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暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){一、相手の望むものを与えて心の隙を作り、その隙間につけ込む}


次に詐欺師がやる王道とも言える催眠のかけ方について紹介しよう。


一、相手の望むものを与えて心の隙を作り、その隙間につけ込む



分かり易い例を挙げよう。


まずあなたが同僚に「飲み物を買ってきてほしい」と頼まれたとしよう。


まず300円を渡されて買ってきた場合、その後、同僚に残業を頼まれたらあなたは引き受けるだろうか?


恐らく、殆どの人が自ら引き受けないだろう。


次に1000円を渡され「お釣りはいらないし、あなたの分の飲み物も一緒に買っていいよ」と言われて買ってきた場合。


その後「少しだけでいいから残業をしてくれないかな?」と頼まれたらどうだろう?


ここまで、条件が整えば殆どの人がきっと引き受けることだろう。


それは何故か。


それは相手の望むものを提供することで、あなたを支配しやすい状態にして、自然に誘導できる状況を作るのだ。


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