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【#WJ4・5】週刊少年ジャンプ2023年新年4・5合併特大号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ新年4•5合併特大号の感想を語り合おうぜ!【ハンタまた休載…!!】
https://www.youtube.com/watch?v=3M_jekftTIc

アンケ1:高校生家族2:ギンリュー3:アンデラ


●表紙&ポスター


ウタ紅白出場記念?の集合表紙!
みんなお揃いのジャンプTシャツ。
と思いきや一郎は制服で空飛んでるの何!?
アンデラは新ループ風子とアンディ二人でマイク1本だしよく見たらアンディの手の上から風子の手被せてる!?
前の方ほど人気作なんだろうけどゴン2列目か。まあウタが1枠持ってってるからな。
あとWポスターズルすぎ。
『真冬の千夏ポスター』で普通に(お〜アオハコっぽい淡い色彩いいねぇ)ってなってたのに次ページで『極冬のロボコポスター』が完コピしてきてるの絶対笑うやん。しかもロボコの方だけ雪エグいし。
とうとうその号の中でパロりはじめた。ロボコの普段の芸風の賜物ですよこれは。
電子版なんかはもくじ見てるだけで笑えてくるの強すぎるだろ。

●僕のヒーローアカデミア 376話


巻頭カラー
人気投票結果発表巻頭カラー!
結果発表、なんで231Pとかいうクソ遠い場所に置くんだ…
投票結果。やはり1位は爆豪!2位のデクと3位の轟くんを足しても届かない「圧倒的な1位」がかっちゃんらしい。本編の内容も票数に拍車をかけてただろうなー。
あとお茶子10位に入ったおかげでTOP10野郎のみにならずに済んでよかった…
イラストは何回目かのRPG風。デザインセンスも作画コストもえげつねえ……絵うますぎやしないか……?
個人的にはかっちゃんの不敵な表情、髪型がいつもと違う轟くん、いつもよりムチムチな気がするお茶子あたりが特に好き。
本編
巻頭カラーながらも本編は短め9P。
内容としても今この戦場に誰がいるかの現状確認みたいな感じでしたね。
そしてあらためて見てみるとやっぱ荼毘とトゥワイス(トガ)の影響範囲イカれてるな。
A組4人合流は希望の香りがする。
エンデヴァーvs荼毘、ホークスvsAFOのマッチングが組まれてますね。てことはA組4人組はトガちゃんとになりそうかな。
ホークスの「俺たちのNo.1」、エンデヴァー強火ファン(エンデヴァーだけに)って感じでいいねぇ。普段飄々としてるあのホークスが余裕も論理もなくパッションで言い返してる感じなのもいいな。

だいなま
本編が短かったからか何なのか謎のオマケがついてる…!
手榴弾のレバーをしっぽに見立てたデザイン普通にかなりグッドデザインだよな。
なんかくやしいけどちょっとかわいい……!
#1ってことは#2が……あるのか……!?

●僕とロボコ 119話


ボンドと円ちゅわんの初デート回。
……もしかしてアオハコに被せてきた???
合併号でボンドがポンコツになる現象に「合併号症候群」って名前がついたのもウケるし、ゴリモツが大真面目になんとかしようとしてるのも笑う。
いつもツッコミのボンドが合併号症候群回ではボケに回るのおもろいんよな。今回もずっと頭おかしいし。
カップルって言われて赤くなる円ちゅわんがあまりにもかわいいし、ラストはジャンプ読んでないのにジャンプトークに付き合ってくれるのあまりにも良い子すぎて真っ当にデート回のときめかせ方じゃん……ってなりました。
オチおしゃれで好き。

●ONE PIECE 1070話


ルフィvsルッチから。
ギア5の戦闘、とにかくコミカルで楽しそうだなあ。超ふざけてる。
セラフィムも大暴れ。S-シャーク、地面に波起こして範囲攻撃してるしやっぱ魚人にスイスイは理論値すぎるって。
で、スイスイの能力についてもフランキーによるツッコミ。
セニョールピンクはやっぱ死んでなかったし、ベガパンクは超人系の能力だけはコピーに成功してる、と。
前回アレ何?って言ってたセラフィムが腕に着けてるやつ、これが悪魔の実の能力をセラフィムに付与してたんですね。グリーンブラッド……人工血液か。S-ベアとS-スネークは元となったくま&ハンコックと同じ能力だけどS-ホークは何の能力なのか気になりますね。今回は確認しづらいけど前回見たらしっかりS-ホークも着けてる。S-シャーク同様えげつないシナジーの能力なんだろうな。
再びルフィの戦闘。クソデカい顔面でハプルボッカ(モンハン)みたいな攻撃。パイプをプロレスのロープみたいにしてるのは超人系の覚醒に見られる現象(周囲の物体にまで影響を及ぼす)な気がするんだけどヒトヒトだから動物系のはずなんよなー。幻獣種だから?
ルッチの「意識が飛びそうだ」はギガントピストル食らった時のセルフオマージュですね。こいついつも意識飛びそうになってんなとか言われてて笑った。
てか優しいハンコックって言われて照れまくりのS-スネークかんわいっ。セラフィム、戦闘中でなければ意外と普通に自我ある感じなのかな。
結局戦桃丸はダウン。最初にルッチが『意識がある内はおれ達が「セラフィム」を操れねェんだ』って言い方してたから気絶してるだけの可能性もあるけど、CP0がわざわざ生かしておくか?という気もするので生死は半々くらいかなあ。
セラフィムの指揮権はCP0に取り返され、さらに黄猿と大量の軍艦まで襲来しそうでかなり雲行きが怪しくなってきましたね。無事脱出できるのか。
……てか今回ナミさんずっと口悪かったな……

●SAKAMOTO DAYS 101話


神々廻、四ツ村撃破……のその後。
南雲……!四ツ村を引き上げて自分の手足として使おうとしている……しばらく出てこないと思ってたらここでか……!
タイミングも狙いすましてるし周くんを飴にも鞭にも使ってくるのエグいな〜。
四ツ村使って赤尾の死について探るつもりっぽい。読者視点でもどこまで信用できるか分かんない南雲だけど赤尾坂本との仲は真実であってほしいよな。
あと神々廻と合流してからのやりとりはマジで南雲vs神々廻やるのかと思ってかなりびびった。マジっぽすぎんだもん雰囲気……!まんまと騙された〜南雲ってこういうやつだわ〜〜
京都の次は京。除隊正式決定はそれはそうって感じ。むしろ遅いまである。
マイページログインできないの笑った。殺連、そんな感じなんだ……
ただ最後の京&坂本のレスバトル&戦闘開始はキマりすぎててやばい。
「安心しろ 映画は好きじゃない」「天国にも映画はあるらしい きっと好きになる」「殺し屋は天国にはいけん」このやりとりいくらなんでもカッコよすぎじゃないか??

○呪術廻戦 208話


極小うずまきで九十九致命傷…!から。
ここで九十九じゃなくて脹相の掘り下げあるのよく考えたら独特よな。
謎空間でバーテンやってる天元完全に笑かしにきてる。悔しいけどおもろい。
三兄弟で呪霊としての生き方を選んでしまったことを後悔する脹相。そもそも虎杖の存在は最初は知らなかったわけだし結果論だから仕方ない面もかなりあるけどな〜。
ただこの掘り下げがあったからこそ九十九が「生きろ 今度は"人"として」って脹相逃がす部分の存在で九十九の散り方のカッコよさが段違いに上がるよ。
てかこのセリフ、虎杖に対する「後は頼みます」に近いある種の呪いでもあるのか。
九十九の最後の切り札がブラックホールってのも特級に相応しいヤバさ。正直先週までの九十九は特級にしては地味だなーって感じだったけど、なるほどブラックホールの生成が可能ってんなら文句なしの特級だわ。九十九のセリフごと呑まれていくような描写好き。
結局羂索はブラックホールからも生還。実は重力じゃなくて反重力とかそれが虎杖香織の術式とか情報量多いよ!!
ラストには天元も羂索の手に堕ちてバッドエンド。あれ、これダメじゃね…?
羂索の目的:天元と人類との同化
(存在が呪霊に近い状態の天元を呪霊操術によって操作し人類と同化させる)

○夜桜さんちの大作戦 160話


アニメ化決定記念特大センターカラー!
カラー見開きとそれに至る流れで3ページ。「自分で直してねお兄ちゃん」の後の1コマジワる。
見開きはド派手だしキャラ同士の関係性も出ててめちゃくちゃ良いな〜!
何気に「見た目は銃だけどクラッカー」をあらかじめ示すことでこの構図を作りながらも炎上回避してるの上手いね。
全体的に凶一郎が中心かと思いきや四怨と嫌五は辛三をイジるのが好きって感じで分かれてるの好き。
六美ノースリーブえっちだ……
ジャンフェスで発表あったせいでお祝い自体は先週やっちゃったけど改めてアニメ化めでたい!
本編
百、最後の作戦……というところに新キャラ襲来。
亘(あさ)さんというらしい。全体的に色が白いし毛も薄いな。
凶一郎の「俺の開花が止まった…!?」ってセリフ的に、開花をキャンセルする力とか開花に匹敵する何かしらの能力持ってそう。
「夜桜を創った者」ということで「夜桜」についての更なる深部に話が踏み込んでいきそうな気配。
あと今回は凶一郎が太陽を護りながら「六美の夫に手を出すな」って言ったのがかなり印象的。
「六美の夫」っていう六美基準の言い方は凶一郎らしいけど、太陽のことをあの凶一郎が「六美の夫」だとハッキリ認めて口に出したっていう驚きがある。
最後は兄弟全員揃って夜明け──だけど、謎は多いままだし、手放しにヤッターとは言えない幕引きになっちゃったな。

○アオのハコ 83話


松岡を振り切って。
「もう少し1日長引かせませんか」はえらいぞ大喜。松岡追っ払わなかったのは悪手だったけどこっから挽回してくれ。
2人が来たのはめちゃめちゃ景色が綺麗なたっかい建物。下調べの甲斐あったなこれは……!
大喜のムーブによって自然に1話の再現入ったのも読んでてグッと来た。
「次は何を持たせてくれるの?」
このセリフも1話とほぼ同じ。1話セルフオマージュ大好き侍なので刺さるぅ……!
2人の雰囲気も相当いい感じ……と思ってたら
「俺 千夏先輩に言いたいことが」
やるんだな!?今 ここで!!
──と思ったら告白キャンセル……ッ!
先週から話題に出てたユメカとものすごいタイミングで遭遇。見た目はぶっ刺さる人いそうなステキな感じだけど、なんかすごい煽ってくるじゃん!??
松岡といい、行く先々で嫌な奴に遭いすぎでは!?

○暗号学園のいろは 6話


学級兵長選抜編。
なんで逆から読んだら横書きが縦書きになるんだ……??
今回の本題はQ8ではなくその次。
ジグソーパズルからの暗号解読。
ジグソー×暗号×2人分で四重奏ってわけやね。じゃあチームいろは坂は六重奏じゃねーか!
で、どえれえピース数のジグソーに呆然としているところに"3人目"の絣ちゃん。要は"動作が速いから総当たりに強い"って強みのあるキャラだ。面白い造形。
もしかして謎解きに役立つ様々な能力の特化キャラが今後も出てくんのかな。
ラストのQ9はもう全然わからん。
いろはのやつだけは五十音のあいうえおかきくけこが繋がるつくりなの分かるけど。てかいろは毎回五十音テーマの問題解いてるねえ。
ただ問題全然わからなくてもまさかの朧さんもカンニング眼鏡所持者だと!!
眼鏡のデザインふざけすぎなのも面白いけど、展開自体も2人目のデスノート所有者登場みたいな面白さあるな。

○ブラッククローバー 346話


日ノ国に五頭龍襲来……!!
予想してた通り龍禅七人衆(五人)が対処。全員が頭一つずつを潰して五頭龍瞬殺。
華蔵閣銀之丞守冬:雪
大岡大左衛門:土
刎ヶ辻浄蔵:風
伊万里小鞠:雷
夜見一花:闇
と各々の属性も分かりましたね。全部1人は使い手が既に出ている属性だけど、それだけにどれも理解しやすい。
伊万里ちゃんのキメゴマの股間周りえちえちすぎる。
てか五頭龍VS七人衆もしかしてこれアネゴVS魔神と全く同じ構造か??

●イチゴーキ!操縦中 5話


前回ヒキで出てきた生徒会長登場。
唇の描き込みあっさりめだったらもっと好みだったかも。
今回はこの会長との鬼ごっこ。
会長スカートの中ノーガードで、だらんとしてるからモブから中見え放題なのなのえちち。
最後イチゴーキのお陰でひとり立ち?できてるけど、他人任せじゃなくなったとなると個性失ってそう。
まあずっとああだと動かしにくいし作画コストもバカにならないんだろうけど。

●ウィッチウォッチ 91話


センターカラー!
メインキャラ7人。乙木家+ネムはわかるけどモモチもここに入るんだ……
もしかして描きたかっただけ……?
本編
クイックイック30倍速でのモイちゃん修行回。4人の鬼の師匠もガンガン掘り下げられる。
やっぱり女師匠が年代的には一番古いっぽいね。
「この姿でお相手しよう」のとこはホントにモイちゃんと同じリアクションしたよね。でかくなれるんかい!
仮面の師匠、正体がランの親父はさすがに予想外でびびったね。めちゃめちゃ当事者やん。
修行後のモイちゃん、髪も目もいつもとなんか違うしガタイ良すぎて違和感あるしかなり別人感ある。でもオチで服着たらいつもの印象だ。着痩せするタイプなんやね。
もっとクイックイックでモイちゃんorモイちゃん以外の4人が困るとこ見られるかと期待してたからそこはちょっも残念かな。

●人造人間100 4話


鬼殺隊に攫われたあしびの元に、No.100見参!!から。
1話の時点で100が最初から最強だからどう面白くするのかが大事みたいな話してたけど、「人間を殺さずにあしびを取り戻す」「できる!?どうやって!?」「そもそも本当に人間殺さないを守れる!?」って、単純なバトルの勝敗じゃない部分に焦点当てて面白さ出してくるの上手いなー。解決策も予想外かつダイナミックで痛快だったし。
それでいてラストにはあしびと100の旅路を根底からひっくり返すような情報……縦軸?が出てきて、意図的に隠してた情報がバレて明らかにクソ焦ってる100が面白すぎる。コイツ!!
単純な情報の開示にとどまらず、しっかりとメインである100が話を面白くしている感じがあるのがすごく良いな。

●あかね噺 44話


蘭彩歌うらら独演会は結局禄郎兄さんの高座見せるイベントとしてスキップ。
いよいようらら師匠からの指導へ。
志ぐま師匠に教わってた時と同じようにカラオケでの指導だけど、部屋の選択にセンスの違いが出ててちょっと面白い。
ここ最近あかねのすごさが出る機会減ってた感じだったけど久々にすごみ出してきた。でもあかねならではの武器ってそういえばいまだに無いから「集中力がすごい」みたいなふんわりした感じになってるな。
このエピソードでその辺も見つけるのだろうか。
「ブツブツ」と「なんて集中力なの!?」であかね上げておいての最後
『あかね、花魁似合わない!!そりゃそう!!』
で落とすの笑っちゃう。
わかっててやったうらら師匠いい性格してるわ。

●一ノ瀬家の大罪 7話


成人男性とデートする詩織を見かけたので翼と中嶋で追跡!
中嶋が援交とかも考慮した常識的な疑念を抱えてるのに対し翼はピュアというか呑気というか……あえて気づかないようにしてる…?単純にデリカシーがなさすぎるだけか?
じゃないと本人に直接言ったりしないよな……
翼的には兄として気にかけてるつもりなんだろうけどどう見ても絶対突っ込まれたくない部分なのなんて考えなくても分かるじゃんね。
ラストにはさらに詩織の部屋解禁。壁には一面にうさぎのぬいぐるみがみっしりと。みちみちすぎるし中学生にしては幼いのが妙に不気味だ。
これワンチャン翼と同じように壁にめちゃくちゃ何か書いてあるのを隠してたりするのかな。
全体としては尾行シーンはコミカルで楽しかったし家族のギョッとする情報開示もあったし割とこの作品に求めてた回だったかも。
強く頼まれると断れない中嶋、ヒモを養ってしまうタイプだ。

○読切 残り火


第104回手塚賞準入選作品ということで、初読切で初本誌掲載かな。
作者は白川蔵先生。
人間の女の子と母親代わりの龍の物語。
ドラゴンだけどテーマはバトルではなく愛。母子のドラマをブレずにしっかり描き切りました。
寿命差のある異種族間の愛の物語というと大昔からある一大ジャンルですが、そのジャンルに対する一つの解答を作者なりにしっかりと突き詰めているのが感じられたのが好感。
それを描くためにはこのテーマである必要性があるのも自明だし、画風も世界観と脚本両方にしっかりと相性良く噛み合っていて、持ち味を活かせてるなと思いました。
最後の3ページのやりとり、かなりグッとくる……。
お見事。

○アンデッドアンラック 141話
ジーナ覚醒!から。
風子がジーナきっかけで戦うことを決意したまさにその気持ちがそのまま新旧ジーナにちゃんと届いてるの泣ける。
そしてページを捲れば炸裂、不変剣!!
前周であんなに手こずったオータムをフェーズ2にすらさせず一刀両断なの強すぎる。天も地も裂いてるし。もうジーナ一人でいいんじゃないかな。
オータム討伐成功で元に戻った風子のみぞおちに突き刺さるジーナのタックル。
「友情は時を超えても不変」
がしっかりまた風子に伝わって風子が涙ぐんでるの良いな〜〜。本当に時を超えてるよ友情。
からの「ヤッ それヤッ」→上目遣い、ジーナちゃんかわいすぎない!??
なにげに新ループのジーナを「ジーナちゃん」と再定義してくれたおかげで旧ジーナを「ジーナさん」として公式の呼び分け方がハッキリした感がありますね。さすが爆速で「アンデラ」という略称を決めて統一した作品だ。
組織本部に帰ったらジーナさん風の服と髪にしてみたジーナちゃん。見た目の印象こそ大きく変わるものの言動や表情は変わらないの描写がうまい。
ただシノラーは正直わたしもまだ物心つく前だからよく分からないっす……(ジェネギャすまんやで)
そういえば前回の「モテピ」は「モテアピール」を意味するジーナさんの造語だったらしい。公式Twitter漫画で語られてました。もはやオマケでの補足前提でやってないかそれ!?
で、魂の口径(ソウルキャリバー)でイチコの魂を引っこ抜く風子(引っこ抜くて)。
「またケンカしてる 止めないと…」を聞いて「じゃあ丁度いいね」で魂抜くの若干サイコ入っててジワる。
イチコの身体から魂抜ければ身体休ませられるんじゃね?は前々から考察されてましたが、魂の口径で素直に実現してきましたね。幽体離脱会得フラグも立ったんで不眠によるイチコ短命問題はとりあえず解決と見てよさそう。
というかさらにここに"眠ったイチコ見て号泣するニコ"っていうカップリング要素で意表をついてくるのビビるよね。こんなにサクサクテンポよく色々カットして進めてるのにここはカットしない。愛の漫画やでほんま……
そのあとイチコに見られてるの知ってツンデレするのとか作戦会議でもいまだ涙目&鼻水なのとかただでさえ高いニコさんの好感度がさらに上がってしまう。この人もかわいっ……
ラストにはボイド捕獲作戦が早速始動。ボクサー時代のボイドさんの描写、前周回に繋がるような傲岸不遜さとプロスポーツ選手らしいサービス精神がマイクパフォーマンスから伺えて短いながらも無駄のないキャラ描写だ。
ここに乱入する風子!!
め、めちゃくちゃやりやがる……!!作戦会議中のニコの「それまともな作戦か?」は完全にフラグだった……!!
この笑顔で次々無茶やる感じ、かなりアンディっぽいやり口だよな〜!
この後は体術身につけた風子がやりあう展開でも、TV中継見てスッ飛んできたファンがあてがわれる展開でも面白いし無敵だ。
てか今週だけで オータム討伐→イチコ不眠問題解決→ボイド捕獲開始 まで入ってんのおかしくない??展開が速すぎる。マジで初期の頃のキレだなこれ……!

○逃げ上手の若君 92話


「直義(ただよし)は戦下手…!!」ズコーッ!!の続きから。
いきなり頭にウンコ載せられてんの不意打ちすぎて笑う。
ただ、本当に「戦が下手」ってだけで、自分にそんな欠点があることも織り込み済みで大局の組立ができるくらい頭脳明晰なんだよな直義。
戦はできる者に任せ、自分は戦に勝つための下ごしらえとしての舌戦を単騎で挑むと。
前回のヒキからこんな格の上げ方してくるとは思わなかったよ。
というか戦下手の自覚があったからこそこの最終局面で自分にできない軍師をやらせるため斯波くん育ててたっぽいよな多分。
「戦が下手」なら自分は戦以外の全てで勝って、結果自軍が戦に勝てるようにすればいい、と。こういう将の在り方もあるのか。うーん面白い……
ちなみに今週の解説上手の若君は本編でも触れられていた鎌倉の防衛についてなんですが、相当ぶっちゃけたこと話しててこちらもかなり面白いです。
「だってそう言え、ってテレビの方たちに頼まれたんだもの」
すげーこと言うな……

○HUNTER×HUNTER 400話


・旅団

ノブナガ、フィンクスフェイタンと合流。考察でもかなり言われてたけどやっぱエイ=イの若い衆はフランクリンいれば一掃できるって結論になるんだ。ヒソカと合流した時もなんとかしてくれるらしいし冷静にフランクリン強すぎな。まあシンプルな範囲攻撃だもんな。
・タイソン王子
結局男性なのか女性なのか。まあ性別はどうでもいいっちゃどうでもいいか…?
洗脳能力付きの教典とかいうのが念獣のビジュアル含め怖かったけど、本人の性格としては本当に愛に生きる乙女といった感じなので安心寄り……?
まあ洗脳って戦わずして相手を無力化可能な能力という捉え方もできるしな。
・カチョウフウゲツ
2人の船脱出に失敗し、
カチョウ死亡→能力、二人セゾン(キミガイナイ)によって幽霊化
というところから。脱出計画を推し進めていたセンリツはその事実を知ってショック受けてる。
カチョウ、自分が死んだのに切り替え早くて肝座ってるな〜。
センリツの演奏(ガチれば聴いてる人を3分釘付けにできる)を利用しようとする王子たちとその誘いにどう返すかという会議。真面目眼鏡ことカイザルは………
「センリツ君 僕は君が好きだ」
!!?!?
どうした急に!!?
センリツはセンリツで「非能力者を偽った操作系の使い手であることは確定ね…!!」とか言ってるし。まあ今の自分のビジュアルにかなりコンプレックスあるみたいだからねセンリツ。無理もないけど……
ただ物語的には本当にただ惚れてるだけだったが一番面白いんで、「普通に惚れてるけど心音がまっっったく揺らがない変人」であってほしいよ。
まさかの新カップリング発生にほっこりしてたらお次はフウゲツがえらいことになっとる!!
邪霊……?ってなに……!?って感じだけど念獣とかいるし雑な死後の念みたいな感じか?
第3王子はコインを渡したら持ち主が複数の条件をクリアすると複数の効果が出る能力。なんもわからん。なんもわからんのでとりあえず配ってる。面白い。
第4王子側からは代理のおじさんが。心音で容疑者から外してるけどそれこそ操作系の支配下にある可能性もあるしなー。代理人ってことはかなりそれが躊躇いなく実行できるよね。何より第4王子ってあのツェリードニヒだし。

……と今回の掲載はここで終了。またしばらくの間休載に入ります。
休載入るのに滑り込みで気になる情報の洪水やるのやめてぇ!?
前回で終わってた方がキリよかったかこれ!?クソォォォウ!!!
というか次からは掲載形態変えてくって書いてありますね。週刊少年ジャンプの枠ではない掲載方法使ってくってことなのだろうか。ぶっちゃけ売上ブーストのための聖域だと思ってた(実際それをするだけの価値がある)(ハンタ連載再開きっかけでずっと定期購読するようになったって人結構見かけるし)けどそんなことやっていいんだ……

○大東京鬼嫁伝 17話


引き続き兎皮姉妹とのバトル。
正直かなり興味が失せてきてるんだけど、助っ人みゃーことか返り血めっちゃついてるのに爽やかウインクで登場するまなかちゃんのカットとかはかなり好き。
ほんとに終始バトルなのでもうこの作品はバトルものとして読むのが正しいのかもしれない……ほんまか?
一応バトルものだったら最後らへんのじんたの台詞は素直にカッコよかった気はするな。

●高校生家族 116話


将棋部ディズラー!
1コマ目から全然かわいくない偽ミッキーで笑っちゃう。
ジェットコースター、全力で楽しんでる春香とけっこう怖がってる葵ちゃんかわいいね。
からの突然のシリアス。そっか……清司たちは3年だからもう引退なのか……
清司いなくなるの冷静に嫌すぎるんだが?????
でも春香部長引き受ける返事激軽で笑った。でもなんか春香も葵ちゃんも将棋部での日々が楽しかったんだなって思うとちょっとホロリと来るな……
からの帰りのバス。
なんと前回ヒキでチラッと映ってたパンケーキの人こと桐生五冠(前は三冠だったのに増えてる…)とここでエンカウント。
春香の真後ろに座ると……
春香から漂うらせんと、「9六歩」……!!
もっかい言うときの「9六…歩!」の圧すごい。
それに殺しあいのらせんが背中から出ることを、プロを真後ろに座らせることで活かしてくるのうめえ…!
バスで偶然居合わせるというシチュエーションから、口頭のやりとりだけで将棋を指し合う、将棋のめちゃくちゃカッコいいやつやってくるとは……!
そして一人また一人とバスを降りていく演出。これ、一人一人の人生と将棋の関係の暗喩なのかな。
葵ちゃんは高校いっぱい、上野と倉本は大学いっぱい、清司は社会人になってもしばらく、そして桐生五冠と春香は死ぬまで……みたいな。
一度は「降りるぞ」と声をかけたものの全てを察して一人去る清司に哀愁を感じる。天才とそうでない者の壁があるかのような……
でも上着は春香にかけてくれてるんだよね。優しい。
「降りられない」ってのは螺旋から、戦いから降りられないというミーニングもあるんだろうな。
とか言っといて最終的に普通に蹴り出されてるの笑う。そりゃそうだよ普通に迷惑だもの。
ただラストには「封じ手」としてこの時のセーブデータを春香に託す桐生五冠。「強き女子」と今度は覚えてもらえて……
これ絶対将棋編最終回でプロになった春香がタイトルをかけてこの時の続きやるやつやん……!!
学生将棋選手権編、先輩たちの引退試合をやりつつ、将棋部の今後、春香の将棋人生の今後─と話を繋げて締めくくり、かなり満足度の高いエピソードでした。相変わらずジャンルの美味しい部分を濃縮還元するのが上手いなあ!??
アオリもディズラー、部活、将棋の今週の3本柱を綺麗に織り込んでいてかなり良い仕事でした。脱帽。

●マッシュル 138話


マッシュvsドゥウム。
引き続きめちゃくちゃやってるけどまぶたで白刃取りは中でもとびっきりすぎて面白い。んなアホな。
「体の中で一番硬いとこ それが肘」
も、(そ、それはそうかもしれんけど…!)って思わずツッコんでしまう。
そしてラストはいよいよ全力のドゥウム。魔法ももしかしたらセコンズサーズ出るかもしれんしようやくドゥウム戦終わりそうかな。
瞬きで剣止められるのに目に砂は入るんだ…ってオチ好き。

●PPPPPP 63話


ソラチカのオリジン──天才ラッキーとの幼き日々の話。
キッズも読んでるジャンプで「サンタは親」は(いいの!!?)ってなったよね。すごいことするな。
音で知った色んなことの中に「セックス」あるのもビビるし。妙に攻めるなあ!?
ふつーに子供としてはしゃいでるミーミン、ファンタ、ドンかわい。
てかサンタ真実口走ろうとしたけどファンタがまだサンタ信じてるの見て「つみき」って言い直すソラチカ、こんな小さいのに色気すらあるな……
で、ラッキーとの連弾。
「へえ あはは そうなんだ」のフキダシ、初読のときは普通にラッキーが言ってるものだと思った(ソラチカと同じ感覚を味わわされた)んだけど、よく見たらラッキーからじゃなくてピアノからフキダシ出てるんだよね。この表現、アニメでも小説でも実写ドラマでも出来ない漫画ならではの表現って感じでかなり良い。
その後もラッキーとの連弾のたびにピアノを通じて天才ラッキーとやりとりするソラチカ。
「死は最高の未知」ってのは天才ラッキーからの受け売りだったのか。
ただ、天才ラッキーは「知らないものは恐ろしい」を前提にコレを言ってるのに対して、ソラチカは「知らないものは面白い」だから受け取り方が真逆になってるのか奇妙で面白いところ。
どれだけたくさんの面白いものを知っても死ぬまでには知りきれないことがたくさんあるということは、ソラチカにとって言うならば虚無そのものだったんだろうけど、そこに「死は最高の未知」が彩りを与えてくれたってことなんだろうな。
言ってることは頭では分かるけどでもやっぱ変なヤツだな〜ソラチカ。
ただなぜ天才ラッキーをこんなに好きなのかはわかったぞ。

●ギンカとリューナ 16話


ギンカvsシェヘラザード。
ギンカが身体を切り離したり形を変えたりできるので戦いに無限に変化が生まれてて見応えある。
そしてギンカは戦いながらずっとシェヘラザードは「見えてない」って話をしている。これ先週ギンカ登場時にリューナも言ってたフレーズだ。
プライドが高く自分本位すぎるシェヘラザードは自分以外に価値を見出してないし自分を疑うことがないから、他者を見た気になってるだけで本質的には見えてないってことなんだな。
それを分裂→潜伏→不意打ちというギンカの闘い方と重ねて描写してるの上手い。「6…いや…100体かもよ?」好き。
ラストに弟子のアネモネの魔法で転ばされてるのも文字通り"足元を掬われてる"わけで、さらに先週ヒキでのギンカの「その頭下げさせてやるぜ!」の通りにアネモネに土下座するような形になってるの構成が綺麗〜〜!!
あんなに高慢でムカつく存在だったシェヘラザードを全員が見下ろしてる構図気持ちよくて最高ですね……!
ちなみに途中話に出てきたロッククラブってなんだっけって思って読み返したら4話に出てきてた。もはやだいぶ前だな。
ロッククラブ:洞窟編、4話で登場。透明化して獲物に近づき麻痺毒で動けなくした相手を頭からむさぼる。

●次号
週刊少年ジャンプ新年6•7合併号


巻頭カラー
ONE PIECE
本編では敵陣が体勢整った感じなのでいよいよ本格的にドンパチ始まりそうかな?

センターカラー
逃げ上手の若君
まだレスバな気がする。口喧嘩でも"逃げ"をやってくれるのか。

読切 ラックラック
しまぶー…!ラックバトルってあるしラッキーマン的なやつかな。運(ラック)ビガー……

読切 あやかしトライアングル
ジャンプ+からの出張!出戻り出張でしかも出てってからそんなに日が経ってないパターンって珍し。立ち回りむずそう。

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