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【#WJ40】週刊少年ジャンプ2022年40号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ40号の感想を語り合おうぜ!【大東京鬼嫁伝開始!!】
https://www.youtube.com/watch?v=qAAo99KXmMA

アンケ1:アンデラ2:すマホ 3:エリエリ


○大東京鬼嫁伝 1話

2021年23号に掲載の同タイトルの読切版を経ての連載。当時も連載で読みたいって言ってたのでうれしいですね。
表紙
女の子のかわいさを全面に押し出しつつ派手さと画力の高さもしっかり出てて期待させる表紙。
巻頭カラー
読切版には無かったまなかちゃんが東京駅に着くシーンから。見開きにはこれから出るであろうキャラも何人か描かれてますね。待って、猫娘っぽい子ちょっと好みすぎるな…!?腋……!!
「はっじ / まるのです」なぜ分けた…?
本編
読切版と90%くらいは同じ内容。
ipadとスマホで同時に出して比べながら読んだらマジでほぼ同じでした。
ただ変わってた部分はというと、コマ割りや構図をキャラの表情が分かりやすいものにしてあったりだとか、連載に際してじんたがすごく苦労してるという身の上を強調してあったりとか、地味に細かく色々変わってました。
じんたの体質が読切版では「稀血」でそれ鬼滅と全く同じ名前同じ設定だけど大丈夫?って言ってたのが連載版では「神血」になってたりとかも地味にありがたい。設定周りだとじんたの髪型、姉妹の名前と見た目なんかも結構変わってたかな。
あとカッパ娘…蛙って言ってた…?まあカッパみたいなもんか…?の髪色が黒から白髪になってたりとか。
さらに事件解決後の展開はガラッと変わってましたね。入浴シーン入れてるの新連載として人気に貪欲で個人的には好感持てるし、うっかり契約で同棲に強制力持たせてるのもとりあえずじんたが気にするであろう細かい諸々をぶっ飛ばす強度の設定で良いんじゃないでしょうか。
今のところ女の子がみんな可愛いのでそっち路線にかなり期待ですね。猫娘早く出てほしい。
逆にバトルにはあんまり行き過ぎないでほしいかな。いつでもシフトできるようにはしてある感じだけど。
それにしてもドロンが終了した瞬間に「もののけ」とはな……

○呪術廻戦 196話
丸々一話カッパ回。
相撲とれると分かったカッパのうれしそうな顔好き。マジでただただ相撲好きなだけのやつじゃん。
ちょっと真希視点どんなやつか全く分かってないのに承諾するの迂闊すぎん?とは思うけど。
カッパの領域に相手の承諾も必要だったり、相撲を取るのに性別は関係なかったり、立ち合いでの変化(真正面からでなく回り込んだりするやつ)(搦手なので興行的には好まれない)(火ノ丸相撲で見た)も平気でやったりするあたり、本当に純粋に楽しく相撲を取りたいだけなんだなってのがわかる。
ひいては相撲を通しての身体と身体、魂と魂のぶつかり合いで相手のことを知るのを楽しみたいのかな、と。
2連見開きでの説教、かなり呪術廻戦で繰り返し語られてる概念な気がする。世界と一体となる…みたいな…
ちなみに四十八手みたいなやつは葛飾北斎の『北斎漫画 相撲』が元ネタらしい。
ラストは相撲を通じて真希パイまさかの吹っ切れ。すげー爽やかな顔してるな…禪院家滅した時は思いもしなかった爽やかさだ…

○あかね噺 28話
引き続きあかねと一生の対談。
今回は一生の思想の話からですね。
「落語の未来を憂いている」
「娯楽にあふれる現代、落語家に求められるのは大衆を振り向かせる強靭な芸」
「だから自分の芸すら信じられない弱い落語家はいらない」
うーん、落語に真摯であればこその考え方で一本筋が通ってるな…
落語という文化の第一人者であればこそのスケールの大きい視点で格が高い。
ただそれでも他人の弟子を破門にするのはやっぱりやりすぎ…とか、破門にされた落語家の芸を好きだった人もいた…とか一生の視点からだと漏れてるミクロな要素があかねとぶつかり合う部分になってますね。
一生の考えを聞いて「よかった」となるあかね、あかねの宣戦布告を聞いて「私もよかったよ」「望むところだ」とする一生、どちらの「よかった」もカッコよく格が高くて良いし、ここまで実力のある大御所に啖呵切るあかねの主人公性、そしてそれを真っ向から決して馬鹿にせず受け止めて望むところだとする一生のラスボス性どちらも輝いてた。
後半ではひかるもからしもちゃんと落語家の師匠に弟子入りするような描写もありこの2人もライバルとして続投するみたいでワクワク。
「器に足る資質」とかいう気になるワードも出てあかね噺、おもしろ……

○高校生家族 100話
100話記念特大センターカラー!
4ページってすごいな!
家族の木、光太郎だけ初見なの笑う。
見開きはいろんなキャラが大集合。清司やっぱ手震えてる…
てかハドソン、ポチタTシャツ着てるの何!?
あと左上いつもの謎の飛行物体いるな。
本編
カラー4ページ目に続き生徒会長の話。
すごい真面目そうな会長が春香のポスターで「はわぁ!!」ってなってんの良い。その春香はなんか✨キラキラ✨とか言ってるし…大丈夫…じゃなさそう……
西くんに相談するパート。
「春香ちゃんと直接対決するのがこわいのかい?」でバーチャルアマゾネスがスタンドみたいになってるの何!?
後半はまさかの現会長と光太郎のコンタクト。今まで光太郎のこと可哀想…って初期の読者と同じ目線で見てくれるキャラいなかったから新鮮だ。
会長、嫌味言ってるのかと思ったら素直に光太郎のことすでに好きになってて好感度上がる。
「君はそんな個性のそばにあっても…折れない男だよ それはすばらしいことだ」すげー良いこと言うじゃん…
そして光太郎が生徒会長選挙に参戦。
このあと一郎と静香もなんだかんだ参戦しそうな気がするんだけど、それ想像しただけでも愉快すぎるな……

○僕とロボコ 103話
遠足おやつ選手権〜!!
普通にYouTubeの企画にできそうな回きた!
ルールが妙に厳密なんだけど特売品はレシートで証明ってルールのおかげで特売って言っとけばなんでもあり感が軽減されてる。
千鶴をチュートリアルに各々の個性と戦略性あるお菓子チョイスを見るのシンプルに楽しい。
一旦突破のガチゴリラ、智略と豪華さのモツオ、ジャンプのボンド、全無視のロボコ…
ロボコが生徒じゃないのをすごい上手く都合よく使ってるな〜。
モブクラスメイトとかケンコバにもスポット当たってたのもちょっとうれしい回でした。

●SAKAMOTO DAYS 85話
周と坂本さんの追いかけっこ。
1p目の周くんのセリフ正論すぎるな。
坂本さんの変装を現状唯一見破ってくる周くん格が高い。
そして見破られたのでもう明らかにボンッってなっても良い→格上のはずの坂本にマスターキー取られる隙ができる と繋がるの無駄がなくて上手いなー。
そして今回はこの階段のアクション!
パース効いた上からの図に手すり大破壊の見開きどちらもカッコよすぎる〜!!やっぱ構図力が頭抜けすぎてる。
その後は用務員のおっちゃん。周くんと同じく変装を見破ることで一発で只者じゃない感出してくる。さらに周くんの祖父COでダメ押し。今後この人も何か絡んでくるのかな。
てか「似てるか…!?」のとこ、坂本さんのメガネ描き忘れてますね。
最後はスラー側も色々動いてる。データバンク以外の目標も立って、クラブジャムだけじゃなく京も始動。
周くんはちょっと揺らいでそうだしどう転がっていくかな。

●ブラッククローバー 336話
ルシウス襲撃後。魔法騎士団会議。
アスタ死んだと思って絶望顔してる3ヒロイン、ちょっとこう言っちゃなんだけどすごい"イイ"ですね……
団長の皆さんもアスタの話で悲しんでるものの情報共有から現状の分析までする冷静さはさすが団長って感じ。
その中でヤミ団長の口数の少なさと吸い殻の多さね。
てかユノめちゃ強くなってるやん!上位悪魔の集団瞬殺て。
でもアドラメレクの「あの人間があんなに強くなってるなんてね…」は正直アネゴだと思ったよね。
そしてラストはまさかのアスタサイド。読者視点では早くもこっちを描いて一安心させてくれるのありがたい。
謎の人物出てきたけど和装っぽいし植物も松っぽいしワノ国編…!?
てかヤミの生まれ故郷かな?(日ノ国)

●読切 恋するワンピース
『守れ!しゅごまる』の伊原大貴先生がしゅごまるを描くにあたって休載したもともとジャンプ+で連載していた作品の出張版。
今回のテーマはワンピースカードゲーム。ワンピースってコンテンツも恋ピ休載してる間に色々いじりがいのありそうな展開してますからね。ブルーオーシャンですよ。海賊だけに。
でそのカードになぜかジャンプ本誌のアオリをつけるという魔改造。
ただ最初の方は良かったんですが、他作品のアオリつき始めてからは無理矢理イジりにいってる感があってイマイチハマらなかったな…。必然性を感じないというか。冬はパーカー着がちは面白かったけど。
でもしゅごまるでメンタル落ち込んでたっぽかった&久しぶりの恋ピ(厳密にはワンピースマガジンとかにも読切描いてたっぽいけど)だったのに慣れ親しんだ恋ピの調子を見られたのはよかったです。
ジャンプラでも恋ピ本格復活しないかなー。
最後「恋するワンピース…おわり」のバナーのアイコンがヴァン・オーガーだったの、なんで!?ってなってウケた。

●アオのハコ 67話
センターカラー!
しっとりとした塗り、大人っぽいセクシーな雰囲気で良いイラスト……なんだけど誰っ!??
千夏先輩!?雛!?どっち!??
髪型的にどっちかというと千夏…かなあ…?
本編
花恋さんちお泊まりの続きから。
千夏先輩、「猪俣くん?」にハッキリ「…うん」と答えるの意外だ。
…と思ってたらその後が「まだそこまでではないかも」うーんイメージ通り!でも"気になる"に入れただけでもかなり進歩としては大きいな。
その後は千夏の恋愛観と、恋愛観って人それぞれで色々あるよねーって話。花恋さん、「噂立てられる時点でナンセンス」とは厳しいな。まああくまで付き合う前の段階の話なんだろうけど。これも含めてそれぞれの恋愛観。
で、千夏と対極の恋愛観をもつ存在として満を辞して菖蒲ちゃん登場!
まさか花恋さんの妹とは。
なるほどこの位置なら千夏とも既に知り合いでおかしくないし新キャラだけどすぐ馴染みそうではあるなあ。
最後の方は体育館。雛ちゃん健気にコツコツ好感度貯めてて健気で泣けるな…
そうこうしてるうちに新ヒロイン来ちゃったが…!?菖蒲ちゃん、明確に今までのヒロインで一番胸が大きい……

●夜桜さんちの大作戦 44話
四怨お姉ちゃんと金級スパイG(ギーガ)の掘り下げ回。
冒頭水かけられてる四怨お姉ちゃんえっちだ。
Gと四怨お姉ちゃんもっとギスギスかと思ってたら一緒にゲームしてたりするあたり思ってたより仲良しそうで微笑ましい。それはそれとして煽りあったりハッキングバトルしたりはするけど。
権平先生の手つき的にG顔バレしたらたぶんめちゃくちゃ顔良いんだろうな〜とは思ってたけどやっぱりでしたね。めちゃんこかわいい。
顔見られて恥ずかしがってるのがとくにかわいかったかも。

○逃げ上手の若君 76話
海野vs渋川。
海野殿の自己強化、こんな感じなのは知ってたけど改めて見ると思ってたよりキモいな!
そして思ってたより強いな!?
ここまで押すとは思ってなかった。
ただそれをひっくり返す逆転の一手。
卑怯な敵兵のフリをした味方兵に小突かせる…という。
これ確かにちょっと先週思ったけどまさか本編でやるとは思わんじゃん!?
なんかポケモンで言う所のせいぎのこころふくろだたきみたいだな。
結局渋川あんまり削れてないしラストは戦闘員手薄そうなところに猫耳サーファーこと岩松経家。どっちも誰が相手するんだろ。

○アンデッドアンラック 125話
センターカラー!

時系列順にアン風。会う前→会ってすぐ→現在。キャラの顔が変わるの、画力の向上による部分が大きいんだろうけど、こういう風にあえて昔の絵柄で描かれると作中の経験を経て顔つきが変わったというふうにも思えるな。
本編
ループ直前、ジュイスとの最後の会話。
黙示録、さんざん憎まれ口叩いてるけど暖簾に腕押し、ジュイスに全然敵わないのかわいい。言葉なくなって風子に矛先変えてるし。
そしていよいよポイント譲渡して風子が名実共にループ者に。
ヴィクトルとジュイスのコンタクトすごい短いのなんかこう…今更合わせる顔が無い的なのも感じるし今更言葉を交わすまでもない的なのも感じるしこの二人はもうとにかく余白〜!解釈〜!って感じだ。
第一席の資格を得る風子。成り上がれって言われてたから譲渡されてこの席座るの不服なの風子らしい。
それでも資格を認めて手を取って一席までエスコートするジュイス素敵。
席につく風子めちゃくちゃ凛々しくて次の世界では組織のボスなんだと考えるとそれもすごい楽しみ。
…と思いきやジュイスとの最後の会話ではグズグズの風子。
ただ自信はないけど真っ直ぐにみんなのためにっての風子の主人公性〜!!ってなる。
そしてここでヴィクトルの「お前はジュイスに似てるな」が効いてくるとはな〜…!ヴィクジュイの真実を知った今ヴィクトルにとってアレがどれだけ大きな賛辞であったかっちゅう話だし、これを聞いたジュイスの心中もヴィクトルへの感情、自分の意志を継ぐ風子への感情、ここまで何十億年もやってきた努力の結実…とそりゃ涙も出ますわな…
「泣き虫なところもそっくりだな!」「はい!」
ここのジュイスと風子良すぎるやろって…
ジュイス風子の、尊敬できるリーダー&信頼して後を任せられる後輩って感じすごい良いよね…
そして最後にはアークのチャージ完了までの11分、神の攻撃を耐えるという試練が。
ここで色々最後に決着つけるってことっすね!?
シールvsフィルとかルインとかトップ一心とかジュイスのバトルでの見せ場とか!
決着つけるって…ことっすよね…?
……アンデラだからまあまあスキップされそうな気はするな…
いやでも最後に総力戦はアツいな…!
それでいて本当にこの作品のラストのバトルでの最大の見せ場になるであろう神への不運攻撃は自然におあずけっていうね。
てかループ者は滅びゆく地球と、自分のために戦ってくれてるみんなを目の前にしながらずっと座ってなきゃいけないのか……これもこれで最悪な仕様だな……

○マッシュル 122話
引き続きvsエピデム。
初っ端ランスくんのサモンズ発動!
星の神、杖も神のデザインもめちゃくちゃカッコいい。やっぱサーズはいいな。
エピデムの魔法は重力球で逸らせてるけどエピデム本体には効かないのかな。効くのは非生物にだけ?
エピデムもサモンズ。変身シーンでのサービス、いらねえ〜〜!!
ドットをかばって倒れるランス。え?死んだ…!?さすがに気絶してるだけだと思いたいけどテンション的に死んでる気もするな…
ドットの覚醒はカッコいいけどもこの漫画そんなメインキャラ急に死ぬ感じか!?ってなっちゃうな。
てかかばうところめちゃくちゃナルトの波の国編ぽいな。

○PPPPPP 47話
ソラチカ演奏直前。
「絶対負ける」発言にも楽しそうな表情を崩さない運くんいいね。勝ち負け以外に狙いがあるようにも驚きの勝算があるようにも見えるな。
ソラチカとラッキー。ソラチカの言う「君」がやっぱ気になるよね。最近ラッキー雰囲気変わったけどもっと完璧に別人みたいになったりするのかな。あと一回変身を残している…?
後半はレミファ。ミーミンとファンタの距離感バグってるのいいなー。ミーミンは兄弟相手だから敵味方とか全然意識してなさそうなの分かるんだけどファンタが拒絶しないのがなんかイイ。
レイジロウはその辺意識細かいだろうなー。解釈一致。合計ポイントで現状のおさらいしてくれるのもありがたいね。そんな差ついてたんだ。
てかソラチカって6つ子の中でも別格な感じなの?ドンが最強と思ってたんだけどどっちが強いんだろう。
運くんの"異常"ってのもどんなもんか気になるし。運くんの演奏聴いてレイジロウ驚愕してる。
"神"対"異常"の戦い、どっちも厨二心くすぐる二つ名でいいね。

○ 僕のヒーローアカデミア 365話
掲載順どした!?入稿遅れとかかな。
本編は前回の続きから。
やっぱエッジショットは心臓になったら死ぬっぽいしプロ1犠牲にして学生1蘇らせるのピンと来ないなー。決着ついた後ならまだわかるけど。
それ見てムキになる死柄木。
心理描写的には「誰かに見てほしかった」「誰かに助けてほしかった」が本質になるのかしら。デクの「助けたい」の点と点が繋がりそうな予感。
てかミルコとうとう脚だけじゃなく腕も両方なくなったけど堀越先生のミルコボロボロにしたい欲が出すぎちゃってんな……?

●すごいスマホ 17話
前回ヒキで現れたボーケンと女の子とのお話。
女の子の名前はレイちゃん。本筋にはあんまり絡んでこないけどコマの端っこでずっと可愛いな。人見知りで奥に隠れがちなの可愛い…
ボーケンとQのやりとりは初対面の所有者同士ならではの探り合いで面白かった。ボーケン、ただの陽キャかと思いきや意外にも腹の中で色々考えてる曲者だぞ。
ボーケンから見たQ、「熱がない」ってのは序盤の読者からの印象と一致してるんだけど、今のQは藻浦の死をきっかけに形振り構わず泥臭く戦えるようになってるのがアツくて良いなあ。
"ボーケンの正体を当てる"って次の小目標も、新キャラの掘り下げと縦軸を同時に進めてて無駄が無くて良い。
ボーケンの正体、Twitterでは全一郎の弟説がかなり流れてたけど根拠はどのへんなんだろう。髪とか顔が似てるから?

●ALIENS AREA 13話
引き続きスナック編(?)。
明菜さんの掘り下げと世界観の掘り下げを同時にやってきつつやりとりがオシャレなので会話劇なのに退屈せずに読める。
A3なる敵組織っぽいのも出てきてるしいい感じ。
明菜さんの恋の話も明菜さん慕ってる宇宙人たちも好感度高い。それに対する辰己と写楽の対応も好感度高い。
それだけにラストはかなり衝撃的でしたね。これマジで明菜さん死んだん!??
目尻のホクロ的に素直に考えれば明菜さんの過去話に出てきた豊だよねコイツ。A3が消しに来たって話なんだろうな。

●読切 HUNGER
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者の田代弓矢先生はマガジン系列で連載した後『ブラッククローバー外伝カルテットナイツ』を描かれた方のようです。通りで色々達者なわけだ。
今作はファンタジー世界で野生動物を狩猟する狩猟者のトビを主人公としたバトル漫画。バトルだけじゃなくメシにもフォーカスが。いわばファンタジージビエですね。
15ページでファンタジーバトル漫画とはかなり挑戦的だなと思いましたが、世界観作画尺の管理といずれもレベルが高くしっかり収まってました。
黒頭熊の倒し方のそれっぽさ好きだ。
個人的には主人公のデザインがあまり好みじゃないかなーとは思うけど全体的にかなり良い。
冒頭がハンターハンターすぎるのだけ気になったかな。特にタイトルロゴ。むしろわざとか…!?ってくらい。

●地球の子 27話(最終話)
本編

改編期…ということで予測はできてむしたがやはり最終回。
王道を往く数年後エンドでエピローグ。
「何も諦めない」からキツいスケジュールでも卒業式に出る…ってのはラスボス戦との繋がりがあってよかったですね。
ただ最後の令助かれりのイチャイチャはなぜか序盤は良かったけど今見るとちょっとしんどいなあ。なんでだろ。子供が小学校卒業する歳になってもこのラブラブ感なのがしんどいってことなのだろうか。umm……
全体の振り返り
1話時点での期待度はめちゃくちゃ高かったんですが、2話以降が求められてた路線と大きく違ってて1話を最後まで超えられてなかった印象でした。そこはドロンと似てる。
1話以上の回が来ないので令助の好感度も大して上がらないまま徐々に貯金を使い果たしていつしか令助に対しての読者の興味がなくなっていた…というのが大きな敗因に思えますね。
特に序盤の子育てパートで時間をロスりすぎてたような気がするなあ。
子育てが大変!→頑張ったらうまくいった!うれしい!…だけじゃノれないよな、と。
やっぱ2話から早速数年飛ばして衛を意思疎通とれる年齢にしてた方が面白く転がしやすかったんじゃないかなー。
かれり救出編とvs地球ちゃんの時の迫力ある演出なんかは題材が活きてていいなーと思ったんですがいかんせん作品の魅力が出るのが遅すぎた。
あと話数の割にあまりにキャラが少なかったのも気になる。ずっと令助+2,3人しか出てないから令助の同じ面しか見えないというか。ワンパターンに見えてたよね序盤。
子育て路線でいくにしてもパパ友キャラ出すとかできたよなーって。
やっぱ魅力的なサブキャラとの絡みで主人公のいろんな魅力を引き出すのって大事よ。
新海っちゃん特有の青臭いアツいノリが、読者が主人公についていけてなかったから空回りしてた印象でした。ハマってないとこういう感じになるんだなあ…
『LIGHT WING』、『SOUL CATCHER(S)』はかなり好きなだけに残念…
次回作ではまたイケイケの新海っちゃんを見られるのを期待してます…!

次号
週刊少年ジャンプ41号

表紙&巻頭カラー
新連載 ギンカとリューナ
がっつり魔法とか出るファンタジーもの!いいですねえ期待できます。
ノマドって何?って調べたら"遊牧民"って意味らしい。

センターカラー
あかね噺
かなり勢いあるよね最近。新展開とのことだけどどうなるかな。
夜桜さんちの大作戦
姉弟捜索編突入とのことで。ここ数話の日常回はこのための調整か。
大東京鬼嫁伝
2話なので。読切の範囲を出てここからが本番。

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