今月の頭、宮古島。
グループで出かけたのだけど、台風の影響で一人残された。
現地の親切な人が車を貸してくれて
ブレーキを踏み込むとガーーーって音のするそれは、
乗り始めはかなり　「やばっ」ってなってたけど
数時間もすると、そのやばい音も自然な雰囲気に溶け込んで
宮古独り時間に深い意味を持たせてくれたように思う。

台風は少しだけそれたけど
それなりに、台風色一色だった宮古島が
急に色あざやかな風景に一変した。

これを見るために残ったのだよ。

そんな風に語りかけるように空と海。
生まれて初めてみる「あお」だった。

青の本

空の蒼　水の碧　という副題のように
まさにこの「あお」は
蒼・碧

そして、こんな「あお」は合成でしかあり得ないと思っていたけど
台風後の宮古島で見た海は、空と同じ色をしていた。

写真で撮るよりずっとずっと碧の海は
確かに
命を生む碧い色だった。