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大河ドラマ「いだてん」

昨年10月に、こんな投稿をしました。

ざっくりいうと、
「2019年に放送されるドラマの脚本を読んで感動した。自分よりずっとずっと実績のある人気脚本家の方の作品で、お会いしたことはないけれど、原稿を通して、あたたかい人に違いないと感じた」
という内容です。

この「2019年放送のドラマ」というのは、今年の大河ドラマ『いだてん』のことで、「人気脚本家の方」というのは宮藤官九郎さんのことでした。
上の投稿をした頃、私は『いだてん』ドラマ・ガイドのあらすじページを執筆する、という仕事をしていたのです。

さて、発売中のドラマ・ガイドは「前篇」です。
ということは「後編」もあり、今はそちらに載せるあらすじ原稿を書いています。

あらすじは、完成した映像ではなく、宮藤さんの脚本をもとに書いていくのですが、今日も脚本を読んでいるうちに自然と涙が出てきてしまいました。
『いだてん』は明るく笑いにあふれた作品です。
そして同時に、登場人物たちに向けられた視線が本当にあたたかく、明治、大正、昭和の人々を描いているはずなのに、その誰もが、平成の終わりを生きる私たちにどこか重なって見えて、このドラマに自分が励まされ、自分も誰かを応援したくなるようなドラマです。

未見の方は、これからでもぜひご覧になってみてください。
笑えて泣ける、素敵なドラマです。

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