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これまでのこととこれからのことと

はじめまして、漫画原作者の星野茂樹です。自己紹介のノート、そういえばまだ書いてなかったなと思い立ち、ようやく重い腰を上げました。

世代的なものだと思うんですが、「こうした方がいいよ」「こうすればフォロワーが増えるよ」みたいなやんわりとした圧力が感じられると、脊髄反射的に反抗してしまいます。とりあえず反抗から入る、みたいな悪癖がすっかり身についているのは困ったものですが、実は全然困っていないのが余計に面倒臭いところです。

あるいは漫画原作者という職業が関係しているかも知れません。狩撫麻礼、矢作俊彦、武論尊…私の好きな原作者はみんな一匹狼です。普段からアシスタントさんに囲まれて仕事をする漫画家さんは一家の主タイプですが、常に自分の脳内で会話して一人で完結させる原作者は本能的に孤立せざるを得ないんだと思います。そうはいっても独りは寂しいんだよ、とどこか滲み出しているのも原作者の特徴かも知れませんが。

それはともかく

このnoteでは、以下のコンテンツをプッシュしてゆきたいと思ってます。

・『解体屋ゲン』各話解説
連載16年目に入った『解体屋ゲン』は、「施工の神様」で再掲連載という機会を得ました。これに合わせて、執筆当時を振り返りつつ、各話を解説してゆきます。
マガジンはこちら(無料)。
https://note.mu/kotonakare/m/me57e73e6ac7e


・『漫画→MANGA』
ここ2年ほど、インドネシアをメインターゲットに海外にMANGAを移植できないかと試行錯誤しています。色んなことが上手く行ったり行かなかったりですが、このノウハウの蓄積がいつか誰かの役に立つ筈です。いままで表に出してこなかった活動を徐々に公開してゆく予定です。同時に一緒にやってくれる仲間も募集します。

・フリーランスのためのパーフェクトランチ
私は漫画原作者であると同時に双子(♂♂)の父親です。平日は毎日、自分の昼食と家族全員の夕食を作っています。歳を取るとあちこちガタが出始めるもの、健康診断の数値も怪しくなってきます。フリーランスは自己管理が大事、漫画も身体が資本の体力勝負です。そんな生活の中で編み出した究極のランチを紹介します。

・忘却探偵、情報求めず
ここ数年、仕事の合間になにかお手軽なストレス解消法はないかとあれこれ考えているのですが、ふと記憶の奥底から浮かんできたのが、小さな頃に読んだ父親の雑誌(おそらく文藝春秋か新潮か週刊朝日)の広告に掲載されていた、大人のストレス解消玩具です。名前も制作会社も何も覚えてないのですが、形状だけはうっすらと記憶の片隅に残っています。それはカンペンケースのような金属状の箱型で、その上をボーリングのように小さな鉄球を転がします。すると先の方は漏斗状に緩やかに凹んでいて、転がす強さや方向で鉄球が様々な軌跡を描いて、渦潮に巻き込まれるようにクルクルと回転してやがて箱の中に吸い込まれる……こんな感じです。実際は動画を見た訳でもなく、イラスト1枚から子どもの頃の私が想像しただけなので、全然違う機能と遊び方かも知れません。これが本当に実在するのかどうかを検証してゆくドキュメンタリーです。主に国会図書館で捜索します。

・☓☓☓☓☓☓☓☓☓(伏せ字です)
今はまだ発表できない漫画の企画です。


明らかに詰め込み過ぎ!どこまで書けるのか分かりませんが、よろしくお願いします。








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ここでいただいたサポートは、海外向けの漫画を作る制作費に充てさせていただきます。早くみなさんにご報告できるようにがんばります!