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【#WJ41】週刊少年ジャンプ2022年41号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。

配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ41号の感想を語り合おうぜ!【新連載ギンカとリューナ!!】

https://www.youtube.com/watch?v=dUYpfHETbZA

アンケ1:エリエリ2:すマホ 3:アンデラ


●ギンカとリューナ 1話

2021年21号で読切『ぺこぺこの病』を掲載された渡辺シンペイ先生の新連載!
ぺこぺこの病、かなり好きな読切でアンケ1位で出してたのでめちゃくちゃうれしい。
表紙
主人公になるであろう2人。両方かわいらしいし魔法の世界のファンタジーものなのが一発でわかって良い。
巻頭カラー
可愛い女の子、雪バナナ、深い雪…と雰囲気抜群。色使いが綺麗。
本編
山奥で一人で暮らす女の子リューナが、生きた雪だるまギンカと出会うところから。
巻頭カラーの冒頭シーンも合わせて笠地蔵オマージュなので馴染みやすい。
バナナ投げる時の擬音「バッ ナナ」好き。
ずっと魔術師になりたかったリューナと、すごい魔術が使えるギンカの出会い…で、リューナも魔術の修行をして数年!と修行してるとこは描きつつ中身はそれなりにスキップ。
成長したリューナ、いきなりヘソ出しのえっちな衣装になっててビビった。好き。何より髪を短くしないでいてくれたのがありがたい。成長するにあたって髪切るのもありえたからな…
冒頭で動物たちの「なんだかかわいそうだなあ…」は(多分)聞こえてなかったのに鹿と会話できるようになってるあたり動物との会話も魔術師の技能のうちなんだろうな。
山を出られるくらいの技能を得たリューナ。でもギンカはついてきてくれず。理由は「この山以外の環境では身体を維持できないから」。まあよくあるっちゃよくある縛りだ。
これを身につけた魔法で早速突破!故郷の山の環境を魔法で再現することで山の外でも身体を維持できる、と。
これ何気に今後バトルでリューナやられたりしたらギンカもヤバいのでは…?
てかギンカ自分でこれできるのでは…?
とか言うてたらヤギの化け物登場。これはギンカの身体奪った黒幕が仕掛けておいた門番的なやつってことでいいんかな。
見開き見る感じ思ってたよりクソデカいっぽいこの化け物を、ギンカを膨らませてクソデカくして撃退!!ギア3みたいだけどバトル映えは◎!
ギンカの身体を取り戻すっていう大目標も分かりやすく打ち立て、ギンカ復活シーンみたいな魔法魔法してるシーンも、BIGギンカパンチみたいな物理バトルも見せ、何より主人公2人の好感度が1話からちゃんと高くできてるのがかなりいい感じの1話でした!
難しいとされてる本格ファンタジー路線ですが難しい理由の一つ、世界観の構築もしっかり練られてる印象なので今後もかなり楽しみです!

●ONE PIECE 1059話
最初はマルコ周り。マルコまたシャンクスに勧誘されてる。
ヤマト仲間にならずの真相も。まあシャンクス来てなかったら緑牛どうにもなってなかったし妥当よな。
マルコにルフィからお礼言えたのも良かった。マルコとジンベエの会話も戦友って感じで良い…。
そして今回の本題の女ヶ島。
海軍も来て黒ひげも来てめちゃくちゃやんけ!…って思ってたら海軍の新兵器、新型パシフィスタ「セラフィム」…!?
黒ひげが「コイツでけェ……!!!」って言ってるの、何が?って感じだったけど黒ひげってめちゃくちゃデカいから黒ひげに斬りかかってる子供も普通の縮尺じゃないんよな。文字通りデカい。わかりにくいけど。
てかハンコックも強すぎる。メロメロの実、雑魚一掃できるのは知ってたけど中将クラスにも効くしなんなら黒ひげの幹部連中にも効くのかよ…16億越えも納得だわ。
ティーチはティーチで懸賞金めちゃくちゃ上がっとるし。39億9600万て。たしかに前の22億のままだと四皇の中で一人だけ格落ち感あったけどここまで上がるか。
サブタイ的にロッキーポート事件について明らかになるのかなと思ったら結局何もわからん…!
・ローがきっかけ
・コビーが世間的には英雄扱い
・黒ひげが王直を倒し海賊島ハチノスのボスになれた
そのくらい?後々描かれるのだろうか…
女ヶ島の騒動はレイリーとシャッキーが来て終息。シャッキーさん、本名シャクヤクで先先代アマゾンリリー皇帝!?そうだったの!?
歴代皇帝はみな恋煩いにかかったって話あったけどシャッキーさんの恋のお相手ってもしかして……
で、気になってた「セラフィム」、2体のうち1体は褐色ロリハンコック……え!?属性詰め込みすぎじゃない!?
もう一体は地形を変えるレベルの斬撃撃ってるし瞳の描き方的に幼ミホークか…!?
七武海の遺伝子にルナーリア族の肉体を兼ね備えたのがセラフィムってことか…そりゃ七武海用済みともなるか……
さらに最後にはコビーも行方不明だし、あーもうめちゃくちゃだよ〜〜!!情報量〜〜!!

●呪術廻戦 197話
吹っ切れた真希、直哉と再戦。
刀おじとカッパ、達観しきっててなんかカッコいいのなんなんだこいつら。
で戦闘シーン。
直哉の戦闘、文字通りスピード感がかなりあって見応えあるよなぁ。
建物がバンバン壊れるの見てて気持ちいい。
真希は真希で明らかに今までとは世界の見え方が違う。
空気の"面"とか、理屈では分かるけど真希が理解してるようには読者は理解できない。「私にしか見えないもの」が実感できるね。
ただ作中でも言われてる通り呪力の無い真希は呪具なしだと決定打を出せない。だから真希が大きく隙を作ったところにカッパと刀おじがダメージ入れにくる、と。
そして戦局的にも、精神的にも(自分が目指した姿に紛れもなく進化しようとしてる真希)追い詰められたところで直哉が人間の姿で復活!!
さらに即領域展開!!
この漫画、やっぱ領域展開出されるだけで無条件にうおおお!!ってなるからズルいよ。投射呪法の領域、どんな感じなんだろう。カッパの領域で中和できるのかな。

●大東京鬼嫁伝 2話
センターカラー!
あえての女の子無し扉絵。
逆に攻めてるな。
本編
ほぼ読切と同じだった1話を抜けてさあここからは読切には無かったエリア。いきなり下の大ゴマが見開きなんだけど割とTLのスマホ読者から評判悪そうだったな〜ここ。たしかにスマホ版だと右ページ→左ページ→下の大ゴマって順番では進めづらいよなー。難しい問題じゃよね。
それはそれとして今回は花札家の説明→バイトの手伝い。
花札家、やっぱお姉ちゃんが良いね。色々奔放で適当な性格の巨乳…!
家自体もなんかめちゃくちゃデカいし地下室もあるらしい。絶対今後何か出てくるなあこれ。
てか図解ページのじんた、お茶碗持ってそうな手なのに何も持ってないの作画ミスかな?
花札家の借金は300万。150万すでに返したとのことなので元は450万あったのか。…漫画の初期設定にしては少ないな…?なんか全然近い将来返しきれそうな…
てかこんな都心の一等地にデカい家あるなら土地ごと売れば一撃で返済して学費&マンションとかの家賃くらい賄えそうな…
で、後半はバイト。ウェイトレスまなかちゃん可愛い。中に来てるのが和服だから割烹着みたいになってるけど。
最後の方には窃盗犯。…まあバトル展開用エネミーですね。なんなら正体はもののけだろうな。
窃盗犯っていうしょーもなめの罪なのも今後パーティー入りする予感を感じさせます。
でもまさかスリ捕まえる展開で2話3話跨いでくるとは…って感じ。どこか詰めたら2話でとっちめて中身がまさかの美少女!?でヒキ…までいけたんじゃないかなあ…?
個人的にはそこまで大外ししてるわけじゃないけどやや不安な2話でした。

●SAKAMOTO DAYS 86話
グローブGETからの再び佐藤田先生へアタック。
佐藤田先生、体育館のド真ん中にTNT爆弾忘れてかないでぇ!?
からの戦闘。バスケットボール使った不意打ち→反撃受けてリングにシュートされる、相変わらずロケーション活かしたお洒落なバトルが上手い。
役立たなそうだったスクリームガンが佐藤田先生が生徒思いの優しい教師だからこそ刺さってるのも良い。
一見弱そうな晶が一番殺しの才能見出されてるのもアツい厨二くささがある。暗殺教室の渚くんみたいだよね。
そしてラストは晶の見出した隙の糸をシンが予見して利用!なるほど晶自身にはムリでもその手があったか…!
シンの能力あの手この手で活かしてくるなあ…!
サカモトデイズおもしれ…!

○アオのハコ 68話
菖蒲ちゃん、バド部のマネとして参戦!から。
お目当ては大喜じゃなくて遊佐くんだったかー。でも正直お話的に一番おいしくなるのは「最初は遊佐くん目当てで軽い気持ちだったけどだんだん大喜に惹かれていってガチの恋心を初めて知る」みたいな展開よな。ありそう。
…とか思ってたら早速大喜教育係になってるし。
クモ怖くてひっついてくるのあざといな〜!!高校時代にこんなんあったら一撃で好きになっちゃうと思うので大喜の精神力は大したもんよ。
それ見て虫嫌い克服しちゃう千夏先輩も大したもん。ムッとした顔かわいいね。
「私…戦える…」
はバトル漫画っぽくて笑った。
クモのくだりは最後にもう一度天丼するし。
悪い虫を撃退する千夏先輩、二重の文脈があって面白い。

○あかね噺 29話
センターカラー!
次マン3位ほんとすごい。めでたい。
扉絵は巻末作者コメントで語られてる通りブレックファスト•クラブという映画のキービジュアルのパロディ。
元ネタだと手前で寝そべってる人が紅一点なのにあかねをそこに持ってこないっていうね。
本編
可楽杯を終えて。
志ぐま師匠の家に帰ると掘り下げがまだだった兄弟子の阿良川まいけるが。
怖い人かと思わせてめっちゃ祝ってくれる気の良い先輩!!っていうのは掘り下げがまだだったからこそのスカし。
まいける兄さん、チャラいナルシストだけど労いはしっかりとやってくれたり三味線もさらっとやれるような芸達者なところを見せてきたり早くもキャラ立ったなあ。
宴だーーっ!!ってことでワンピースかと思ったけど勝利の後にお祝いが入るのはうれしいから良いね。
ぐりこ享二こぐまの3人も宴ムードでテンション高くて新たな一面って感じ。特に享二兄さんね。かっぽれだ!!
志ぐま師匠も怒られ発生かと思いきや男塾パロでノリノリ。志ぐま門下生の空気感良いな…好きだこいつら…となった長編エピローグ回でした。

○逃げ上手の若君 77話
後方の陣に岩松襲来…!から。
襲われてる女性が先週海野殿が妄想してた栄さんとか光さんなの細かい。
そこに救援の望月殿+亜也子と吹雪!
今週はこの望月殿のセリフが一言一言カッコよくて良かったな〜。
「お前の最後の運動相手は清潔感のあるおじさまだよ」とか「欲に忠実な奴は嫌いじゃないぞ」とか「側で俺の雑な戦いを見てくといい」とかとことん経験に裏打ちされた老獪な余裕ぶりを感じるんだよな。
そのまま亜也子は石塔とマッチング。顔がマジメすぎて痛鎧の人だったの忘れてたよ。デカく映るたびに笑っちゃう。
終盤は時行と弧次郎。
旗で騙してボス直行はテンポも良いし意趣返しもできて良い。
「自分の正義を強く信じて…」&最後に足利の旗を踏みつけにしてるのも、斯波孫次郎の「足利側が正義だもん」と対になって「正義は我らにあり」と主張してるかのよう。
てか孫二郎の苗字、斯波(しば)が欺波(ぎなみ)になってますね。これはふつうに誤植かな?

○アンデッドアンラック 126話
ラグナロクに際しての世界の様子から。
最近描写がなかったキャラ達が一斉に描写されてますね。
くるるはライブで一般人を元気付けてる?バニーは着ぐるみ脱げないから暑そう。円陣(不燃さん)は個人的にラグナロク耐久のキーパーソンとして期待が高まってます。
ムイちゃんはニコに目潰しされた時のまま。シェンから受け取ってるのはサマー編で出てきた回復の丸薬かな。
フィルは戦闘中。相手UMAマグマっぽくない?倒したと思ってたけど実は…的なことかな。たしかにマグマ(現象)が消えてないって話あったけど。
1pめ下はミコとクリード。もしや核爆弾連打か!?
トップ&一心はシールと交戦。一心かばってトップが倒れたんやろなあって感じだ。前ビリーから通話を受けてた時に空にヒビが入ってたけどアレはムーブを取り込んだシールだったのか。胸の札にMOVEって書いてある。
てかトップ内部からBOMBでやられたっぽいって言ってる人いたけどなんでだろ。煙出てるから?
チカラとファンは移動中。てかファンやっぱりまだ出番ありそうですね。
友才は家族と居るから微妙だけど。
テラーはマイクっぽいUMA倒してますね。名前だけ出てたやつから考えるとコールとかかな。
ルーシーは無事帰宅。タチアナビリーはルインと交戦中。
……情報量が多い……!
そして始まる最終戦争。
やっぱりループ者は円卓に座り続けてないといけないんですね。クソ仕様…
からのアンディのハグ!!
ジュイスがめちゃくちゃ驚いてるのおもろい。
ハグを通してアンディは風子を勇気づけたわけだけど、この後2人が再会するまでに46億年かかることを考えるとアンディにとっても風子成分補充みたいな重要なハグよな。
「またな!!」「うん!!」
ここ風子泣きそうなのを必死にこらえてる感じの表情でいいね。もう泣かない……!!って感じで。
そこにルナ降臨。黙示録が「アナタ様」って言ってるあたり神とルナと黙示録の関係性が謎だな。
案外神とルナ、ドラゴンボールで言うピッコロと神みたいな関係性(もともと一つだったけど悪と善で分離した)だったり…?
そしてラストにはいよいよ神ことサン降臨!!
やはりSUNとLUNAでしたね。しっかりどっちにもUNが入ってる。
これまで古代遺物のビジョンでちょこちょこ神のシルエットみたいなの登場してたけどまさかシルエットじゃなくてそもそも真っ黒いとはな。
全身ボコボコ泡立ってるのキメェ〜!
てか最後の見開き、奥に見えるのを地平線とするとサンのサイズ感イカれてんな!?
規模感も「この世界を肯定する者」という呼び名もラスボス然としててゾクゾクする。
残り10分30秒…!やっぱキメラアント編みたいな秒刻みの戦闘始まるんか…!?

○夜桜さんちの大作戦 145話
センターカラー!

いつもの画風と違って花札とかみたいな和風な雰囲気。
みんなウサギで可愛い。特に二刃お姉ちゃん。似合いすぎでは???
四怨お姉ちゃんはなんでウサミミ付けてへんの!??
辛三の膝ナッパだ…
本編
金級スパイ虎狼(フーラン)掘り下げ回。
美人のおば……お姉さんで嫌五はらしくなくもじもじ。
嫌五の師匠とか嫌五が憧れてて恥ずかしがっちゃうとかとことん嫌五の今まで見られなかった面を引き出す造形ですね。もじもじ嫌五かわいい。
いろんなスパイの先生で慕われてるとか、いろんなスパイのMの扉を開いたとかで掘り下げつつ、大量の桜坊を一気に仕留めるあたりでバトルもちゃんと強いことを描写。1話でうまいことキャラ立てしきりましたね。

てか前回予告で縦軸進むと思ってたけどそうでもなかったな。太陽と嫌五で捜索任務って書いてあったのにお買い物になってるやんけ!


●ウィッチウォッチ 76話
まさかのワンモアデニム…正気か!?
第一回、意外とウケてたのかそれとも篠原先生がやりたすぎただけなのか…
「注:文字多め回です」でもう(あっ、本気でやる気だ)ってなるのおもろい。
ぶっちゃけデニムは興味がないのでマジの解説部分は全然頭に入ってこなかったんだけど、ちょいちょい入るケイゴのリアクションが面白かったので最後まで読めちゃう。
案の定飽きちゃうのとかウルフのおかげで一日で成っちゃうのとかカンちゃんのツッコミとか、しっかりとオチつけてくるあたりさすがといったところですね。

●ブラッククローバー 337話
暴牛アジトにナハトが帰ってくるところから。ナハト、大人しくしてるようにってわざわざ言ってるのおもろい。犬とかちびっ子に言うやつだよそれ。
アスタが死んでるとは思えない!探すぞ!!ってのすごく黒の暴牛らしくていいね。早くノエルもここに入れてシャッキリさせてあげてほしい。
後半はアスタサイド。前回ヒキで助けてくれた人が早速出てきましたね。
ぱっと見ヤミに似てる気がするんだけどよく見るとそんなに似てないな…
髪型も全然違うし顔の輪郭も目も違う。やっぱヒゲのせい…?
思った以上に現状を色々把握してる様子。「見えるだけ」って言ってたけど千里眼的な能力なのかな?
ラストには龍頭龍彌という名前も明らかに。名前がガッッツリ日本だし日ノ国は思ってた以上にワノ国だった…!!

●僕とロボコ 104話
ボンドがモテまくる回。
タコパってシチュエーションと組み合わせることで「自分のたこ焼きを食べさせたい=好き」をわかりやすくしてるの何気に技巧派だなあ。
読者視点キャラと思ってたルリちゃんがボンドを畳に埋めたとこで爆笑したし、ヒロインたちだけじゃなくて最終的に男子も含むみんながボンド奪い合うめちゃくちゃさが最高でした。
でもボンドの性格見るとこうなることに納得感しかないのがキャラデザインの妙だよな〜。
抜け出してきてからのボンド、太ってるのにイケメンすぎるだろ……

●マッシュル 123話
エピデム戦決着。
ドットの自戒人設定については忘れてる人もそれなりにいそうですし改めて説明入りましたね。急に覚醒したわけじゃなくて前からあった要素なのよ。
決着に相応しく「シーシュポスインクラネイション」もカッコいいしそれに対するドットの無限砲台みたいなフォルムもめちゃくちゃカッコいいな…
エピデムの回想、それっぽい回想なだけで中身は完全に意味不明なプリン狂いなの好き。最後までキャラ性貫いたね。
魔力の限り再生できる設定のおかげで本当に「100回死ね」を達成できたのもアツいし。
ドットはやっぱり生きてたし。
缶バッチが守ってくれたって言ってるけど先週オリハルコンめちゃくちゃ貫通してなかった!??
……まあいっかぁ!!

●高校生家族 101話
突如として幕を開けた生徒会選挙編。
光太郎に文句言いにいくユキカナ、うわ〜女子のこういう嫌な温度感ある〜…って妙なリアリティある。
ただそれに対し啖呵切る光太郎がすごい真っ当にカッコよくてかなり応援したくなっちゃう。「俺はどんなやつがきてももう動じない自信がある…!!」カッケェ……
その後の選挙活動でも光太郎は地道に正々堂々、春香は頭脳を活かして小狡いやり方…と差別化。ここでも光太郎応援する気持ちになっちゃう。
てか「サブリミナル…!?」のコマ笑っちゃうよこんなん。
ラストの夫婦パートもおもろいし。「二人に…!平等に愛情を注いできたんだっ!!」シリアスすぎだろ。
出たい顔からの「これ以上オレ達を困らせないでくれ…!」も笑ったし。
両親が立候補しないのは残念だけどそれでも相当おもろいな。

○読切 大いなる散歩
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。作者は2020年12月期JUMP新世界漫画賞作品『スキン』を描いた鈴木陸士先生。
本作はゾンビになってしまった友人、ブルースを治すために旅をしている青年ディックのお話。
一番の見せ場はソフィアとの対立とそれに対するディックの答えなんだろうけど、正直イマイチ面白さが分からなかった。
何か問題が解決したわけでも良い事が起きたわけでもなく…最後まで見て「え?終わり!?」って感じだった。
漫画自体も、前作『スキン』と同様に構図とコマ割りが非常に分かりづらくストレスを感じた。
異常に小さいコマがあるのは15ページ読切だからかと思ったら前作でもそうだったのでおそらく手癖?タブレットで読んだわたしですら読みづらかったのでスマホで読んだ人なんかはほぼ潰れて何描いてあるか分からなかったのでは…?
構図も同じキャラの位置が奥に行ったり手前に行ったり右に行ったり左に行ったり…383ページの銃撃シーンとかかなりやばいな…前作よりはマシなってるけど……
読者のことを意識して構図を練ってほしいなと思いました。

○PPPPPP 48話
ソラチカの演奏。
目の鍵盤の数多っ!!レイジロウやミーミンよりも高いレベルにいるってことだろうか。
初っ端から見開きを5連打してくるというあまりにも大胆な演出…!
ぶっちゃけ400〜405ページは差分って感じなのでちょっと手抜き?とも思ったんだけどここのヒキのアングル畳み掛けのおかげで406,407のラッキー2人の見開きがグッと惹きこまれたので、う〜ん…演出すげえ!にさせられた。
そして運くんによるソラチカの演奏の解説。
要は"空っぽだからこそ聴く人の深層心理に働きかけて、その人が一番信じているものと絡み合うように訴えかけてくる"と。「空っぽ」ってのが空ともかかってるし強キャラっぽくて良いね。
ラッキーがソラチカの演奏の中で出会ったもう一人のラッキー、めちゃくちゃ楽上に雰囲気似てるな…
目も音上の鍵盤アイだし…
これがソラチカの好きな「君」ってやつか。
てか次号1周年めでたい!巻頭は貰えなかったけど特大カラーだしまあまあまあ…!

○ALIENS AREA 14話
豊(仮)襲来、明菜死亡…!の続き。
"改造兵装 形象•火天"、めちゃくちゃ厨二でいいね〜!大好きそういうの。
豊、めちゃくちゃ煽ってきたりこの後飲み行くとか言ってたりキャラ立ってるな。辰己がブチギレてるのにも感情移入できる。
辰己、何もできなかったしトラウマ想起するしズタボロだ。
救援に来た銀次さん、すごい手慣れた感じ&自分が現場対応して写楽に辰己と話させるのが「デキる先輩」って感じして良いな…
そして終盤の辰己と写楽のやりとり。
辰己の激情、「仕事仕事仕事って…仕事かよ!!」(ちょっと面白い)に対し「うむ 仕事だよ」って哀愁たっぷりに返す写楽さん。ここ辰己と目を合わせられてないのが写楽さん的にもなんとか割り切ってる部分なんだろうなって感じして切ない。
その後のセリフも公務員としてのド正論で写楽のキャラ性出てるし、最後の1ページで「刑事もの」ってところに着地しつつ感情殺してる写楽怒り悲しみ色々ない交ぜの辰己の対比でシメ!
…完璧じゃん……架空刑事物語として成熟してるやん…!めちゃくちゃ面白いぞこれ…!
サブタイも皮肉混じりでオシャレで好き。

○すごいスマホ 18話
うお掲載順…!心配だ…
それはそうと本編はボーケンの正体当て。
前回までの情報だけで当てていくかと思いきやここからさらに情報を引き出していく攻略法。
カード全部並べる大ゴマ、いろんな情報を検討してる演出としていいね。
"身近な者の死"、"死のもつれ"とすマホ所有者全員に大きく関わりのある重要情報でボーケンを正体当てどころじゃなくさせるのも縦軸と振り返り同時にできててスマート。こういう情報の使い方進め方、サスペンスらしくて良い。
最後のボーケン名乗りと仲間GETめちゃくちゃ爽やかだし読み味すごく良かったな〜。


次号
週刊少年ジャンプ42号

表紙&巻頭カラー
ONE PIECE
最近ただでさえ毎週面白すぎなのに表紙&巻頭ってことはさらにヤバい何かが飛び出してきたりすんのかな…?

センターカラー
ギンカとリューナ
2話なので。世界観の広がり期待。

PPPPPP
運の演奏始まるとこでヒキそう。繋ぎのタイミングになっちゃった?

SAKAMOTO DAYS
なんか体感カラー久しぶりな気がする。

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