『解体屋ゲン』 #82・83 談合の行く末(前後編)
GWも後半戦、みなさん楽しんでますか?「施工の神様」もGW中はお休みみたいですが、「解体屋ゲン」だけは更新しています。という訳で、前後編をまとめて更新です。
(リンク先で無料で読めます)
三友建設が行った爆破解体が…
どうなの?
橋脚を崩し切れず失敗。こうなると事後処理が危険極まりない
そこで次の橋ではゲンに白羽の矢が立つ
しかし三友建設の談合が内部告発で発覚
ゲンたちの爆破解体が悪い意味で象徴に利用されようとしている
ここまでが前編。後編では
マスコミの印象操作に切れるゲン
印象操作に長けたマスコミの前では手も足も出ない。
爆破解体を諦めるしかないのか?
それでもゲンは爆破解体を決意。それは現場の作業員を守るため
そこでゲンが取った工法とは?続きは本編でお楽しみください。<続く>
さて、ここからが余談にして本題です。ようやく発売となった『解体屋ゲンの導火線』
もうお読みいただけましたか?どなたでも無料でダウンロードできます。
ありがたいことにレビューがいくつも。
読者って本当に漫画に対する理解力がすごいと思っていて、作者が直接書けないけど言外に含ませたことや、時には作者が気づいていないことを指摘してもらえたりします。
なんと言ったらいいか…自分が書いた話ですが、読者の方の感想を読んで「ああ、俺はこんなことを書いてたのか…」と気付かされることがしばしばあるのです。
発売直後の作品を直視するのは実は結構大変です。ああすればよかった、ここはもっと工夫できた、とかの反省もあり、特に週刊の場合は時間切れで手放さざるを得ないことも多いので、読み返すのが辛いこともあります。
ただ、今回のように何年も経ってから読者の評価をもらえると、ちょっとだけ肩の荷が下りるというか…誰かに喜んでもらえてるという事実によってこちらが救われる気がします。本当にありがたいことです。
再スタートの6月が楽しみになってきました。
ここでいただいたサポートは、海外向けの漫画を作る制作費に充てさせていただきます。早くみなさんにご報告できるようにがんばります!