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[イギリス留学日記] 映画と白いチューリップ

2024.2.23

今週やっと履修登録が終わった。先週から何度も学部オフィスに行ったりメールでやりとりをしたりと、科目変更には予想外に手を焼いた。元々こういった事務的な連絡が苦手な私にとってはかなりストレスというか、労力を要する手続きだったな。そんなこと言って社会人になったらどうするんだって話だけど。

結局一番取りたかった授業が取れなかったのも腑に落ちないが、とりあえず必要単位分が埋まっただけ有難いのと、週のスケジュールが決まった安心感は大きい。3週目からの出席には若干気後れしつつも、課題が明瞭になったことが何より嬉しい。やはりタスクは全くないよりはあった方が生活に張りが出るものだ。


そんなこんなで今日は授業が無い日だったので、昼過ぎからカフェで少し課題を進めた。ちょっとした課題でも自室では一向にやる気が湧いてこないのは私の面倒くさいところなんだけど、今のところ治る気配はない。

勉強の後はご褒美に(どちらにせよ行くつもりだったが)映画を観てきた。これでイギリスに来てから映画館に行くのはかれこれ4回目。映画は気になるのがあったら割とひとりでも観に行ってしまう。そうそう、この前ボブ・マーリーのレコードを手にした日に偶然この映画の予告編が流れて、「あ、これは行かなきゃ」ってなっていたので無事観に行けてよかった。

映画館で観るライブシーンは最高


帰りはスーパーに寄って週末の買い出し。明日は地元の友達とオンライン飲みする予定なので久しぶりにお酒も買った。まだ身分証が届いてないからわざわざパスポートを持って行って見せるのが少し恥ずかしかった。友人とは以前からたまに予定を合わせて通話しているのだけど、留学中はそれが特に癒しになっている。


それからチューリップを花瓶と一緒に買った。思いつきとかではなくて、最近何故か部屋にチューリップを飾りたいとずっと思っていた。春だからかしら。想像では華やかな感じにするつもりだったけど、いざスーパーで見つけると、カラフルな花束よりも「Reduced」の黄色いテープが貼られた真っ白なチューリップの方に情が移ってしまってそっちにした。まだ綺麗な花に食品と同じ割引シールが貼られているのはどこか痛々しく見えたんだよな。

白は地味だったかなと思ったけど、花瓶に飾ったら案外いい感じになった。最近寝る前にキャンドルを焚きながら読書をするのにハマっていて、隣に花瓶を置いたらより癒しな空間が出来上がった。それに植物があるだけで部屋の雰囲気が和らぐ。白いチューリップには「新しいことの始まり」みたいな意味があるらしい。

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