とある平行世界の日常(須藤視点) 〜すどえぼ〜 2022.12.06

ストリーマーグラセフ というGTA5RP企画配信内キャラ、須藤冬馬×深沢えぼしの二次創作SSです。
※須藤視点です

⚠️注意⚠️
・完全に人物の心情は捏造です
・全て忠実に描写しておりません
・配信者ご本人は全く関係ありません
・自己責任で読んでください
・稚拙な文書な点はご容赦願います

※本作でストリーマーグラセフに興味を持たれた方は配信の方も見にいって頂けたら幸いです。


[ 某日 カフェ ]
今日もいっぱい働いたなあ。さて閉店作業をしますかあ。ふと目をやると、いつもの席で、いつものようにえぼしが座ってこっちを見つめているのに気づく。
一日の中で、とても至福を感じる瞬間だ。、、、本人に面と向かってはいえないんだけどね。
作業していると彼女がぼそっと呟いているのが聞こえた。
「あの山のこと、すっかりデスマウンテンとか名付けられてるのか。私にとっては大切な思い出の場所なんだけどな。なんか嫌だなぁ、、、」

確かにそんな話が街で流れてたな。どうにかできないものか。う〜ん、、、もうすぐ記念日でもあるな、、、ふむ、、、。
「うん?、、、あぁ。そうかそうか」
「どしたん?またなにか頭の中で何かが繋がって、スッキリでもしてるのか?」
「いやそんなことでは、、、締め作業で疑問に思っていたのが、なんだか判明してさ」
「そっか。それはよかったな」

その後はいつものように、取り留めない会話をして、その日はお休みなさいと言いつつわかれた。

[ 12/18 カフェにて ]
いつものセットを求めて、彼女が店に入ってきた。
「なぁなぁバイクで行きたいとこあるからさ。一緒にいかない?」
「どこに行くんだ?まぁいいや、いくよ〜。」
「Hey your men! 後ろに乗りな〜」
「何言ってんだこいつ」

愛車のBATI 801 RRであの時と同じようにタンデム状態で、あの山の頂上に向かう。幸い天気もあの日と同じように快晴だ。
「目的の場所ここだったのか。いや〜やっぱここはいつきてもいいねぇ。見晴らしもなにもかも最高♪」

「ほんといいところだよねぇ。でもさ最近、ここ変な名前で呼ばれてるやん。なんかそれは嫌なのかなと。改めて良い記憶で上書きできればいいなと思い連れてきてみた」
「そっか。色々気遣かわせたみたいだな。わざわざありがとな。」
「でさ、どうせなら他も一緒に上書きできればなと思ってさ」
「他も上書き?」
「うん。聞いて欲しいんだ」

ああ、胸が凄いバクバクしてる。元々こういうの苦手だからなあ、、、
あの時も色々気恥ずかしかさもあって、自分から言わず、クイズ形式にしたりとか、促されて好きとか答えてたっけ、、、
今回は流石に自分から言わないと!

「あのさ2ヶ月前のあの時にさ、『俺が欲しいですか?』とか聞いたり、えぼしに促される形で『好きっすよ』とか答えたでしょ」
「なんだよいきなり。スッゴイ恥ずかしいこといきなりぶっ込んでくるな」
「いやさ今思うと、な〜んか男らしさに欠けてた?というかなんというか。」
「つまりそいつを上書きをしたいと?」
「そそ。だから聞いててくれ」

すう〜はぁ〜、、、よし!
「えぼしがいない生活とか、今更考えれそうにないからさ。あなたが欲しい。ついていくのではなく共に並んで生きて行きたい!一生を支えたい!もちろん死ぬ時は一緒に死のう!」
「そして言わせてくれ。えぼしのこと 愛してるよ。」

ようやく俺の言葉を噛み締めたのだろうか。彼女はあの時よりも、顔だけでなく首元や腕まで薔薇色に染めあげていた。それを見たら思わず、自分を抑えきれず彼女を強く抱きしめていた。
組を立ち上げたとき、かっこよく頼りがいしか感じなかった。
今抱きしめてる彼女は、とても温かく柔らかい。そしてこんなにも壊れてしまいそうな存在だっただろうか。ただ守りたい。そして絶対に手離したくない。俺だけのものにしたい。

そう感情が昂っていたせいだろうか。夢中で荒々しく唇を押し付けていた。何度も何度も角度をかえ、彼女の思考を奪うかのように。逃げ出さないよう、彼女の後頭部ぐっと捕まえ離さず、何度も貪りつくした。
「んん、、、はふっ、、、この馬鹿、そんなにがっつくな!おまえは私だけのものなように、私はおまえだけのものなんだから。」
そんな言葉と共に、強く抱きしめ返してきた。

抱きしめられたことで、ようやく胸の昂りは治まりつつあった。勢いが落ち着く前に聞いてみた。
「どうだった。記憶は上書きされた?」
「ああ、、、そうだな。悔しいけど上書きされたよ。より良いものにな、、、ありがとう」

囁くようにいう彼女の言葉を聞いた。嬉しさと共に自分がやったことに対しての恥ずかしさを今更意識しだした。やべっ!顔が真っ赤になりそうだ。

それをごまかすかのように
「さて店のこともあるしそろそろ戻ろっか」
と言い、バイクのキーを回し急ぎ乗り込む。
えぼしもすぐ後ろに乗り、ぎゅっと腰に抱きついてきた。
「あぁ気をつけて帰ってくれよ。私は今日の記憶を絶対に無くしたくないからな」
「あたりまえで〜す。大事な愛する彼女を傷つけたくないですし〜。」

「、、、まぁもし死ぬ事になっても一緒だからさ。そこは安心だろ?」
彼女は俺の背中に頭をつけ、ただそっと一言つぶやいた。
「、、、バカ」

その後も楽しそうに睦合うかのような二人の話し声が遠くに響いていった。

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