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言葉の使い方(三章、初対面の相手から長期的な関係まで使える会話術11ヶ条){二、『会話をするときはいつ、どこで、何を、どれくらいを意識して話すべし!』}



二、『会話をするときはいつ、どこで、何を、どれくらいを意識して話すべし!』



この項目は初対面のハードルを越えた先の、知り合いのレベルですべきことです。

知り合いから、ちょっとした友達になるために意識すべきことです。

相手と仲良くなるには、相手とどれだけ多くの回数会い、多くの時間を共有出来るのか・・・これにかかっています。

時間を共有すると言っても、ただ同じ部屋にいれば溜まるものではなく、「共感する出来事を重ねることが出来るか」ということなので悪しからず。

この項目はそのキッカケを作る際に意識してもらいたいものです。

例えば、相手が持っている物、着ている服、取っている行動に興味を持って尋ねてみてください。

「興味を持って」ここ重要です。

ただ聞くと、そしてそれを乱発すると、形式的に気を使って聞いてるのを露呈して、その適当さが相手に反感を持たせてしまいます。

中途半端にやって失敗する方々を私は星の数だけ見てきました。

なので極論全く相手に興味が持てないのであれば、話さないのも一つの手なのです。

聞き方のパターンを少し、ここで紹介しましょう。

あまりいい例ではありませんが、あなたの家の近くでボヤ騒ぎがあったとしましょう。

あなたは、そこに向かうと沢山の人がそのボヤ騒ぎを見ています。

この時に、誰でもいいので、たった一言「何があったんですか?」と尋ねてみて下さい。

そうすると、「いや〜実は〇〇さんの家で火事があったらしくてねー」と、レスポンスがあると思います。

そこで「火事ですかー、ちょっと怖いですねー」と返します。

そうすると、「本当怖いよねー、うちも気をつけないとねー」と返ってくると思います。

このやり取り、一瞬ではありますが、関係性を作るのに必要なものが沢山詰め込まれています。

まず一つ目が自然な状況でキッカケとなる言葉を投げかけることで、スムーズに会話を始めることが出来るということ。

二つ目に、状況をみて下さい。

ボヤ騒ぎを見ている、という状況を共有していますよね?つまり、時間を共有しているのです。

三つ目に、多くの人が見逃しがちなのですが、気持ちも共有しているのです。

火事を見て、怖いよね、気をつけないとね、と。

このように、相手との同じ気持ちになれる時間をどれだけ共有出来るのかに関係の深まりに関わるので、ぜひ、状況を見ながら使ってみてくださいね。

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