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【日本一ChatGPT講座】-10-「私に質問しながら考えて」


……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。

今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)



上田:先生、今度ね、がウチに来るんで、どこか遊びに連れて行きたいと思ってるんですよ。

やまなし:おーそれはいいですね。

上田:それで、どこに行ったらいいかをChatGPTくんに相談したいと思ってるんです。

小林:すればいいじゃない。カンタンよ。

上田:そうなんだけどさ……ボクは何て言ったらいいのかな?

小林:そりゃ「孫と遊びに行きたいです」って言えばいいじゃない。

上田:そう伝えるだけだと、いい答えが返ってこないんだよ……。

こちらから“どんな情報”を伝えたらいいのかな?

小林:それはあれじゃない? アレとか、ソレのことを言えば……。

上田:ほら、迷うでしょ?

やまなし:そうですね。「AIに何を伝えればいいのか」って、それ自体が難しいですよね。

上田:そうなんですよ。

「孫はこういう子です」、「わたしたちはこういうことがしたいです」って伝えた方が良いのはわかるんだけど、じゃあ具体的に何を伝えたらいいのか?がわからない

やまなし:大丈夫です!それもChatGPTくんに聞いてしまえばいいんです!

小林:??? 「ChatGPTくん、ワタシの何を知りたい?」って聞くんですか??

やまなし:こちらがChatGPTくんに聞いてるのに不思議な感じがするかも知れませんが、まさにその通り。ChatGPTくんから“質問”してもらうんです。

具体的にはこんな感じのプロンプトにします。

『 今度、孫と小旅行に行きたいと思っています。どんなところに行ったら、孫は喜ぶでしょうか?

私に質問しながら、最良の答えを考えて下さい 』

上田:わ、ホントに「質問して」っていうプロンプトだ。

ChatGPT:

お孫さんの年齢や興味があるものによって、おすすめする場所は変わってきます。以下の点について教えていただけますか?

1.お孫さんの年齢は何歳ですか?
2.アウトドア活動に興味がありますか、それとも室内での活動が好きですか?
3.学びや体験を重視するタイプですか、それともエンターテイメントを求めるタイプですか?
4.移動距離に制限はありますか?(近場を希望、または遠出も可能など)

これらの情報をもとに、最適な小旅行の提案をさせていただきます。

小林:わわ、質問一気にたくさん出てきた!

上田:アタマの中でまとまってないことを一度に聞かれると、戸惑っちゃうね……

やまなし:一度にたくさんの質問をされると戸惑ってしまう場合は、こんなお願いの仕方もありますよ。

『 会話するように、一つずつ私に質問してきて下さい 』

ChatGPT:了解しました。まずは、お孫さんの年齢を教えていただけますか?

上田:孫は4歳の男の子です。

小林:上田ちゃん、性別は聞かれてないわよ。

上田:あ、そっか。

やまなし:大丈夫ですよ。情報はあった方がより良い回答に近づけますので。
聞かれていないコトでも、思いついた内容はどんどんな情報提供していきましょう。

ChatGPT:了解しました。4歳の男の子ですね。
次に、アウトドア活動に興味があるか、それとも室内での活動が好きか教えていただけますか?

上田:どっちかなぁ…。ウチに遊びに来た時は、思いの外、部屋で静かに遊んでることが多いかなぁ。

小林:じゃあ、「室内での活動が好き」ね。

ChatGPT:室内での活動を好む4歳のお孫さんですね。

では、学びや体験を重視するタイプですか、それともエンターテイメントを求めるタイプですか?

上田:えー、どっちかな? わかんないな。

やまなし:答えられない質問は「わからない」でOKですよ。

上田:じゃあ、『わかりません。どちらも興味ありそう』

ChatGPT:わかりました。学びも楽しみも両方興味があるようですね。最後に、移動距離についてですが、近場を希望されますか、それとも遠出も可能ですか?

小林:どのあたりに行くの?

上田:今回は「パパとママはふたりでどこかにお出かけしておいで」っていう計画だから、私たち夫婦と孫だけで行くんだよ。

小林:あら優しい。

上田:私たちも疲れちゃうから(苦笑)。

『静岡市から日帰りで行けそうな近場』かな。

やまなし:わかりました。その情報もChatGPTくんに伝えておきましょう。

『静岡市から日帰りで行けそうな近場を希望します。公式ホームページがあるところに限定して

小林:あれ?なんで「公式ホームページがあるところ」って条件をつけたの?

やまなし:例の「固有名詞ついついウソ言っちゃう問題」予防策なんです。

上田:この前、習ったヤツだね。人名とか固有名詞関係でウソ言っちゃうっていう。

やまなし:そうなんです。

観光施設や名所も、実在しなかったり、内容が違っていたりするので、「公式ページがあるところに限定」ってするんです。

小林:どうせ、「開園時間」や「料金」なんかも調べるもんね。ホームページが先に分かっていた方が便利よ。

ChatGPT:静岡市から日帰りで行ける、4歳のお孫さんが楽しめる室内での学びや体験、そしてエンターテイメントが提供される場所を考えると、以下のような場所が考えられます:

静岡科学館 る・く・る - 科学に関する体験型の展示が多く、子どもが楽しみながら学べる場所です。プラネタリウムもあります。公式ホームページはこちらです。

静岡市立 日本平動物園 - 室内展示も充実している動物園で、さまざまな動物たちを近くで見ることができます。公式ホームページはこちらです。

富士サファリパーク - 車や専用バスで動物たちを間近に見ることができるドライブスルーサファリや、動物たちとふれあえるエリアがあります。公式ホームページはこちらです。

これらの場所はすべて静岡市から日帰りで訪れることが可能です。

小林:わー、色んな行き先を提案してくれた。



上田:こうやって「質問」も一緒に考えてもらえるのはありがたいね。

やまなし:質問に答えていく中で、「アレについても伝えておこう」と思いつくコトもありますしね。

小林:上田さん、“答えられない質問”がきたらどうする? 「お孫さんは、おじいちゃんのこと、好きですか?」とか。

上田:え!? ……大丈夫……だと……オモイマスヨ。




【やまなし先生の解説】

ChatGPTに指示や質問をする時、「私はこういう人間です」とか、「こういった条件があります」と“自分語り”をすると良い、というお話を先日、させていただきました。

でも、「自分の"何"を伝えたらいいのか、わからない…」ということもありますよね?

そんな時は、ぜひChatGPT自身に質問を考えさせて下さい。

『私に質問しながら、最良の答えを考えて下さい』

とお願いすることで、答えを導くための“良い質問”をしてくれますよ!

【今日のまとめ】

「AIにどんなコトを伝えたらいい?」  ~ 迷った時は「質問」も考えてもらおう!

・・・・

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私たち「ことのは塾」は、実際にみなさんのところにお伺いして『生成AIとうまく付き合うための勉強会』講師をさせていただいております。

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企業からは『"仕事"に生成AIを使うには?』というテーマを、
市役所などからは『"普段の生活"をAIで豊かにしたい』というテーマをいただきました。

どちらも場面でも、生成AIはとても頼りになります!

でも……”最初の一歩”でつまづいてしまうと、「生成AIって…意外と使えないね」と思われてしまうかも知れません……。

「AIを使って、何をしたらいいの?」

「“検索”と何が違うの??」

「そもそも、使う意味ある?」

そんな“声”をたくさん聞いてきました。


……でも、私たちの「生成AI講座」を受けてくれた方は、

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と変わっていきました。

・・・・

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