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人間は、インプットしまくると自然とアウトプットしたくなる生き物(という仮説)

先週の金曜日は、ある原稿の締め切り日でした。
ボリュームのある原稿を提出した後の私は、いつも一時的に”燃えかす”というか、”恩返しした後の鶴”みたいな状態になります。
金曜の夜も、「脳みそが空っぽ……」という感覚になり、夫と話していても面白いことなど何一つ言えず、ふらふらとベッドに倒れ込みました。

夜が明けて土曜日。
「読みたいけど、締め切り前だから我慢していた本」を朝から読み漁りました。
一晩よく眠って、体の疲れが取れたこともあり、
「今日はガツガツ、インプットするぞ!」
と読みまくるうちに、”恩返し後の鶴”から”ふつうの鶴”に戻っていく私。
この日読んだ数冊は、偶然どれも面白かったので、土曜の夕飯の時間に、夫を相手に「こういう学びがあった」「自分の仕事にこう活かせると思った」等々を話し出したら止まらなくなり、”家庭内大演説会”みたいになってしまったのでした。

私が時折、この”大演説モード”に入った時でも、うるさがらずに「ふむふむ」と聞いてくれる夫よ、ありがとう。
そして、前の晩には「逆さに振っても、何も出ませんよ」というほど脳みそ空っぽ状態だったのに、丸一日インプットし続けたら、大演説モードになったことを考えると、
「アウトプットの最大の原動力は、インプット」
ということなんじゃないかと思いました。

少し前に、このnoteが話題になっていましたよね。

「何か発信したいんだけど、いざとなると、何を書けばいいのか……」
と立ち止まってしまう人が大勢いるから、この記事が話題になったんだと思うんですが、そういう人は、言いたいことが思わず溢れてしまうぐらいまで、好きなものをインプットしまくってみてはどうかな?と、私は思います。

「この世の全てのアクションは、何かに対するリアクションだ」
というのが私の持論です。
思わずリアクションせずにはいられないような強い刺激(=好きなものの大量インプット)を自分に与えたら、
「何か書きたい気がする……」という漠とした思いが、
「これを書くぞ!」というアクションに変わるんじゃないかなぁ。

私も、自分に良い刺激をいっぱい与えよう。
あっ! インプットをすることが私のアウトプットに繋がって、
私のアウトプットは、今度は誰かにとってのインプットになって、
さらにその誰かのアウトプットも、別の人ののインプットに……(以下略)
となるわけか!
世界は繋がってるんですねえ。(と、強引にまとめてみる。)

日記 #エッセイ #コラム #インプット #アウトプット #note
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