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言葉に詰まってしまうのは

「明日は、備中和紙について書きます」
と記してから、1ヶ月が経ってしまった。
(わたしの時間感覚どないなっとんや。)

備中和紙について知っていることや
工房で見聞きしたことを思い返して、
その中の何をどう伝えたらいいのか
わからなくて、何も書けなかった。

これは備中和紙に限らず、わたしがこれまで
触れてきた全ての和紙について言えるのだけど、
思うことがありすぎて
伝えたい要素が多すぎて
しかもそこに順位が付けられなくて
何も語れなくなってしまう。

だからこそ、わたしは
きっと一生かけて
紙に関わっていくのだろう
と思う。

簡単に噛み砕けないことさえ
なんだか嬉しくて、
でも ちゃんと咀嚼したいこと。

私にとって、
紙ほど面白くて不可解なものはない。


誰にでも きっとあるはず。
言葉に詰まってしまうような物事との出会い。
そのとき、それらしい言葉で語らずに
その感覚を一旦引き取ってみたい。

言葉に詰まってしまうのは、
言葉を超える何かがあるからなのかもしれない。

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𓅙 わたしが喋るの下手なだけなのも
あるけどね!



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