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『#みんなの居場所 たかしの家』公式サポーター制度 はじめました!(月額300円~ かけうどん一杯より安い!)

どうも、こんにちは~!
香川県まんのう町にある「#みんなの居場所 たかしの家」の中の人です。

昨年(2023年)のクラウドファンディングでご支援くださった方、その節は本当にありがとうございました。おかげで何とかやってます。

うっかり支援し忘れていた方も、いま初めて知った方も、このたびはこんな怪しいネーミングの居場所に興味を持ってくださってありがとうございます!!



『たかしの家』ってなに?
(※知ってる方は読み飛ばしてね!)

香川県まんのう町にある、子どもも大人もまったり過ごせる居場所です。

まんのう町はうどんも美味しいし、空海が改修した日本一大きなため池「まんのう池」が有名な地域ですが、残念ながら児童館がひとつもないのです。

私たちは元々、町内で廃校を活用した居場所づくりを2年ほどやっていました。
最初は需要もわからず始めた事業でしたが、育児疲れでヘトヘトになった子育て世代の人たちが「休日に子連れで出かけられる場所がなくて…」と次々に集まってきたのです。

子育てに関しては素人&未経験なスタッフばかりでしたが、館長がお得意のDIYでキッズスペーズを充実。
すると、県内トップクラスの過疎地域でありながら、1日の来館者数が多い日で100名を超えるほどの大人気施設に!(パチパチ!

しかし、高齢化が著しい地域ということもあり…
いろいろワケあって継続できなくなりました。
(詳しくは上記クラファンのサイトを見てね)

「ここがなくなったら困るんです!!」と1000通以上の署名も集まりましたが、残念ながら結果は変わらず。

「新しい居場所を作らないといけないけど、場所もお金もない…」
そんな状況下で救いの手を差し伸べてくれたのが、町内の社会福祉法人『正友会』さんでした。

正友会さんが無償で場所を提供してくださり、
さらにはクラウドファンディングで運営費を集めることができ、

2023年11月~ ようやく新たな居場所を再開することができたのです!
それが、『#みんなの居場所 たかしの家』です!!!
(「たかしって誰だよ!!」とよくツッコまれるんですが、まんのう町高篠(たかしの)地区という場所でやってるので「たかしの家」です。)


利用者さん(4歳)が描いてくれた、中の人の似顔絵

中の人たちの自己紹介
(※知ってる人は読み飛ばしてね)

館長の名前は「はたはたさん」。30代後半男性。町内在住のクリエイター。ちょっぴりシャイで恥ずかしがり屋さんだけど、子どもが大好き。本業はフリーランスで動画制作とかデザイン全般やってます。たかしの家では動画相談もやってるよ。オタクなのでマンガもたくさん持ってて週ごとに入れ替えてるよ。庶民派でお洒落すぎない、居心地いい空間をデザインするのが大得意!館長自身が子どもなので子どもにバカウケするオモチャがたかしの家にはいっぱいあるよ。ゲームに詳しいので小学生男子にやたら好かれるよ。

運営スタッフ2人目の「まーおかさん」。30代前半女性。一応(?)歯科衛生士もやってます。子どもかわいい子ども大好き。けど子育ては未経験なので利用者さんから色々教えてもらって、館長に『あーしろこーしろ』と指示するだけの人。口だけで自分は何もできない。ぽんこつ。

人件費カツカツなのでメインの運営スタッフはこの2人です!

中の人たちの致命的弱点


ふたりとも、
・歳のわりに社会性が皆無
・規則や制約に縛られるとやる気をなくす
といったやっかいな気質のために、
「「行政など公的機関との相性がすこぶる悪い!!!!」」
…という、こうした子育て支援系の施設を運営するには致命的すぎる弱点があることに今さらながら気づきました(遅い)。

さらに、逆コミュ力お化けすぎて営業も人脈形成も苦手。
「「ビジネス弱者すぎてお金稼ぐの向いてない!!」」

気持ちだけで何とかしようとしています。
そんな人たちに持続的な運営なんてできるのでしょうか?
謎に宿命を背負ってしまい、吐きそうになりながら運営しています。


有料施設ならではの問題点にぶち当たる!!!

以前やっていた廃校での活動を退くことになった時、当時の利用者さんたちからは「有料でもいいからどこかで続けてほしい」「行く場所がなくなったら困る!」との声が多く寄せられました。
しかし実際にはじめてみると、有料施設ならではの問題点にぶち当たってしまいました。

①有料なので小中学生が一人で来れない
→以前は町からの指定管理料で運営していて入館料無料だったので、地元の小学生が毎週一人で自転車こいでやってきてはワイワイ楽しくやってたけど、たかしの家は有料なので気軽に入れない…

➁子どもが多い家庭の経済的負担
→実際の声として聞かれているのは、「夫婦+子ども3人で計1,500円。家計を圧迫するので前のように頻繁には通えない…」
子どもが多ければ多いほど、経済的負担が大きくなってしまう。
本来はそういうご家庭こそ支えるべき対象なのに…

「子育て世代を楽にしたい!」との思いではじめた事業。
これ以上の値上げはなるべくなら避けたい…
とはいえ、運営費が賄えなければ事業は継続できません。
このままでは、再び元の木阿弥に!!!( ;;)



今の時代に求められる居場所『たかしの家』

たかしの家は、とにかくリピーター率がハンパないです。
毎週毎週やってくる、ヘビーユーザーも多い!!

利用者同士がまるで親戚のように、自分らしく自然体でただそこに居る。
子どもも大人も「ここは自分の家か!?」と錯覚するほどのびのび過ごしています。

子どもたち全員が廊下に集まって「だるまさんがころんだ」してる間に、
こたつスペースでごろーーんと寝転がって昼寝するママさんの姿。
休日くらい、思いっきりだらだらして心も体も休めてほしい。
「ここは普通の子育て支援施設とは違う。この自由さが最ッ高なんです!!!」と絶賛してくれます。

都会と比べれば人口も少なく、運営には不利すぎるけど…
この寛容で何でもアリなゆる~い雰囲気が、田舎ならではの良さなのです。

館長が男性なのもあってか、パパさん率の高さも特徴です。
子どもがスタッフのお膝に乗ってきゃっきゃと遊んでいる間に、
もくもくとPCで仕事したり、お菓子を食べながらマンガ読んだり、ひとりの時間をこれでもかというほど満喫して帰っていきます。

運営の苦しさから幾度となく弱気になりますが、
こうした親御さんたちからの感謝の言葉や、
あるいは言葉を交わさなくても通じ合っている関係性のようなもの、
そして子どもたち一人ひとりの最高にいきいきした表情を思い浮かべては、
「今度は絶対に泣かせるわけにいけない!!」と思い直すのです。

スタッフが親たちと同世代だからこそ、
「自分が子育てするときに、『あったらいいな』な場所にしたい」

だから、堅苦しいルールも禁止事項もない。
お金もなるべく取りたくない。
どんな人も区別なくオールオッケーな場所にしたい。
一切争いのない、天国のようなユートピアを現世で作りたい(怖。

民間ならではのメリットとデメリットを表裏一体に併せ持った施設。
だけど今の時代に若者や子どもたちが求めてる居場所って、
たぶんこういう場所だと思うんです。



公式サポーターになってください!

そんな、理想ばかり追求して地に足がついていない青二才なスタッフが懸命に守ろうとしている居場所を、
月額300円~ サポートしてみませんか?

かけうどん1杯より安い金額で(※弊社調べ)、
子どもたちが笑顔になります!

サポーターになると、あなたのお名前が入った
「小中学生が たかしの家にタダで入れるチケット」が発行されます。

こんな感じのチケットになります(一番上に名前が入るよ)

チケットを使った子どもたちに、「何かよーわからんけど、俺たちにお金出してくれてる○○さんスゲ~~!」と尊敬のまなざしで見られます!(たぶん

「今日は○○さんのチケットが使われましたー!」と
あなたのお名前をSNS上で紹介したり
(※やめてほしい時は先に言ってください)、

ホームページや建物内、チラシなどにあなたのお名前(企業名やロゴでももちろんOK)を掲載したり、

子どもたちが喜んでいる様子やたかしの家の裏話などを特典記事にUPしたりします。

子どもたちの幸せそうな姿を見れば、あなたも幸せな気持ちになれます!
運気も確実に上がります!(たぶん

だからお願いです!!
みなさん、ぜひ公式サポーターになってください!

【入会はコチラから↓↓↓】


最後に伝えたいこと~オマケ~


廃校での活動を撤退することが決まった時、そこに通っていた小学生たちから「なんで俺らの遊び場なくすん?」「大人の都合ってなに?」「ここは地域中の子どもたちや親たち、みんなが喜んでくれよる場所じゃないん?」と鋭い指摘の声が多くあがりました。
子どもは、大人が思っているより、ずっと賢いのです。

あの時、やれるだけのことはやったので、後悔は残っていません。
それでも、今もどこかモヤモヤした気持ちが残っていて…
「まだまだ大人としての責務を果たせていない!」という気がするのです。

社会における少数派に対する冷酷な仕打ち。
子どもたちにそんな現実の理不尽さを味合わせるには、
あまりに早すぎたと思うのです。

「見ず知らずの子どもたちのために動いてくれる、こんなかっこいい大人もいるんだ!」「世の中捨てたもんじゃない!」…なんて、子どもたちに思わせてみませんか。
大人としての矜持を見せつけてやりませんか。
将来の日本を担う子どもたちが、未来へ希望を持てるために!!!(壮大

最後に、作家の灰谷健次郎先生の言葉をご紹介します。

「若者が反抗とか反逆の精神を失ってしまった社会はみじめで、暗い。社会は決して若者にあたたかくない。若者は大人のダシになるな。今ある社会と学校にもたれかかるな。優しさの通る社会は自分たちで創るしかないと腹をくくれ。」

ー「林先生に伝えたいこと」灰谷健次郎


そうです、みなさん、、腹をくくるのです!!!!!
..嘘です、偉そうにすみません。

まんのう町の子どもたちのために、
どうかよろしくお願いいたします。。

それではまた!!

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