見出し画像

【#WJ6・7】週刊少年ジャンプ2023年新年6・7合併特大号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

↓配信アーカイブ
ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ新年6•7合併特大号の感想を語り合おうぜ!【新年一発目!!】

https://youtu.be/TluFaxTY87w

アンケ1:逃げ若2:高校生家族3:いろは

●表紙


新年迎えていよいよ受験勉強もスパート!ということで集合表紙のテーマは受験生応援!
みんなの合格祈願グッとくるな〜いいな〜。
わたしの受験のときにもやってほしかった……
にしても虎杖の「呪」のハチマキは……いいのか……!?

●ONE PIECE 1071話


巻頭カラー
ウタ紅白出場のラストにバーンと出てきたイラストですね。アレはインパクトあったなー。原作絵じゃん!!ってなったよね思わず。
紅白歌合戦の紅組白組とは逆に男性が赤、女性が白の服着てるの、攻めてるとも配慮とも解釈できる。
みんな笑顔で国民的番組とのコラボに相応しい晴れやかさやね。
本編
今回は色んな場所の描写。
飛んだくまの行き先は赤い港。赤い土の大陸の麓ってことは200年前の赤い土の大陸をよじ登ったロボットの話をなぞってるのかな。
エッグヘッドではCP0vsベガパンクたち。
ルッチ、「個人的にルフィを四皇と認めてないので海軍の『四皇と許可なく交戦するな』は無視してオッケー!」なのムチャクチャすぎるだろ。赤犬かわいそ……
シャカとリリスの絡み、正と悪だけに優等生と不良の絡みって感じでなんか…いいね…王道関係性って感じで。
島内にいるもう一人の味方って誰だろ。話し方とかからたしぎって説が濃厚らしいけど。
フロンティアドーム解除したのも誰なのか気になるし。また別の敵が内側に入り込んでる?
ラストは怒涛のヒキ連打!
カク大好きだからゾロvsカクも気になるし、キッドがエルバフに……!?とかガープvs黒ひげ……!?とか。
情報量多いなあ!!?

●SAKAMOTO DAYS 102話


坂本vs京。
冒頭の映画は『ローマの休日』。真実の口、現地に行くと意外とアッサリしてるの分かる。
京の回想、映画怪人としての思想の根底を短い尺で説明しつつやっぱり理解はできかねる狂気っぷりも両立させる絶妙な塩梅だ。
そしてバトルは次々迫力ある大ゴマ連打されて気持ちぇ〜〜!!
あんま言ってる人いないけどレーザーの間を縫っての応酬超かっけえ。
もちろんシルエット投影はロケーションの活かし方うますぎで感動すら覚えるかっこよさだし「Hasta la vista, baay.」で実は坂本も映画好きだったってオチもお洒落だし綺麗すぎる。
しかもこのセリフの引用元の『ターミネーター2』は佐藤田先生が好きって言ってた映画(坂本はそのセリフ聞いてないけど)だし、合気を使って勝ったあたりもかなり佐藤田先生へ贈る勝利という文脈が乗っててさらに強い。
大佛神々廻がハードル上げてたのをしっかり超えてきた感じあるな〜。SAKAMOTO DAYS最強漫画すぎる。

●呪術廻戦 209話


米軍参戦!な回。
羂索と裏梅がいるのは風景からして禪院家の懲罰部屋、真希が覚醒したとこですね。てことは後に出てきたハエの集った死体は扇のっぽい。
で、メインの米軍vs呪術師。懐かしい顔ぶれがいっぱいだけどしっかり描写があったのは麗美と黄櫨折(はぜのきいおり)くらいか。羽場(プロペラおやじ)に至ってはナレ死してる。麗美、普通にザコくてかわいそかわいいね。
黄櫨(これがそうなのか?って言ってるやつ)はマジで誰か思い出せなかったんだけど、伏黒vsレジィの時に眼球爆発させてたやつか。いたな。
羂索が米軍を参戦させたねらい、泳者の間引きとかレベルアップとかそれくらいのふわっとしたイメージだったけど、呪霊に殺される前提で呪力を結界にプールするためかー。なるほど。
よく考えたら現代兵器じゃ術師にはワンチャン勝てても呪霊には絶対勝たんもんな。
てか軍vs術師は「言う程盛り上がんない」って、うすうす思ってたけど本編で直々に言っちゃうんだ…
地下から上がってくる呪霊怖すぎてちびる。
ラストは虎杖組。虎杖のスタングレネードへの対応めちゃめちゃスマートだ……素人じゃねえだろこれ!?
高羽は相変わらずずっとふざけてて最高。ものの3ページ程度でどんだけボケんねん!


●僕とロボコ 120話


ロボコ百人一首をやる回。
ロボコを褒める歌の数々、ロボコらしさ全開で良い。
後半のマジパートは何か元ネタがありそうな雰囲気だけど調べても出てこない……もしかしてそれっぽい雰囲気出してるだけかコレ……!?
「クセになってんだ音消して動くの」ルームシューズが当たり前のように絶対欲しい景品として機能してるのよく考えるとおもろい。
しっかりと真剣勝負の緊張感描写できてるのが逆に笑っちゃうな。
最後飛ばしたカルタがさりげなくロボコの額に刺さってるのかなり好き。
「標準」じゃなくて「照準」でしょ!校正校閲の人〜〜!!!(96P)

○僕のヒーローアカデミア 377話


デクVSAFOサイド。
そうか黒霧解放ってことは物間も急襲されるよな。
AFO個性発動解禁はやばすぎ。
しかもスケプティックのハッキングも成功してるしもうなんかあっちもこっちも終わり感出てるよ……
ってところにラストまさかのラブラバ登場!!
サブタイの「ここに至るまでの連なり」、完全に敵サイドの話かと思ってたらここにかかってたのか……!
そうよなヒーロー側の連なりも負けないくらいあるよな…!
これが逆転の狼煙になるか……!

○アオのハコ 84話


デートしてたらユメカさんなる嫌な女出現!すげー嫌味言ってくる。
でも彼氏くんがめちゃくちゃ良識的で「良い彼氏……!」ってなった。
たしなめて謝ってくれる……
結局大喜は告白チャンスを逃し二人は帰路に。
「肩あたってる肩あたってる」は
(え!?あたってなくない!?どゆこと!?)ってなった。怖。
中盤にはクリスマスの布石を置きつつ針生先輩を通してユメカさんをちょっと掘り下げ。
それで大喜に基礎知識だけ身に付けさせたら早速歯医者で邂逅という展開の速さ。
ジャンプは神速を尊ぶので良いね。
てかまってユメカさん普段は地味系なん!?
デート中はあんなカースト上位の表情も性格もキツめの女子みたいな雰囲気しといて!?ギャップ!!
すきかも……(ちょろい)

○イチゴーキ!操縦中 6話


イチゴーキがウイルスに感染して風邪っぽい回。
しょっぱなの悪質なやつの出オチは好きだけど、それだけかなー。
正直その後は操ちゃんがあんまり面白くないので凪だった。

○読切 ラックラック


『世紀末リーダー伝たけし』『トリコ』『ビルドキング』の島袋光年先生、通称しまぶーの新作。
前々作前作と"食運"とか"ラックビガー"とか運という概念を使ったバトルが好きだった印象でしたがとうとうメインに持ってきましたね。
『とっても!ラッキーマン』みたいなとにかく運が良いのを活かしたギャグバトル的なやつかと思いきやバトル自体には運絡まないんだ。
「武運」みたいに運にも色々な種類があるのとかは面白そうな設定だったけど結局スタンドバトルの域を出なかったな。
主人公が動画配信者なのも無理矢理今っぽさを出そうとしてるのを感じるけど正直「運」っていう主題との関連は感じられなかったし、いまいち全体的に設定が噛み合ってなくてチグハグな印象。
でも敵を倒すと細かい粒になって散る演出は良かった。作画コストエグそう。
あと最後ラックラックのチャンネル登録者が2人増えててゲスくんとその妹が登録してくれたんだなってのがサラッと描かれてるのも好きでした。

○人造人間100 5話


いざ鬼殺隊…改めモートセーフへ。
モートセーフの見開き、なんかじっと見てるとしょっぱくないか…!?
組織の本拠地なんだしもっと盛ってもよかった気がする。
ちなみにモートセーフってのは墓地の死体を盗難から守るための仕掛け…らしい。良いネーミング。
で、今回の本題はあしびを別室で治療しながらのモニタリング。
前回言ってた「全ての人造人間を倒さずとも〜」の真相は人造人間の縫合を行うNo.1の存在。No.100と対になるであろうNo.1が重要ポジなのはアツい。
ただNo.100はキャラ的にNo.1と敵対関係にはならないだろうからどう転がるか全く読めないのは面白い。
なんならNo.1、実質博士みたいなもんなので究極の肉体に限りなく近づいててNo.100より強くなってる可能性まであるラスボス候補よな。
そしてあしびのいないときのNo.100の恐ろしさよ。普段はテンション高めだからこそ"素"の不気味さ、人間との相容れなさが際立つね。
それでいてラストはあしびがそれを知った上でなおNo.100とすら対等に戦えるように覚悟ガン決めしていくというシメ方。
バディものっぽいのにバチバチ不穏で分かり合える気がしないの珍しい読み味で良いねぇ……!

●あかね噺 45話


『お茶汲み』習得に向けて。
時間もないし感覚も全然掴めてないってことで相当行き詰まってるな。
兄弟子たち(こぐま、享二)との話でもいまいち進展なさそうなんだけど何か伏線あんのかな。
花魁の格好するのもあんまり意味なかったし、うらら師匠に言われるがまま尾崎とデート……わかりやすく振り回されて空回ってるな〜。
うらら師匠のデート発言も言葉通りデートさえやりゃいいってんじゃなくて恋愛経験積めみたいな話だろうしそもそも半分以上冗談で言ってそうよな。
ただうらら師匠何の参考にもならないままなのもどうなんそれという話なので何かしらわかりにく〜くヒントは出してくれてると思うんだけどどうかなー。
ラストのコマのあかねかわいくてすき。

●一ノ瀬家の大罪 8話


翼vs詩織(?)から。
翼、いいって言ってるのに「俺に相談しろ」の一点張りで、挙句勝手にイライラして詩織を小馬鹿にするみたいな物言いかなり嫌だなあ。
空回って独り善がりになってる気がする。自分が「良い兄」ぶりたいからそうしてるだけで本当に詩織のことを考えてるようには見えないというか。
自分の兄だったらマジで最悪だろうなって感じする。構うなって言ってるんだから構わないでくれよ。
最後にはまた追っかけてきて、とうとう直接援交相手にまでコンタクトとるという……うーむ……
本当に心配するならまず詩織の事情を把握するのが先では?
やむにやまれぬ事情があってやってるんだろうから援交だけやめさせても根本的な解決にはならんでしょ。
まあ父親が話に絡んできたのとかは変化がついてて良かったかな。
あと最後らへん背景めちゃくちゃラブホ街なの嫌すぎで良いね〜。

●ブラッククローバー 347話


七人衆(五人)vs聖騎士。
空間魔法と攻撃魔法のコンボで回避不能攻撃を急に湧かせるの無法コンボって感じだけどさすがにそれで3人もやられるのはガッカリ感高いなあ!?
残る二人は"幻影獣"の餌食に。
華蔵閣殿、無間氷牙も切り抜けてるし幻影獣も蛙コワイ程度だから地味に格高いな。
トラウマ発掘で一花の過去も判明。
一花がやらかしたのをみんなで隠してる──ってのは予想通りだったけど、その原因の鬼魂丸は大分ムリヤリだなあ。もーちょいドラマがあると思ってた。
五頭龍復活も合わせて絶望感すげ……ってなってたところにラストはアスタ参戦!
ややモヤってたけどアスタでヒキは強制的にテンション上がる感じある。
修行も済んだってことだろうしそろそろ日ノ国編も脱出してほしいところ。

●読切 あやかしトライアングル


ジャンプ+からの出張!というか帰還!
1/9からアニメ放送開始(もう!?はや!)なのでこのタイミングで出張してきたと。
どういうやり方してくるのかなと思ってたけど答えは「設定説明とかは特にせずとにかくサービスシーンとキャラを出す」。う〜ん、正解!!
着装したらマイクロビキニだったところ、めちゃくちゃテンション上がっちゃった。マジで最低限の面積のエロ忍者マイクロビキニ、最高すぎる。
マイクロビキニという存在、結婚を前提にお付き合いできるレベルで好きなんだよな……
個人的には恋緒ちゃんの出番がもっと欲しかったけど、まあ今週のMVP(マイクロビキニを仕込んだ)なのでよきかな。
最後の最後にこの作品はすずが一番ヤバいんすよってのをぶち込んできたのも良かったね。
巻末作者コメント的に何かしらの検閲にひっかかった雰囲気を感じたので、単行本収録時にはラストのすずは全裸にリボンのイラストに挿し変わってると予想。

●暗号学園のいろは 7話


引き続き頭脳破壊の四重奏編。
眼鏡、思ってたよりみんな持ってた……!
みんな凍にもらったってことでいいのかなこれは。てか今更だけど「大きな声じゃ言えないがね」は凍(=小声)だからってことか。(ほんとに今更)
で、解凍編。行ごとの塊はダミーで本命は他の人の暗号と重なる部分だったと。「ロゼッタストーン」まではたどり着けてる人いたみたいですね。
ただいろは曰く「違う気がするな〜〜それも!」とのことで。
"四重奏"なんだからさらに他の人の暗号とも重ねてみる。
ここでチーム戦なのに普通に他チームに協力仰げるところとか、「まだ違う気がする」みたいな正解に対する嗅覚とか、じわじわといろはの持つ強みが頭角を現してきたね。
最終的な答えとしては例題のQuestioN→AnsweR と同様トータス→スタートとするのが正解と。伸ばし棒のお陰でただのアナグラムじゃなくて最後にひっくり返すって工程に必要性が生まれてるのか。なるほどなあ。
あの意味深な例題もこうやってしっかり回収してきて満足度高い。
まあロゼッタストーンからトータスに辿り着くのは前回までの情報だけだと無理だから読者が解くのはロゼッタストーンまでで良かったんだろうな。なんなら別にそんな真剣に解かなくていいよって話しな気もする。
最後視覚(眼鏡)に対する嗅覚って言葉遊びも西尾イズム溢れてて良いね。
濃くて面白いぞ暗号学園。

○アンデッドアンラック 142話


風子がボイドに宣戦布告したところから。
ボイド、前ループの影響で無愛想そうなイメージだったけど悲劇に見舞われる前の今は全然違くてびっくり。
風子を自分のファン(一般名詞)とみるや即座にガウンにサイン書いてプレゼントってサービス精神旺盛すぎるな!?
でもよく見たらなんでそんな書きづらいとこに?って所にサインしてるのジワる。
ファン扱いされすぎて涙目の風子めちゃめちゃかわいいな……
ここ最近の風子は風子さんって感じだったけど久しぶりに風子ちゃんって感じ。
にしても「セイチーズ!」のとこのボイドさんあまりにもデケェな。手のひらのサイズエグない?風子も小柄な方とはいえ手のひらが顔面2つ分くらいデカい。
あと「否定能力発現には悲劇がセット」ってのは作中で名言されたのは初めてそう。まあ大小あれど概ね全部そう…か……?
本気の風子に対し殺気を放つボイドさん。
よくある殺気の演出ではあるんだけど顔殴られる大ゴマが大ゴマすぎたしただの殺気だったのがわかるの次ページだしでけっこうびびったぜ。
一瞬ピリッとしたもののそれでもダメだというボイドさん、ボクシングに対する考え方を語ってます。
「最高にシンプルで公平なエンターテイメント」……語ってる時のボイドさんの楽しそうなことよ。それだけに不可避付与されてボクシングに公平性もエンターテイメント性もなくなってしまった後のボイドさんがやさぐれていくのもわかるってもんよ。
そこから風子の凄み?で「カメラ止めろ」に。風子の方の「止めるな」はジーナたちに言ってるという側面もありそう。
ギリギリで拳を躱してボディに一発。マジで風子さん強くなったな。
でもよく考えたらここで不可避顕現してたらめちゃくちゃヤバくなかった??コワ〜。最後の方ではかすっただけで脳みそグワングワンとか言ってたし。そら直撃したら死ぬわな。
結局ここの交戦で気に入られてきちんと戦えることに。ややこいところは記憶改竄装置でチョチョイと。これあると一気に色々省略できて便利よな。
前回乱入したけど、そこから正規(?)のマッチングを組むことになるのが個人的には意外でした。
ストーリーの進み的にはここ最近のハイペースからしたらゆっくりめだった(次回の表紙&巻頭に向けての調整かな)けどその分ボイドさんしっかり掘り下げて好きにさせてくれたからよかったかな。
ボイドさん、髪型もオールバックだし笑顔だとすごいアンディに似てるときあるよな。

○逃げ上手の若君 93話


センターカラー!
お正月らしくカルタ。札はことわざモチーフみたいですね。逃げ若キャラたちがことわざ絵本みたいになってるのかわいい。
「け」は「喧嘩するほど仲が良い」とか?
「お」は「鬼に金棒」だろうけどキャラは誰だろう。
玄蕃の絵の「泣きっ面に蜂」が玄蕃の顔面に叩きつけられてるの芸術点高い。
本編
時行と直義(ただよし)の舌戦。直義の格の高さを史実で底上げしてくるの歴史ものならではでいいねえ。
時行の反論が"仕込み"であることすら看破してくるの実際かなり格上感あるし、仕込まれていること自体を「時行は大人に操られてるだけの子供」「一体どこに正義がある」と繋げてくるのも強いし。
「南北町鬼ごっこ 金鬼 足利直義」神々しくて勝てる気しない演出いいねえ。
ただそれだけにここからの反論がアツい。
・「私情を挟まない公正な政治こそ足利の正義」は今の後醍醐天皇の政治にツッコミを入れない時点で矛盾してる
・わかっててそれに触れないのは謀反を起こすつもりだからとちゃうんか!?

と史実的にも正しさのある理屈で揺さぶってからの子供ならではの主張の仕方
「そんな奴私なら気持ち悪いし大ッ嫌いだ!!」
がめちゃくちゃスカッとして最高。
「今よりずっと酷い戦乱の世」も戦国時代を予言してて史実通りだし、今この場ではただの私情のはずの時行の論理が、史実を絡めることで読者視点ではめちゃくちゃ説得力あるように見える描き方テクすぎる。
マジで歴史ものであることを最大限活かした作劇だよ。
松井優征、すげー……
直義、北海道プテラノドンに鼻噛まれてるの笑う。

○ウィッチウォッチ 92話


特殊なバラで拘束されててんやわんやな回。
モイちゃんとニコが拘束されてラブコメ展開……と思いきやさっさとケイゴに代わってギャグやりだすのおもろい。
ソース手に取る→やっぱいいか とか晩飯のくだりとか笑ったけど一番笑ったのはやっぱケンタウロスかな。
パッと見のインパクトでも笑うんだけど、よく見たらカンちゃんの頭部異様にガッチリ固定されててそれでまた笑っちゃう。
全然分からん説明とかもキレあるなー。
ただ個人的にはオチのミハル&ジキルはBL匂わせがわざとらしすぎてちょっと拒否反応出ちゃったな。この2人の組合せは前からそういう節ある。
まあバラってBLの隠語として昔から使われてるけどもね……

○ギンカとリューナ 17話


シェヘラザード戦後。新キャラ2人の顔見せ回。
魔術学会学長でありギンカ含む上級魔術師たちの師匠のメトセラさんと、その従者?のロック。ロックは厳密にはどんな立ち位置なんだろう。今のところ印象悪いけどこれはだんだんとアゲていくタイプのやつだな。
上級魔術師たちが大概ろくでもない&ギンカの欠片を持ってるので順次ぶちのめしに行く…という感じで構造が整えられた感がある。新章開幕までがテンポ速いのはいいことですね。
あと今回は学長に照れるリューナがめちゃくちゃかわいかった。「?」「?」のところとか「同じだよ」のところとか。
「へっ…この見た目でよく言うぜ!」(420P)はどういう意味か分からんかったな。

○マッシュル 139話


ついにドゥウム10割!
禍々しい演出の割にはシュッとしてるデザインやね。アンデラのスポイルにちょっと似てるかも。
マッシュと互角のフィジカルに加えて魔法で分身も作れる。つよい。でもこれ分身はあくまで分身であって実体は無いってことよね?なら実はそこまでピンチでもない説ある。
地面ごと持ち上げて重さで判別するの幻影の見極め方として普通に賢くて感心しちゃった。

●高校生家族 117話


運び屋さんこと花沢先輩の進路の話。
前半は真剣に進路に悩む花沢先輩の話なんだけど後半一郎が出てきてから空気が一変。
そういえばそもそも一郎が今高校通ってるのって中学卒業即就職だったからだったな……
なんで卒業後を実体験伴って相談できるやつが後輩にいるんだよ……!!
しかも花沢先輩の両親、変な詐欺で捕まってたんだ……「運び屋」ってあだ名割とニアピンじゃねーか!!
一郎、すごい真剣に相談受けた末の「オレを見ろよ…何も気にしてないだろ!?」の異様な説得力の高さと(まあそうだけどさあ……!!)の気持ちで感動と笑いが同時にくる。ずっと敬語だったのがここだけ外れるのも妙にグッとくるんよな。一郎、光太郎相手の時より父親してるな……
って思ってたら花沢先輩の「両親」に対して「…ああ…詐欺師の…?」って!
そうだけど!言うな言うな!!
不意打ちで笑っちゃった。
てか光太郎の「俺らは両親がいて恵まれてるんだなって思いました」それ本人に向かって言う……!?

●PPPPPP 64話


難解!!!!!
総括すると楽音が蝶調の墓参りに行く回、か。
最初からずっと楽音が過去を思い出しているシーンなんだな。
蝶調と一緒に買ったペンダントに、結婚指輪を仕舞って(ピアノが弾きづらいから?)。
ずっときれいになっていくと思ってたラッキーの演奏、そうでなくなって思わずビンタしてしまった掌、去っていくラッキーと蝶調。
そしてソラチカからペンダントを返してもらって改めて墓参りに行く、と……
480〜481Pの見開きは今の楽音の心象なんだろうな。ぐちゃぐちゃになってて、ピアノのことを考えようとしてるけどそれでも蝶調との思い出がつい浮かんできてしまう、みたいな。
このための楽音と蝶調の出会いエピソードだったんだな。しんど……
ラストはそういえばこちらも墓参りに来てたラッキーと楽音の邂逅。ぶっ倒れてるし色んな意味でどうなるんこれ?

●夜桜さんちの大作戦 161話


百戦からの帰路で日常回。
洗脳とかイマイチすっきりしない決着とかでちゃんと夜桜兄弟も空気が微妙なの個人的に良かった。これでなんかあっさりすっきりしてたら逆に違和感あったもんな。
嫌五のキャラ、こういう時に普通ならネタにしにくい不謹慎なとこ使ってふざけられるの強いなー。黒二刃と洗脳顔。
久々の日常っぽいわちゃわちゃ感で和ませつつ、後半は太陽の悔しさも描いてしっかり締めるとこは締めていく……
って感じだったんだけどラストの六美の巨乳で全部吹っ飛んだわ!!!でっか!!!!!

●大東京鬼嫁伝 18話


お風呂からのラーメン屋。
お風呂シーン、せっかくのサービスチャンスなのに全然サービスしない……!
もう恥ずかしがってる場合じゃない掲載順だぞ……!!
後半はラーメン屋。
店主が、ダルい→実は悲しい→結局ダルい…という、どういう印象に持っていきたいのか分からないキャラ付け。
無理に詰め込まずお風呂回をみっちりやればよかったんじゃないのかって感じするなー。


●次号
週刊少年ジャンプ8号

表紙&巻頭カラー
アンデッドアンラック
3周年突破!ビッグ企画気になるね。アニメ続報とかもあったらいいな。

センターカラー
アオのハコ
ユメカさんのカラーが見れそう。ウインターカップ目前はヒキになってるのか…?

あかね噺
尾崎とのデートとかいうすごいところでカラーきたな。

夜桜さんちの大作戦
予告曰く日常回。最近シリアスだったから助かる。

この記事が参加している募集

#マンガ感想文

19,720件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?