第1話_見附島_m

すずパラ連載までの経緯と、皆さまへのお願い

連日すずパラ、すずパラとばかり言っていて、すみません。

1月1日よりnoteで連載を始めました、町おこしコメディー小説『すずシネマパラダイス』を読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。
今晩は、すずパラの更新はありませんが(第六話以降は火曜、金曜の週二回更新とさせてください)、この作品をnoteで連載することになった経緯をお話させてください。

実はこの作品はもともと、映画企画として立ち上げたものです。
現地での取材もさせていただいて脚本を執筆したのですが、その後、紆余曲折ありまして、「企画が立ち消えになったわけではないが、前進してもいない」という状態となりました。
こうしたことは映画制作の現場ではそれほど珍しくなく、この状態になると通常、脚本家の一存では企画をコントロールすることはできません。
ですので私も「流れが戻って来るまで待つしかない」と考え、「映画版すずパラ」は、長らく”塩漬け”の状態が続いていました。

ですが、「すずパラ」の映画脚本を読んだ方から、
「立ち消えにするには押しい企画。一旦小説の形にして、そこから改めて映画化を目指すという道もあるのでは?」
とアドバイスをいただいたことをきっかけに、「小説版すずパラ」の執筆を思い立ちました。

このような経緯があるため、「いずれは、この作品を映画化したい」という思いを持って公開を始めました。
とは言え、さして有名でもない脚本家の私が小説版の連載をWEBで始めたからと言って、それが即ち「映画化再始動」を意味するかと言うと、それほど話は甘くありません。
商業映画が一本完成するまでには、長く険しい道のりがあるというのが現実です。
ですので正直なところ、連載開始時に私の中にあったのは、「これをきっかけに、映画化できるといいなぁ」という、ふんわりした希望程度のものでした。

ところが、いざ公開してみると、連日「面白い」「続きが気になる」「読んだら珠洲に行ってみたくなった」という嬉しい感想をいただくことができています。
FacebookやTwitterでシェアしてくださる方々もいらっしゃり、ありがたく嬉しく思うと同時に、「映画化したい」という思いは、私の中で「ふんわりした希望」から「明確な目標」へと変わりました。

この目標に向けて私がまず行うべきことは、より多くの方に「小説版すずパラ」の存在を知っていただき、読んでくださった方々に「すずパラが好き」「映画版も観たい」「この企画を応援したい」という”すずパラサポーター”となっていただけるよう尽力することだと思います。

長くなりましたが、このような思いで今後も連載を続けていきます。
「小説版すずパラ」を気に入っていただけましたら、シェアしていただいたりお友達に薦めていただけたりすると嬉しいです。

今後とも、『すずシネマパラダイス』をよろしくお願い致します。
未読の方は、ぜひこの機会にお読みいただければと思います。

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脚本、小説のオンラインコンサルを行っていますので、よろしければ。

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