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スペインでスペイン語を学ぶと全世界に興味が広がるわけ

Q.今年学びたいことはなんですか?
A.(表向きは)スペイン語です。

学びたい、といってもすでに学習は続けているので「継続したい」が正しい表現かもしれませんが。
ただ、継続のモチベーションは、自分の興味が世界中に広がったことであり、それをお話ししようと思います。


現在、地球上で人類が定住することのできる大陸は5つ。
ユーラシア、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、そしてオーストラリア。
多くの日本人にとって身近なのは、地理的に近いユーラシア大陸と、パワフル国家アメリカ合衆国が存在する北米大陸だと思います。

反対に、行ったことがない、どんな国があるかわからないという印象を持つのはアフリカと南米。
サッカーも世界史も地理もコーヒーも全く興味のない2年前の私は、どんな国があるのかさえ全くわかっていませんでした。

ヨーロッパで暮らす人にとって、アフリカは意外と近い存在です。
エジプトやモロッコのようなサハラ砂漠の北側の国であれば、観光地として。
そこからぎゅ〜んと最南端まで行けば希望峰で有名な南アフリカ共和国がありますが、こちらはベンチャー企業の進出先、留学先として知られています。
なんならアフリカの西側にちょこんと浮かぶカナリア諸島はスペインの自治州ですから、パスポートチェックなしで行けてしまいます。
宗教等の違いから、必ずしもポジティブな関心だけが寄せられているわけではないのは事実です。
しかし、日本で暮らすよりも明らかに身近な存在となることは間違いありません。

ところ変わって南米大陸。
南米最大の国であるブラジルの公用語はポルトガル語ですが、それ以外のほとんどの国ではスペイン語が使われています。
多少、スペイン国内のスペイン語と南米のスペイン語に違いはあるものの、会話には支障のない程度。
言葉がわかるなら、訪れてみるのもいいかも!と思いませんか?

さあ、これで残るはオーストラリア大陸のみ。
これはもう勢いです。
4つの大陸に興味があるなら、最後の1つをチェックしないわけにはいかないでしょう。
多少強引な流れですが、オーストラリアは比較的日本と近い上、英語圏ですから、アフリカ&南米ほどのハードルはありません。

実際のところ、スペインと似た条件の国はいくつかあります。
南米であれば、地理的に近いアメリカであれば容易に訪れることができますが、アフリカはやや遠い。
アフリカに注目するのであれば、フランス語が話される国はいくつもありますが、やはり南米が遠くなる。
やっぱり日本人の私にとっては、スペインでスペイン語を学ぶことが世界全体を知ることへの近道だったように思います。
(あ、気づいてしまいましたか。ポルトガルも実はスペインと非常に似た特徴を持っています。穏やかな国の雰囲気が好きな方はポルトガルがおすすめです。)

さて、ここまでを踏まえて改めて私が今年新たに学びたいのは…
A.アフリカや南米について
です!(超ざっくり)

訪れることはできなくても良いのです。
今持っているなんとなくの興味、好奇心を大事にしたいと思っています。
地球儀をぼんやりと眺めながら、モロッコの国境はなぜギザギザなのだろう?山があるからか!と気がついたり。
アフリカでGDPトップはナイジェリアなんだ〜、観光が強いエジプトかと思ってた。ナイジェリアは天然資源が豊富なのね、と驚かされたり。
チリは南北に長く、海沿い、山があるという地形を生かし地球上のあらゆる食物を生産することができるんだ〜、すごい!とお腹を空かせたり。
国境線が曖昧なところを見つけて、こんな紛争があったんだ、と知ったり。

例え日常生活ですぐに役立たなくとも、世界が少し身近に感じられるような小さな学びを繰り返していきたいです。

#今年学びたいこと

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