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【WJ50】週刊少年ジャンプ2021年50号感想【寿司いくら】


半魚人Vtuber寿司いくらのジャンプ感想配信の台本用メモです。
メモ書きのため読みづらい部分もありますがご了承ください。
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20年来のジャンプ読みと今週のジャンプ50号の感想を語り合おうぜ!【アヤシモン開始!!】

https://www.youtube.com/watch?v=UZdHQ9gb6gY

アンケ 1マグちゃん 2アンデラ 3高校生家族


アヤシモン 1話

『地獄楽』の賀来ゆうじ先生がジャンプ+から襲来!
『地獄楽』は恥ずかしながら序盤の数話しか読んでないのですが実力が確かな作家さんなのは分かってたので楽しみにしてました。
表紙はピンクと黄緑を基調にカラフルな感じでいいですねえ!歌舞伎町のネオンをイメージしてるのかな。後ろに門あるし。すごい物語始まりそうな感じする。
巻頭カラーではまさかの主人公ヒロイン不在の世界観全振り。ただこれのおかげで妖怪×極道な話なのが一発でわかるな。
本編
打って変わってモノクロページは主人公マルオの描写から。
・めちゃくちゃ強い
・ゆえにどこ行っても受け入れてもらえない
・バトルに飢えてる
までこの冒頭数ページですんなり読者に理解させてて圧縮効いてますね。
そこにいかにも1話の悪役って感じのチンピラに追われるヒロイン登場。
ヒロインはロリ系。口調は大人びてるけどロリババアってほどではなく。姉御って感じかな?ヤクザだし。いわばロリ姉御。名前はウララさんって言うらしい。ギザ歯かわい〜たすかる〜!
組長と言うからには由緒正しき妖怪なんでしょうけど名前と見た目からじゃ正体わかんないな。
ここで自己紹介がてらマルオの過去。エピソード的にどうも人間っぽいぞ?ってことでウララさん
「え? 人間なの…?」「ほんと?」
つってなんか引いてる感じになってますね。
…これもしかしてこの子、立派な組長として振る舞うために姉御っぽい話し方してるだけでこっちの見た目相応な幼女めいた話し方が素なんじゃない!!?
わたしには分かるんだぞヤッターカワイーーー!!!
今後もちょいちょいこういう"素"を出されたらメロメロになっちまうかもしんねーぞコレ。
からのチンピラ襲来。タイトルにもなっている「妖し者(あやしもん)」は人ならざるバケモノを指す言葉。ヤクザを指す「筋者(すじもん)」のもじりですね。
今回の敵はその中でも協定守らないようなクズ中のクズみたいな感じ。
ウララさんもサブタイトルを回収しながら煽りまくります。
「そしたら遊んでやるよ」「ド」「ち」「ん」「ぴ」「ラ」Sっ気のある表情、ゾクゾクしますね。なんでラだけカタカナなんだろう。
からの「もうこれ以上 ワクワクさせないでくれ!!」
ウララさんと同じく読者も「え!?」ってなるところ。このセリフが出るのがマルオが他の主人公と決定的に違うところだなー。
まー主人公になりたくてバトルに飢えててどこ行っても受け入れてもらえないやつがこの状況になったらこの気持ちになるのも理解できるので納得ではあります。共感はできないけど。
ここでさらにマルオの回想。自分と対等以上に戦える相手を求めてた描写の補強。なにげに普通ならかなりの鬱要素になるクズ親父をサラッと1ページくらいでぶっ飛ばしてるのは読み味が湿っぽくならないのでマジで偉いな。
そのあとは目ぇキラキラさせて車ブン投げるわ、かめはめ波(?)撃つわやりたい放題。アクションもしっかり派手で強い。
1対多で満面の笑みなの狂気だな〜。
最後はタイマンに喜びながらウララさんと盃交わしてこれから妖し者の世界へ。
最低限の世界観説明以外は主人公マルオのキャラ描写を徹底してて、この1話だけでマルオがどんなやつでどこが主人公として唯一無二なのか読者の脳内にしっかりねじ込まれた感じがあります。完璧な1話と言っていい。
次回からも楽しみですね。

妖×極道ってテーマで『ぬらりひょんの孫』とのテーマ被りはちょいちょい指摘されてますが、主人公のキャラのぶっ飛び方とか芸風が全然違うので読み味は全く被ってないですね。
時代はウララさん曰く「二年前…大親分鬼王会長が死に」とのことなのでカラー冒頭と合わせて1992年で確定っぽい。
通りでマルオの憧れた漫画が90年代ジャンプ黄金期作品ばかりなわけだ。
ちなみに92年と言うと日本で暴力団対策法が施行された年だとか。
妖し者といえど国中で法が施行されればさすがに動きづらくなるという節目の時期だったりってことなのかな?

僕のヒーローアカデミア 333話
前回ラストで死柄木の掌がスターに届いてしまって、これで新秩序奪われたらいよいよ絶望すぎない!?と思ってたら…っていう今回。
死柄木が新秩序使おうとした時に出現したスターの威風堂々っぷりカッケェ〜。その下の死柄木とAFOはマジで混ざり合いっぷりがすごい。
てか堀越先生この2人の混ざり合いの描写超ノリノリだよね。
で、勝ちを確信したAFOにアクシデント発生!
スターが最後に報いた一矢!
「"新秩序"は他の"個性"と反発する!!」
なるほどその手があったかァ〜ッ!!「奪われない」とか「失わない」をスター自身に付与するみたいな予想はちょいちょい見ましたけど"個性"そのものにルールを付与してAFO内部で作用する爆弾にするとは予想外。
両者の格は落とさず新秩序は奪われずそしてAFOを適度に弱体化させると。
なんなら倒せちゃうんじゃ…!?くらいの空気出てますからね。メタ的にさえ考えなければ全然いけそうだよこれ。
さすがアメリカトップヒーローって感じでしたねスターアンドストライプ。
たった数話だけの登場でしたけどめちゃくちゃカッコ良かったし好きなキャラになった。
ラストの敬礼良すぎるな〜。

呪術廻戦 165話
虎杖vs日車。
日車の"左手右手を即座に切り替えられて"、"大きさ形が自由に変化させられる"木槌、これだけでシンプルな殴り合いがめちゃめちゃ面白くなってますね。
2ページ目の「フッ」「パッ」のところとか、漫画の本来の読む順番と異なる下→上→左っていう普通なら無茶な軌道なのにフキダシによる視線誘導でごく自然に読める。漫画力〜…!
セリフの少ない殴り合いフェイズと、思考やセリフが多めのフェイズを交互にすることでメリハリも出てます。
日車どうやって呪術のイロハ学んだんや問題についても、要は"一を知って十を知る"の逆で、十をいきなり知れる術式だったから逆算して一〜九も理解できたみたいな。
そもそも天才ではあるんだけどそこに領域と結界術の関係というもともとあった理屈が理由としてつくと良い説得力ですね。
後半は裁判というモチーフから上告が可能なことに気づく虎杖。
ただジャッジマンが告げる罪状は渋谷での大量殺人の件へ。
同じ事件についての二審じゃないあたり、あくまで"裁判っぽいもの"をやっているだけでやっぱり裁判では全然無いなあっていうのを改めて感じます。
虎杖の罪を裁くなら渋谷の件だろとはTwitterとかでも言われてて、そこでは"真犯人は宿儺だから虎杖無罪"とか"心神喪失による責任能力の欠如によって無罪"とかの説があったのですが、それらを全部吹き飛ばしての
「あぁ 俺が殺した これは嘘でも否定でもない」
うわ〜〜虎杖なら認めるよな〜〜!!
誰よりも渋谷の件を重く取り返しのつかないものとして受け止めてるもんな…自分のせいだと思ってるもんな…
これは良い予想の裏切られ方…!
日車も呆然としてます。ただまだ証拠品が出てきてないし日車の態度的にワンチャンこれは日車が虎杖弁護に回るという展開もある…?

Dr.STONE 218話
インターネットを作る!!の回。
「インターネットって何で作るの?」「杜仲茶」「ん???」作中キャラと全く同じリアクションしちゃったよね。
杜仲の木から採れる素材がいかに有用だったか、どのようにして栽培されるに至ったかはDr.STONE科学監修の亜留間次郎さんのTwitterにて解説されてます。興味ある方はぜひ!
https://twitter.com/aruma_zirou/status/1460029658531987457?s=21
要は海底ケーブルで日米間を繋いで通信っていうかなりの力業ですね。杜仲茶はそのケーブルの素材として最適と。
素材も人も十分に揃ってるから施工まではバッサリカットして爆速で完了します。何千km規模のかなり大変なプロジェクトなはずなんですけどこのテンポ感よ。
画面も繋がりオンライン会議、設計図もリアルタイムで同時に編集!
なんかお絵描きチャットみたいですね。
インターネット作り、今さら盛り上がりどころを作りにくかったのかもしれないけどビッグネームのクラフトだからもう少しゆっくり見たかったなという気もするなー。

僕とロボコ 65話
ロボコがアンミカに憧れてなろうとする回。
正直アンミカなる人物を名前しか聞いたことなかったのでアレだったんですが、なんとなくどんな人なのかとかは読んでればわかるので知らないなりに楽しめました。
「アーク溶接」と「お墓ディレクター2級」の絶妙に響きは強いのに役に立たなそうな感じたまらんな。
カレンダーの出版元にわざわざ言及するのも笑ったし、何より写真集のUNMIKA-不美香-は不意打ちすぎてズルい。笑うよこんなの。
ラストのモデルロボコは個人的には今までで一番キモかったな〜。
トイプードルに馴染んでからトイじゃないデカいプードル見たみたいな圧倒的違和感。
オチの海外留学→まるで成長していない…!!のスラダンネタはこの作品らしいパロディでした。

夜桜さんちの大作戦 106話
センターカラー!
四怨お姉ちゃんですね。最近メイン回多いしやっぱ人気投票の影響が大きいんだろうか。四怨1位はまだ中間発表だったけど。
アオリで若干見づらいですけど無防備な脚がえちちですね…
本編
前回ヒキで検出していた夜桜百のソメイニン反応。検出地点=今回の舞台は二代目夜桜当主が暮らしたお屋敷。
心霊スポットということでオバケ苦手の二刃と辛三が面白いことになってますね。
二刃お姉ちゃんが狼狽えるの普段はなかなか見られないし辛三がガッツリビビってるのも本編だと久しぶりかも。
ただ中盤マジに人が消え始めてからはむしろ怖がるどころか2人とも真剣そのもの。頼れる兄貴姉貴。
太陽の見せ場"大輪"もエフェクト派手でカッコいいですね。やってることは肖像画切り裂いてるだけだけど。
ラストに出てきたのはまさかの二代目夜桜その人。
二刃お姉ちゃんと同じく合気の使い手で、ロリババアな点も同じですがこちらのほうがより年寄り言葉な感じがします。
もしかしてこの調子で歴代夜桜が今の兄弟たちと同じ系統の能力持ってたりするんだろうか…?
あと夜桜当主って開花できないみたいな設定あったはずだけどそこは初代の強い血の力でどうこうしてんのかな。

アオのハコ 29話
大喜と千夏先輩2人きりでの買い出し。
猪俣家ルールとか親のどっち似とかあったけど本筋はやはり「この前のこと」。
「もうあぁいうことが起こらないように気をつけるね」
個人的にはまあ同居相手とそういうハプニングが起きたら好意あるなしに関わらず気まずくなるし、こないだの件でそうならないようにこれで手打ちね!という意味合いに見えたけど大喜的には線を引かれたように思えたのかあ。
後半は終業。雛ちゃん久しぶりだ今日もかわいい。
ラストは夏休み突入で新展開なヒキ。
夏!って感じの入道雲が浮かぶ晴れ間ですけど大喜の心情としては曇り空だなあ。
てか最後の1ページ、どうしても高校生家族の夏休み編突入とイメージ被りまくってしまって困る。トラップだろこんなの。

SAKAMOTO DAYS 47話
サカモトvsアパート。
サカモトが痩せられない謎。
宮バァ曰く全盛期の動きを自分で真似して無駄な動きができてるからカロリーを無駄に消費して痩せてしまうと。
太ったままでも最適化すれば十分強い、なるほど。
後半、エレベーターにぶっ込んでからは東京タワー下りながらのバトル!!
背景エグいし構図も迫力満点ですっっげぇ……
「なにあれ?」からの4ページは圧巻の一言ですね…
この"日常のすぐ隣で殺し合いが行われている"感すごくSAKAMOTO DAYSって感じよな…!
本編後にJ新世界漫画賞の漫画講座ページがあるのですが、今週がマジでこれで言ってる内容の塊みたいな回で説得力倍増でした。

あやかしトライアングル 68話
センターカラー!
赤系で鮮やかでめちゃめちゃ良いイラストですね…
えち要素これだけでは無いはずなのに漂う色気…
本編
冒頭ハート目すずスタート。この子はほんと欲望に忠実やな…
からの祭里サイド。入浴シーンなわけですがこれ…股間…見えちゃいかんやつ…後ろから見え……
や〜〜〜ば!!

からの凍り状態。「あっ あっ あっ」がガチの"死"を感じてめちゃくちゃえっちですね…こういうのもっとちょうだい!!!
後半は露出控えめで恋愛軸進行。
「なんてこといわれたら 私きっと立ち直れないし!!」のすずありえんくらいかわいい。デフォルメ顔好き。
対して祭里の繰り出したるはスイートポテト。あってるけどあってねえ…!
って思ってたらまさかのラストそのまま告白……!!
や、やったッ…!!
この流れで食いながら告白、花奏すずにしかできねえ告白だよ…!
やっぱ無二のヒロインだなあ。
てかこれもしかして来週終わる……?

逃げ上手の若君 40話
前回ヒキで壊滅したと思われていた望月・常岩軍、実は砦を明け渡しただけで無傷!まだ戦える…!って感じですね。
今回はそれを踏まえて戦力の調整、作戦会議回。
今回冒頭までで3人の将のキャラ見せが済んだのでだいぶ理解しやすい。
鷹による索敵に優れたユニットを適所に配置することで擬似的に数的有利を作る作戦、ロジカルで良い。
ただそれを黙って許すわけがないのが貞宗。あらゆる作戦のアキレス腱である伝令役の時行たちを待ち伏せ!
この作戦はクリティカルだな〜〜!相変わらず格が高いな小笠原殿!!出てくるたびに有能すぎて好きになってしまうな。
3対100とかいう今まででもぶっちぎりの絶対絶命!めちゃくちゃ次回気になるのにここで休載か〜〜!!

PPPPPP 9話
レイジロウの過去。ラッキーがいなくなってからのお話。
孤独が嫌いなレイジロウだけど兄弟は構ってくれないし天才ゆえに友達もできず、天才ゆえにようやく1人できた友達も離れてしまう…
天才ゆえの孤独ってやつですねえ。
レイジロウがずっと可愛かったのと、パワーキャラと目のクマと"奪ってやる"などレイジロウくんの構成要素が綺麗に繋がったのが良かったですね。
彩刃くん、名前的にもキャラデザ的にもモブっぽくないのでまた出てくるかもなあ。
てかサブタイ、モールス信号で「SOS」ですね…しんど…

高校生家族 62話
ヤンキー漫画編!
将暉くん7ヶ月でデカくなりすぎだろ…
今回のメインはゴメスを通じてのアンジャッシュ!
交番で暴れ回ったとか校長室でうんちするのがクセになってるとか事実でしかないんだけど人間の話だと勘違いするだけでここまで面白くなるんだな〜。
途中の先輩2人も良かった。特にバレー部の先輩がそもそも元不良だし気性も荒いから絡まれたら普通にブチブチにキレるの良い。そしてヌルっと出てくる一郎で絶対笑ってしまう。
ゴメスって名前的に外人っぽいからハドソン君がゴメスと勘違いされる回とかも今後ありそう。
てかそうか…高校でまだ開拓してないエリア、ヤンキーがあったか……

アンデッドアンラック 87話
本編前の組織調査報告書で"暗黒相関図"なるものが書かれてますね。
"暗黒相関図"って響き、ちょっとおもろい。
しれっとアンディ風子に「好き⇔好き」って矢印出ててハッキリ書かれると照れるな!?って思ったんですけど同時に「今週あやトラでも同じような相関図見たぞ!?」ってなって笑った。
本編
3本勝負1本目敗北後。
ビリーさんの「火に油を注いだようにしか視えんがな…」、"視"という文字はビリーさんのキーワードなのでオッとなりました。
さらに凶悪な顔になったスプリングですがこれはフェーズ4とかではないのかな。
2本目の勝負は十三人一首!今回戦いに来てる否定者たちがかるたにされてます。よく見たらシェンは否定者じゃないから取り残されてますね。暇な間何かやることあるのかな。
13の句はそれぞれ誰か考察しがいがありますね〜!
作中で触れられた「亡き親が→動き出そうぞ」はチカラ、「友の夢→神の顔面」はトップ、「恩人の→止めない本音は」がテラーさん。
その他今回取られた7枚の句の上の句は公式Twitterで公開されてました!
309ページの作画ミスの訂正もされてますね。この時点では正しく札は残り7枚。
https://twitter.com/undeadunluck_of/status/1460082173105426434?s=21

「悠久を→死を届けるのが」はジュイス、「あなたから→嘘無き眼で」はムイかな。
他は微妙なので後回しにするとして下の句は
「あなたの心に触れるのなら」=タチアナ
「守って行きます心にかけて」=一心
「その眼に刻んだ不治の傷痕」=リップ
「背負うか足掻くか占うか」=ラトラ
「忘れられずに今を苦しむ」=多分ニコ
「返せる恩は何かと探す」=多分バニー
残ってるのが友才とクリードなので
「出られない→だからそんなに」が友才
「戦友の悲願→為せぬのならば」がクリードかな?
まだ過去が明かされてないキャラの過去もふんわり想像できる短歌になってます。考察勢が喜ぶ要素撒くのやっぱ上手いよな〜。
否定者について詳しいのはもちろん風子の方ですがスプリングはそれに対し風子に探させ先に札を奪うというハイエナ戦法。
せっ……セコい……!!
結局フィジカルの勝負…ってコト!?
ただ作中でアンディが言及してる通りぶっ飛ばされるたびに小〜さく「ピッ」って触れる音が描写されてますね。
"不運を溜める"って芸当も、今までだったら接触解除した瞬間に不運が来る仕様だったはずなのでさりげに不運の強化要素だな。
不運、どんどん拡張されている。
ラストはその蓄積不運が発動してスプリングに落雷直撃!!
「愛情の積み重ねがいつか神に届く」
をめちゃくちゃ体現した不運発動ですねえ!
スプリングにも不運が効くことが分かった今、風子の劣勢はなくなってさあここから反撃開始!という感じ。
てかなんかさらっと「アンディへの不運(すき)は〜…」とか言っちゃってるけどええんか…!?アンディ記憶旅では言ってたけど……
あとUMAに不運通ったってことはこれクロちゃん接触時間、好感度共に激ヤバなのでは……???

破壊神マグちゃん67話
センターカラー。
人外カラフルで鮮やか、背景もグラデでめっちゃ可愛いイラストなんだけど前もこんなカラーありませんでしたっけ?気のせいかな。
なにげに上と下が繋がってループするイラストになってますね。ニニツィとノス=コシュの一部が上下にあるからわかった。背景もループしてそう。
本編
笑わないマグちゃんを笑わせようの回。今回の本編の後にマグちゃんの喜怒哀楽特集が付いてます。いうて意外と感情豊かではあるんですけど笑ってるところは確かに描かれたことないですね。
キョーちゃんの笑顔予想図、たしかにマグちゃんが分かりやすく笑うならそうだわ感ある。
ウネさんのド不評謎かけとかなんだかんだ流されるミュッ様の解釈違いとかターン制で一人一人面白いんですけどやっぱナプタくんが登場から面白くて優勝ですね。
「お前もう『狂乱』名乗るな」って切れ味鋭すぎるツッコミめちゃくちゃおもろい。
…ってな感じでドタバタコメディやりつつ最後は流々&マグでしっとり。
このテーマやった回でこの空気になったらマグちゃんが笑ってくれないと締まらないぞ…!?って思ってたら最後の最後にすごい良い表情のマグちゃんお出しされてめちゃくちゃグッときた…!
すっっごい微妙な描き分けだけど、これ確実に微笑んでるよ……!!描写が繊細すぎる…すげえ…
なんでこの少ないパーツ少ない描き込みで優しい微笑みを伝えられるんだ……!?
絵で魅せるってこういうことだよなあ。こういう感動のさせ方できるのマジですごいな〜。

ウィッチウォッチ 38話
生徒会が登場する回。
スケットダンス化が激しい昨今、対立関係の生徒会まで出てきたらいよいよなんじゃ…?と思っていたら全然違うイロモノ集団だった。というかマジェスティック12(ガッシュのナゾナゾ博士の部下)だった。
ベタキャラ大集合というコンセプトで、セクシーお姉さん糸目関西弁(絶対CV遊佐浩二)まではベタだけど双子ロリは篠原先生が描きたかっただけでは???って思ったね。
天才ショタと噛ませ脳筋とナイフなめなーめはまあベタ。
てかナイフなめなーめNERUの圓光寺と滑り込みで事故ってて笑った。
キャラ紹介とツッコミだけで1話走り抜きましたけど会長だけは今後もよく出てくることになりそう。会長ダンガンロンパに出てきそうなデザイン〜!
最後次回予告笑った。この言い方だと深掘りしなそうだな!??

ブラッククローバー 313話
ヤミ視点での回想。魔法帝から現団長たちとダイジェストで映し、モルゲンの死から団結成を志すシーンは丁寧に、からの黒の暴牛メンツの勧誘シーンへ。
物語的にはアスタが主人公なんだけどヤミ視点だとアスタ含む全員が同じサイズのコマで、誰一人として特別扱いでなく等しく扱ってる感じ良い。
でヤミ復活からの暴牛全員での「大好きですッ!!!!!」「オレもだよバカヤロー共」はカタルシスというかなんというか…めちゃくちゃいいチームだなあ暴牛……(ヤミからの問いかけ、4話のセルフオマージュらしいですねえ。良い…)
モリスも倒して大団円かと思いきや不穏な雰囲気。まだ終わらなそうです。

読切 マゲルちゃんのおつかい
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者の臼井彰一先生はジャンプGIGA2019SUMMERvol.2『ギャラクシーズ』等いくつかの読切を描かれてます。
ギャラクシーズは戦隊ヒーローオマージュのバトル?読切だったのですが個人的にかなり面白かったのでオススメです。
本作は超能力者の女の子マゲルちゃんがピーマンを買うおつかいをするお話。
…となってますが本質はマゲルちゃんがピーマンを食べてみようかなと思えるようになるまでのお話って感じですね。
空き缶集めのじーちゃんとの出会いから「よく知りもせず嫌うのはよくない」とマゲルちゃんが自然に思うように繋げてくるのは上手いシナリオですねえ。
『ギャラクシーズ』ではシナリオ良いけど絵は未熟だなーって思ってたのですが、そうしたシナリオの上手さは活かしつつ絵はカートゥーン調にすることで画風が合って良くなってました。
超能力が最後の絵面の派手さを出す以外で特にお話にもキャラ性にも絡んでなかったのだけ気になったかな。

NERU-武芸道行- 18話(終)
予想はしてましたが最終回。
扉絵めくった瞬間「5年後」で(あっ…)ってなった。
ずっと言われてた"この学校進路どうなってんの?"に対して5年後が描かれることでなんとなく答えが出た感じ。
ただこう…もともとキャラデザ地味めで印象残りづらかったので成長して髪型変わってたりするとマジで誰だかわからんな…
特に「とっくのとっく 皆知ってますよ!」の女の人、多分要ちゃんなんだろうけど"誰と"別れたかすら書いてないから全部読み終わって消去法でアレ要ちゃんだなって判断した感じだった。
あとストライプの金髪は1話にだけ出てたネルの中学の友達、「あっ山浪んとこの」のコマの2人は1,2話に出てた刀剣科の先輩ですね。1話で朱琵さんに絡んでた(と勘違いされてた)やつ。
"数年後"とか"数年ぶりに集合"とかの最終回の定番を入れつつラストは1話のセルフオマージュのネルvs朱琵でシメ。
ラストのモノローグは1話でネル視点で語っていたものを今度は朱琵さん視点で同じ言い回し。エモ…
というわけで最終回としてはベタだけど悪くないものだったと思います。
(キャラが分かんないのは最終回だけの問題じゃないので別として考えた)

ここからは全体の反省。
個人的には割と好きな作品だったのですが伸びなかったですね。
目に見えてわかる反省点は最終回でも気になったキャラの地味さでしょうか。ネルとナイフなめなーめ先輩しか覚えてないって方もまあまあいるんじゃないかな。
デザインも性格も名前も特に尖ってないキャラが多かった印象なので実際覚えにくくはあった。酉一くん(入試編の勉強得意の子)とか名前スッと出てこないもんな。
あと読者がこの作品で見たいと期待していたシーンがなかなか来ないみたいなのも一因かな。
序盤読んだ感じでは"我流トレーニングで基礎が整いまくった主人公が武道学校で無双する"感じかと思ってて、それを期待してる人もけっこういたんじゃなかろうか。食戟のソーマの格闘版みたいな。
実際は武術を通したカウンセリング話というか、心のお悩み解決みたいな話が多かった印象。
もっとカッコいいアクションでネルが敵をバッタバッタと倒しまくるところが見たかったなーって感じですね。
アクション全振りのサカデイが強いので半端なアクションだと票を吸われる環境。
あとは舞台となる学校のケレン味、魅力が足りなかったかなあ。「なんでこの学校で皆頑張ってるのか」っていう作品の根底、キャラほぼ全員の動機の部分が抜けてたように思える。
武芸に取り憑かれてる、武芸をやらずには生きていけないみたいなので一部のキャラは説明つくけど、皆が皆そうじゃないでしょみたいな。結局この学校行って頑張ってどうなるの?みたいな。
その点食戟のソーマだと"卒業すれば料理人としての成功が約束される超名門料理学校"みたいな分かりやすい設定になってましたからね。
考えれば考えるほど「専門的分野に特化した高校で主人公が成り上がっていく話」という点でソーマを見習うべき作品だった気がしてくるな。
この作品にも丈九郎くんはじめ強キャラが何人かいましたけど"十傑"みたいな肩書きがあればもうちょい印象深くなってた気もするし。
とにもかくにもキャラや世界観への馴染みにくさ、地味さが敗因だった気がします。
個人的にはアクション部分やシリアスな会話してる時の空気感(要ちゃんとの対話とかお母さんとの対話とか)はこの作者さんにしか描けない良いもの持ってて好きだったので次回作に期待したいところです。
キャラは地味だったけど展開は地味ではなかったと思うんだよな〜…!特に序盤とか!試験編なのにちゃんと面白かったしね。
比良賀先生、お疲れさまでした!

マッシュル 85話
掲載順…!?入稿遅れかな…?
次号センターカラーなので心配はいらなそうですけど。
今回の敵は前々から存在感発揮してた眼帯ギザ歯の人。磁石の魔法使いみたいです。
トゲボールがあまりにも物騒すぎるんだけど物理攻撃な時点でマッシュに効きそうな気が全くしないな。
磁石だったらお互い引き合うはずなんだけどトゲボールに一方的にマッシュが引きつけられたり弾かれたりしてるので若干現実の磁石とは仕様が違いそう。
「超スピードで囲うことで…」はよく分からなかったけどトゲ全部とるのは
分かりやすく攻略完了って感じでよかった。
鉄の杖、なんでもアリだな〜。

次号
週刊少年ジャンプ51号

表紙&巻頭カラー
守れ!しゅごまる
『恋するワンピース』の伊原大貴先生ついに本誌へ…!恋ピでは相当ぶっ飛んだギャグやってましたがワンピースなしでどこまでやれるか…!いうてTwitter漫画とかはワンピなしでやれてますけどね。
センターカラー
アオのハコ
ひさびさに雛ちゃんのターンっぽい。いいねえ。
マッシュル
予告でシスコン呼ばわり笑う。
アヤシモン
2話なのでCC。「ぶっとばしゅ!!」はまだ分かるけど「妖ちい」はおかしいやろ!

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