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CTI上級コース完了(1/3) 〜 大変だったこと

こんにちは。コーチの藤田琴子です。

2023年7月下旬から開始したCITの上級コースが2024/1/9(火)に完了しました。その後、1年前に怪我をした右膝の手術をしたため、頭の大半を占めていたものが「コーチング」から「痛み」に置き換わっていたのですが、苦笑、手術から1ヶ月経ち、やっと状態も落ち着いてきたので、上級コースについて振り返ってみたいと思います。

上級コースを受ける前には、先輩たちの体験談を読ませていただき、とても参考になりました。どんな半年になるかは人それぞれではありますが、上級コース受講中の方や、これから受講を考えている方にとって、なにか参考になることがあれば幸いです。

めちゃくちゃ濃かった半年間、語りだすとキリがないので、「大変だったこと」と「学びに役立ったこと」に分けて振り返りたいと思います。


1. 本質的な変化を生きること

2023年7月から2024年1月までの半年間、何が一番大変だったかと問われると、「本質的な変化を生きる」ことでした。

Co-Activeコーチング®」は「本質的な変化を呼び起こすコーチング」。なので、この半年間はその真髄を、1) 受講生として理解しようと努め、2) クライアントとして体験し、3) コーチとして実践する、そのサイクルを高速でひたすら回していく時間でした。それは、常に自分の在り方を直視させられ、本質を問われ続ける感じで、しんどかったし、大変でした…

自分自身に本質的な変化が起きたからこそ、それまで全く気にならなかったことで引っかかったり、傷ついたりするようにもなりました(私が勝手に、ですが…)。自分が変化したことで、周りとの関係性も変わってきたり。「本質的な変化って、こんなに大変だと思わなかった… もっとなにか素敵なものだと思ってた…」とマイコーチを前に号泣したこともありました。

上級コースを完了したら、プツッと張り詰めていた糸が切れ、ブワッと力が抜けました。そして「あぁぁ、こんなにも力が入っていたのか…!」と我に返りました。ずーっとCo-Activeコーチング®のことを考え続けた半年だったな、と。苦笑 

全身全霊で「本質的な変化」に向き合った半年間。1mmの後悔もないし、そこからの学びはとてつもなかったけど、「持続可能性は?」と問われるとハテナ… ???で。苦笑 マイコーチからは「優しい、幸せな本質的な変化とは?」という設問ももらったし、今度は「本質的な変化」との違う関わり方を探っていきたいと思っています。

どんな風に本質的な変化が起きたかについては、下記のnoteにて。

2. クライアントさんと繋がること

私にとって次に大変だったのは、「コーチングを受けてくださるクライアントさんと繋がること」でした。

上級コースの受講条件として、「有料クライアントを5名以上持っていること」があります。そして、CTIが認定するCPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)の資格試験を受けるまでには、計100時間のコーチングを実践することが求められています。

コースに申し込む前から、↑が一番ハードルが高い気がしていました。2011年にフランスに移住した時、海外在住の日本人に向けてSkypeでのカウンセリングサービスを立ち上げたのですが、集客が上手くいかずに断念しました。「"インターネットの海"で見つけてもらう難しさ」を痛感し、2017年にプラットフォームに登録したら、プラットフォームの威力を実感し… そんな過去の経験から、「自分の名前だけで契約していただけるのだろうか?!」という大きな不安がありました。

でも!「これまで出来なかったことだけど、今回こそはやる!」と「2024年1月のコース修了までに100時間コーチングを実践する!」と決めました。

上級コース開始の1ヶ月半ほど前にサービス紹介のnote自己紹介noteを作成し、Facebookで呼びかけたところ、大変ありがたいことに何名かが連絡をくださいました。7月に日本に一時帰国した際には、知人友人に「コーチング受けてみない?」と直球で声をかけたら「いいよ!」と快諾してもらったり。

そんなこんなで、滑り出しは順調に見えたものの、一通り声をかけ終わったらおしまいで…「この調子では100時間には到底届かない」と感じ、8月には前職の卒業生のメーリングリストへの投稿に加えて、友人知人に直接メッセージを送ってみることにしました。

が、既に関係性があるとはいえ、「今、人生でどういう状態なのか全く分からない」相手にいきなり連絡をして「コーチングを受けてみませんか?」と聞くことにはかなりの躊躇がありました。迷惑なんじゃないか?気分を害するのではないか?関係を断たれてしまうのではないか?とも…

でも、このままじゃダメで、何らかの行動をする必要があるのは明白でした。なので、自分自身を叱咤激励し続けながら、思いを込めてメッセージを送りました。そして、拒絶されることも覚悟していたけど、思いもかけず連絡そのものを喜んでくださったり、温かく応援してくださる方が多く、大きなエネルギーをいただくことになりました。感謝… ♾️

ここでの学びは、やっぱり「行動しないことには何も始まらない!」そして「直接聞いてみないと分からない!」想定しなかった方から、思いもよらない反応をいただいたり、知人をご紹介いただいたり、別のチャンスをいただいたりしました。

ただ、、、「興味ある!」「受けたい!」と「実際に申し込む」には、結構な距離があることも痛感しました。「もっと対象を広げなきゃ」と感じ、9月以降はYouTubeを始めてみたり、11月下旬にはHPを作成し、前職の社内外勉強会に登壇させてもらったりと、思いつくことは色々やってみました。

こんな風に、迷いながら、大きな戦略もないまま、苦笑、とにかく手当たり次第やってみた結果、、、最終コールの30分前に、なんとか100時間に到達!いや〜、もう表現し難い達成感でした!泣泣泣

とにかく試行錯誤しまくった集客。これは駆け出しコーチのテーマで「2-3年頑張ればこのステージから抜けられるだろう🎶」と思っていたら、マイコーチから「コーチを目指す限り、フェーズによってやり方は変わるけど、クライアント獲得のための行動は永遠に続ける必要があるよ」とズバリ言われ、おぉぉ、、、、

これを永遠に続けるとなると萎えそうなので、2024年、もう少し考えながら進んでいこうと思います!笑

3. 指針についてのホームワーク

上級コースでは、グループ・コールが2週間に1回あり、グループ・コールの後は、その週に取り上げたテーマについてのレポート提出がありました。

で、苦労したのが「Co-Activeコーチング®の3つの指針(フルフィルメント、バランス、プロセス)に沿って、架空のクライアントに対してどのようにコーチングをするかシナリオを書く」というもの。

問いは非常にシンプルで、「Cさんがこういうテーマを持ってきました。あなたはコーチとして、この指針を使ってどのように対応しますか?」というもの。しかし問いがシンプルな分、展開のパターンは無限!「どこから、どうやって取り組めばいいの???」と、大海に放り出された感じでした。

そもそも、クライアントのCさんってどんな人?名前から性別は特定されるけど、年齢は?どんな子ども時代を送った?中高時代は?大学の専攻は?その後のキャリアは?パートナーはいるいない?いるとしたらどんな人?オリジナルの家族構成は?現在の家族家族構成は?それぞれの名前・年齢・性格・Cさんとの関係・今やってることは?そして、肝心の「家業」ってなに〜???などなど考え始めるとキリがなく… 苦笑

しっかり登場人物の設定をしておかないと、後から辻褄が合わなくなりそうだったので、最初の設定に結構な時間を費やしました。しかも「この名前だとアメリカ人…かな?だとすると、文化的にこういう設定/展開はない…???」など考え始めると、再び迷宮へ… 苦笑

人物設定をした後は、ざっとシナリオを書いてみる。そして、指針についてのバイブルを読み、コースの教材を読み、音声教材を聞き、細かな修正を加えていく、ということを繰り返しました。指針についてのレポートは「一定基準を満たすまでやり直し」というルールだったので、「絶対に一発合格するぞ!」と自らプレッシャーをかけて、更に首を絞め… 

お陰で指針についての理解はかなり深まったし、「ここで指針についてしっかりやらないと、もうやらないので、しっかり学んで!」とコースリードに言われ、確かにその通りだったのですが、、、Cさんについて寝ても覚めても考え続けた6週間、かーなーりーお腹いっぱいになりました…

実際、何十回も穴が開くほど見直したので、レポートがパスしてからは、一度も見直せておらず… 苦笑 確かにシナリオ頑張った!でも、詳細な人物設定に時間を費やすよりも、他の受講生のシナリオから学んだり、コースリードとのやり取りから学ぶ余力を残しておく必要があったのでは、とも感じています… 試験までには、ちゃんと見直そうと思います!

まとめ

半年間の上級コース、その経験は本当に人それぞれだと思いますが、「私が大変だったと感じたこと」の軸に沿って振り返ってみました。次は、「学びに役立ったこと」という軸で振り返ってみたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
コーチ
藤田琴子

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