見出し画像

「キャリア」と向き合ったら怖くなった。

「キャリア」とは何かと問われた時に、すぐに答えることができなかった。もちろん聞いたことはあるし、普通の会話の中で問われれば、「キャリア」についてそれなりに会話を弾ませることができるとは思う。それでも自分の言葉で明確に「キャリア」を定義していなかったし、意識もしていなかった。
慌てて色々調べたり、本を読んだりして自分がしっくりくる定義に行き当たった。
細かい前提や定義は抜きにしてものすごく平易な自分の言葉で言い換えるとキャリアとは、「なりたい自分になるために、考え、行動すること」。
そして同時にこのなりたい自分になるために考える「キャリア」について普段ほとんど意識してこなかった自分に怖さを覚えた。今までも、これからどうなっていきたいか?を考えてこなかった訳ではない。だが多くの時間を費やしている仕事をしている間、「キャリア」を明確に意識せず過ごしてきた、あるいはものすごく狭い意味での「キャリア」として捉えてきたということはものすごくもったいないことだと思う。
自分の感覚がどこまで他の人と一緒かは証明できないけれど、「キャリア」をどこか他人事で捉えている人は多いのではないかと思う。もしこの感覚があまり外れていないと仮定すると大げさだが日本の未来に不安感を覚えた。そして、このままではまずいと強く感じた。

まず「キャリア」を自分ごとで捉える必要がある。そのためには、「自律」が必要だ。
自立とは、自ら立つこと。これには物理的な側面でのニュアンスを多く含んでいると思う。多くの社会人は、親元を離れ、一人暮らしして自立していると言える。しかし、「自律」出来ているだろうか?
自律とは、自分の中に価値観などの「律」を持ち、自ら方向付けそこに向かっていくことだと考えられる。
まさに自分のキャリアを他人事にせず、自分のものとして捉えるということだろう。改めて、自分の「律」は何で、どこを目指していきたいのか?を考え、定期的に振り返る事で「キャリア」を自分のものとしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?