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2月25日

昨日のぶんの日めくり、「沈黙は金なり」に通じると思うけれど。本日は「釈迦に説法」だそう。

ことわざをたくさん言える人に悪い人はいない、という言葉が映画「アメリ」の一場面にある。

なるほど、ことわざばかり持ち出してくるひとも若干変人だし、身近にいたらかなりうざい存在だと思うのだが、ことわざの生き方を体現していたら、少しはいい人かもしれない。

「釈迦に説法」には二つの使い方があるそう。

1つめは、そんな話をこの人にするなんて、釈迦に説法だよ!と注意するとき。

2つめは、私がへり下るとき。私があなたにこんな話をするなんて釈迦に説法だとは思うのですが…と話し始める。

なるほど、日本語の賢い使い方を知っていると、一気に知的感が演出されるようだ。仕事ができる人をみていると、すべて「伝え方」に重きを置いている気がする。

それは、重要な引き継ぎの案件だったり、さりげなくすれ違った時の声かけだったり、グループの根本的な方針の哲学的話だったり、様々な伝え方である。

伝え方次第で人の心がどう動くか決まる。それはそのまま結果に直結する。

これは仕事相手に媚びることとは違うと思うけれど、お互いに気持ちよく過ごすことで、いい結果を生み出すにはこういう配慮も必要だよな、と学んでいる途中だ。

そんな2月25日。

エチカ




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