話
引き続きマッシュvsオーター・マドル。
砂の魔法の本領発揮。
硬さと柔軟性が両立されてることによる強さはNARUTOの我愛羅もそうでしたね。
ナレーションで戦闘の解説が入る感じハンタっぽいなーって思ったけどマッシュルは文字の量がとにかく削られてて読みやすいな。
避けたり防いだり防戦一方な中ドワーフが人質にとられどうしようもない!攻撃を受ける?それとも人質を見捨てて避ける?…の二択かと思いきや正解は「人質に攻撃が行く前に殴る」。うーん、この作品らしい。
溜めてたフラストレーションのぶんラストのカカト落としが爽快でした。

僕とロボコ 55話
三船千鶴くんがロボコの精神世界に誘われまくる回。
好き放題すぎるこの感じ、聖鼻毛領域(ボーボボワールド)みあるな。
精神世界に入ったら千鶴くんも一切突っ込まなくなるから読み味が風邪引いた時の悪夢みたいだ。
てかロボコが2階から飛び降りたシーンのパンツ「厭夢」って書いてあるしやっぱ悪夢だこれ!
肩幅デカいガチゴリラで笑ったし、ロボコがドラえもんぽい格好(キャッツって言ってるけどどう見てもドラえもん)で出てきた時は「とうとうやったわwww」って声に出たよ。
読んでて頭がおかしくなりそうな回でした。(褒め言葉)

アンデッドアンラック 77話
トップの過去掘り下げ回。
トップのフルネーム、"トップ=ブル=スパークス"…かっけえ…
トップ、1着取ってウサインボルトのポーズしてるの男の子!って感じでかわいいね。
友達みんないいやつ。
「順当にいきゃトップ」、でも「真剣勝負」とか、「お前の金はお前の為に入った金だ」とかめっちゃ人間できてるんだよな。良い友達だ。
母ちゃんもいい母ちゃんですねえ。
大会前だから晩ごはん奮発してくれたりトップの考えを尊重してくれたり。
何より褐色で八重歯で巨乳で未亡人は属性の暴力なんよ。
そしてレース当日。アンデラ特有の能力の暴発……今までの能力の中でもかなり暴発しそうな方の能力ではありましたけどやっぱエグいな…
今週の海苔はおそらく"ゴシャ"のコマ。こんな笑えない海苔初めてだよ…
不停止の暴走で3人の友人のうち2人は死亡、1人はおそらくもう走れない体に。やはりこの世界の神……クソ神……
トップの鼻の上のキズはこの時ついたものだったんですね。
てかニコおじヘアバンドしてないし服ちゃんと着てる!一瞬アンディに見えたよ。
ジュイスとニコはトップに勧誘だけかけて退散。ユニオンの名刺かっこよ。黒地でシンプルなの秘密結社感あって良い。
「能力を使いこなすのは容易ではないハズだ」って言ってる時にもう能力使いこなして追ってきてるの、即採用!!って感じだ。
ラストは神を殺す決心をしたシーンとクリードを倒す為走る現在が重なります。
先週配信で「そういえば初期のトップが着用してたスーツみたいなやつってどうなったんだろ?」みたいな話してましたけど、スーツ来たよ!!忘れられてなかった!!
仮面ライダーの気合い入ってる回の変身シーンって感じでカッコいいですね。もしくはアイアンマンの装着シーン。
今のユニオン…というかニコの技術力なら走りながら装着させるくらいできるわな。たぶん。
能力で親を死なせ友と別れ組織入りしたチカラと、友を死なせ親と別れ組織入りしたトップ。とことん対になってる対照的なコンビだなあ。

夜桜さんちの大作戦 96話
引き続き銀級最終試験、太陽vs凶一郎。
太陽の今までの戦法、スパイとして鍛錬で身につけたスキルを発揮するか兄弟から授かったアドバイスやアイテムをここぞというタイミングで使うかのどちらかであることが多かったのですが、今回は冒頭で前者、中盤から後者と両方を駆使しまくってます。
「雷冥」はさすがに会心の一手だろう、少なくとも次の見開きで凶一郎の"開花"はくるだろうと思わせておいてまだティータイムすら止まってないこの絶望感よ。
とにかく凶一郎が強すぎる。格が高い。
太陽落とされて最早これまでと思われたところにラストのこれはさらなるパワーアップフラグ…?
何が来るんだろう…

破壊神マグちゃん 57話
センターカラー!
絵本の表紙みたいなかわいい絵。この時点でほっこりするわ。チヌほんとでかくなったなー。
本編
マグちゃんがチヌと2人(1柱と1匹)でお出かけする回。
「行くな行くな!!!」とか「お手が強い!!!」とかマグちゃんにしては珍しいハイテンポの即落ち2コマ的なギャグがキレてましたね。
後半はこちらもマグちゃんにしては珍しく失態を晒すんですが、マグちゃんとチヌが互いに身を挺してお互いを助けようとしてるところでほんとに信頼関係強いなあってほっこりしました。
そもそもチヌにいいとこ見せようとして結果的に空回っちゃったって時点でマグちゃんチヌのこと好きすぎるんだよな。

アオのハコ 19話
大会前の日常回?的なやつ!
大喜と千夏先輩が一緒に下校する話。
大喜くん、声かけるかどうかはけっこう悩むのに声かけるって決めたらめっちゃグイグイいけるやん。
「偶然会った後輩ムーブ」のテイク2、恋愛漫画としてあざといな〜!
その後の"同居してないただの先輩と後輩のてい"での会話も。
「あの家に住んでよかった」とかラストの神社プチデートとかもう当然良かったんですけど、今回個人的には虫を怖がる千夏先輩が意外でかわいかったです。
けっこう平気そうなのにな。

ウィッチウォッチ 28話
vsケイゴ決着!
滑る地面への誘導がバレてる!で一回下げつつさらにもう一段先に狙いがあったっていうのは好きな勝ち方だ。
しかも前回はニコの魔法で、今回はカンちゃんが以前食らわせた一撃が伏線ということで"仲間の力"感しっかりしてます。やっぱ伏線の拾い方がうまい。
ラストのラブコメはなんかムズムズしちゃうな!
最後のコマとか「しゃらくせ〜……ッ!!…………でも………いいじゃん……」ってなった。

高校生家族 52話
母、静香メイン回!
今までの高校生家族は一郎光太郎メイン回が強くて春香静香回はそこそこなイメージだったんですけど先週と合わせて春香静香サイド強化してきましたね…!
今週まじで面白かったんですけどTwitterトレンド乗るとは恐れ入った…!
本編は静香がいよいよ部活に!マネージャーっていうのは他の3人と決定的に違うし静香にはしっくり来る立ち位置。
母スキル全開にした時のマネージャーとしての敏腕っぷりもすごく腑に落ちるし野球のルール分かってないのも天然母ちゃんって感じだ。
そしてなんといっても静香回に欠かせないのはこの男。
のぶかつ……!!
そういえば坊主頭だったけど野球部だったんですね。
のぶかつの部活、つってね……!(激ウマダジャレ)
「のぶかつ」呼び、「男の子でしょ」、おにぎり、何されても喜び方が一線を画しすぎであまりにも狂気。
「お前の母さんじゃないだろ!!」「お前の母さんでもないだろ!!!」「お…俺の母さんだよ!!」のとこ最高。のぶかつ錯乱しすぎだろ。光太郎もちょっと気圧されてどもってるの笑う。
ここが最大風速だと思ってたら「誰かの青春を見届けるのも青春よ」と良いセリフを言いながら静香が作っていたもの、"フェルトのぶかつ"出現。
これ、ここ数年のジャンプで一番笑わされたかもしれない。声出して笑っちゃった。
その後も変なホームラン予告→きっちりホームランと、のぶかつの勢いが最後まで止まらない。ツッコミもテンポ良い。
めちゃくちゃ最高の回でした。
光太郎が何気にお母さんのことめっちゃ気にして心配してるの、お母さん好きなんだなあってほっこりするね。
次号1周年!まじで1年もってくれてよかったこの漫画…ずっと読んでたいわ……

NERU-武芸道行- 8話
ヒロイン要ちゃんの掘り下げ兼学生寮の話。
冒頭ラブコメ、ネルが下手こくことで暴力ヒロインの理不尽感をうまくいなしてますね。にしてもヒロインの感じが20年前くらいの雰囲気だな。好きだけど。
寮はまさかの学校非公認。なんで……?公認で良くない……?
寮のリーダー格?は要ちゃんの兄、望宮棗さん。腐ったメシ食うわさりげなく味ぽん一気飲みしてるわでアンタ早死にするぞ!!?
暑苦しいシスコンキャラはキャラ立ちすごいしなんとなく雰囲気だけで強キャラ感すごく漂ってます。
入寮試験は矢の回収。ネルと要ちゃんは赤い矢じゃないとダメってことだけど、棗さんが射ったのって1本だけだから1人しか入れてもらえないってことなんだろうか。

あやかしトライアングル 58話
比良坂命依に乗っ取られたすず。
命依は人の世を滅ぼすのが目的だというのも語られました。思ってたよりやばい。
そこに祭里の母ちゃん乱入。
なにげに作中最強キャラ同士の激突なのかな?母ちゃん完全にすずごと処分するつもりだし、これ祭里どうやってなんとかするんだろう。
サイズ自由の自分の分身を作る"オモカゲ"の応用で巨大な分身を作る技名が"ダイダラボッチ"なの正しく妖能力バトル文脈でグッときた。

レッドフード 9話
最終降車試験ケイドロ!
試験開始→なんで逃げないの!?な展開は意外性ありましたし、その答えを最後に描くための1話で見応えがありました!
新キャラのミガエルさん、また大きい女の人出てきた……!
グリムさんデボネアさんとまたタイプが違って極端に露出少ない&すっっごくふかふかしてそうな人です。すき……
黒ぴち全身タイツのロリっ子はポルッツェンちゃん。かわいいけど名前覚えにくッ…!
霊薬使いはヌーロ・サウさん。この漫画何気にイケオジも良いぞ。
ヌーロさんのセリフの元ネタは歌舞伎の演目の一つ「外郎売(ういろううり)」ですね。調べて初めて知ったけど「たあぷぽぽ たあぷぽぽ」は印象深いな。
なんで逃げなかったのかの答え、"この試験は狩人になるための試験なんだから狩られる側じゃなくて狩る側にならなければいけない"で試験官の『手錠を狩る』っていう結論に至るの、なるほど!と膝を打ちましたね。
ポケットモンスターSPECIALの相手のモンスターボールの開閉ボタンを狙う戦い方みたいだなって思った。(伝わる?)
たしかにこれなら実力差があってもなんとかならんこともないかもって感じだし他のドロを脱獄させるメリットも大きい。
人狼と人間の関係ももともと人間が狩られる側なのを狩人になって『狩る側』に回る訳だしね。
いいじゃんレッドフード…!

読切 ナミダ燃ゆる時
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者の中野忍先生は2019年13号『魔剣鍛冶師ハンダゴ』ぶりの2度目の本誌掲載となります。
前作と比べると絵がめちゃくちゃ綺麗になってますね!"自分の絵"をしっかり確立した感じがあります。
内容もレベルが高く、メイン2人のキャラ見せにカッコいい見せ場のピッチングシーンも入れて最後は爽やかなオチと15ページでよくここまで青春を圧縮したなあといった感じ。
前作からの良さである「感情移入しやすいキャラ造形」や「アツくなれる見せ場作り」等がしっかり活かされつつその他の能力も真っ当にレベルアップしてる作家さんだなと思いました。
この作家さんの長い読切も読んでみたいですね。
ただなんでよりによってこの号で高校生家族野球部回なんだよ…!チラつくよ……!!!

アメノフル 18話
ラスボスが襲来した前回。
今回はポップコーンvs海野くんから。
服装変えたの気づいてもらえて嬉しそうなポップコーンくんからの「ダサイって言われて変えちゃう方が…もしかするとダサイんじゃねーか?」はいきなり突き落とされた感じでクリティカルすぎて笑っちゃった。海野みたいな裏表なさそうな人に言われると余計に刺さるよねこういうの。
そして本題はラスボスvsツムギ。
「お菓子は平気じゃないから」「じゃあなに?」「食後のデザート」(それはそうだけどさ…)
ラスボスでさえこの温度感にできるのがアメノフルって感じよな。もうクセになっちゃってる。
「棒がついててペロペロできるなら全部ペロペロキャンディかもしれない」
このセリフ、正直えっちな想像しちゃったよね。
や!!でもこれは仕方なくないですか!??許してほしい。
でまさかのペロペロキャンディの拡大解釈で巨大ロボペロキャンに。感想見る感じ賛否両論でしたがわたしは"賛"だな。
読者の想像を超える能力のスケール感って感じで。極端に振りきったほうが好きだ。
ラストはミサキくんが鍵を握る展開に。あんまり今まで活躍はしてなかったけど確かに最初の最初にツムギちゃんがやる気になったのはミサキくんのお陰なんだよな。そこに発破をかけてくれるのが入江先輩っていうのも良い。アツくて良い流れになってきた。
最後までこの独特のスタイル貫いてめちゃくちゃやりきってほしいですね。

読切 学級国宝パワースポット三上くん
作者体調不良により休載となったブラッククローバーの代原での掲載ですね。
作者の長田憲之介先生は2018年45号『マタギと学生』、2019年10号『ゴールドキッド〜金童と呼ばれた小学生〜』の2回読切が本誌に掲載されてます。
本作を合わせた3作品とも所謂"不条理ギャグ"が芸風といった感じですが、正直わたしにはどの作品も合わなかったです。
本作に限って言うと
・全く関係ない一般人視点から話が始まったせいでどこ視点で読めばいいのか意識が散ってしまった(すぐフェードアウトしたし)
・それパワースポットっていうかただの超能力じゃない?
・主人公の三上より沼林くんの方がキャラとして活きてた(三上のストーリーへの関与が薄い)
というところで個人的にはイマイチだったかな。
てかそもそも不条理ギャグ自体が今の流行り的にウケ辛い気もするんだよなー……

次号
週刊少年ジャンプ41号

表紙&巻頭カラー
アンデッドアンラック
久々のアンデラカラー!キリ番とかでもないので純粋に自力巻頭ですね!うれしみ!
センターカラー
高校生家族
1周年記念!めでたい!連載前のキービジュアル今見ると全然顔違うな…
ウィッチウォッチ
まあまあカラー多い気がする。本編的にも良いタイミングですね。
ブラッククローバー
緊急の休載明けだけど大丈夫なのか…!?内容とかもちょっとズレそうですけど…

あと呪術廻戦の予告に対してタチアナが「なに秤との交渉にもたついてんの!!早く説得しなさいよ!!」って言ってんの読者の代弁すぎて笑った。ほんとそれ。

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