オモシロ画像で笑いたい【インターネットで学ぶ英語表現1】
ネット上で拡散するオモシロ画像(ネタ画像、写真大喜利)のことを英語でinternet memeと言います。最近は日本語でもミームと言うようになりましたね。
英語memeを理解するために必要な力
英語圏のmemeを見て反射的に「ププっ」と笑うには、3つの知識が必要です。
①英語力(特にイディオム)
②社会・文化的背景
③memeの定型
問題1:ハリウッド女優の名前
例えばこちら。彼女はハリウッド女優のリース・ウィザースプーン。
ダジャレなので割と分かりやすいけど、それでも彼女が誰なのか知らなければ面白さも半減。これはハリウッドセレブの名前を使ったmemeの定番(③memeの定型)です。
問題2:あの名曲が聞こえますか?
続いてこちら。
ププっと笑った人は、あの名曲”We will rock you"が脳内で再生されたはず。
・右上(ウィル・スミス、アカデミー賞授賞式でビンタ事件)
・左下(懐かしのゲーム機Wii、ウィル・スミス)
・右下(俳優ロック)
これらの知識(②社会・文化的背景)がないと、曲は聞こえてこないし笑えません。
問題3:この曲は何?
音楽ネタでもうひとつ。この曲が流れてくるでしょうか。
この説明を聞いたあとに曲を聞き直したら、この絵がどういうことか分かるはず。
問題4:イギリスとペプシ
ついでにイギリスつながりでこちら。何を意味するでしょう?
実はこれ、エリザベス女王崩御の時に出回ったmeme。理解するには、若干の①と、②③の知識が必要です。
①英語力(特にイディオム)
②社会・文化的背景
③memeの定型
・ロイヤルブルーの帽子と言えばエリザベス女王
・ペプシのロゴは、逆さまにすると"is ded”に見えるので、よくネタにされる
・is ded=本当の綴りはis deadだけど「死んでいる」の意味
説明を聞くとなるほどーと思いますよね。でもピンとこなければ、何のことだか分からない。それが英語memeです。
次回は①英語力(特にイディオム)が必要なmemeについて取り上げてみます。ではまた来週。
よろしければフォローしてください。サポートしてくれたらもっとうれしいです♪