見出し画像

NovelJam2018秋参戦記:2日目夜

NovelJam2018秋、2日目夜。実質2日目が怒涛の執筆&作業日となるため、著者はもちろんデザイナーや編集者の方もまだまだ眠らずに作業を進めています。まさに佳境です。

そんな中、本日は文学Youtuberのベルさんがお越し下さって、LIVE配信でNovelJamについての配信をしてくださったのですが…

「最初の自己紹介から気になっている著者さんがいて…」とお話くださったのが、なんと、私(藤宮ニア)のことでした

(21:30頃から/ベルさんたまらなく可愛いので見てください)

まじで心臓飛び出るかと思った。

第二稿戻し待ちで、その他電子書籍化作業に必要な情報埋めなどに頭をひねっていた中だったのですが、まさか自分の名前があがるなどとは思わず。テンパってしばらく何もできなくなりました。

NovelJamが動き出してみて

NovelJamが動き出して、激流の中に放り込まれた感じで物事が進んでいるわけなのですが、周りを気にしないようにしてもやっぱり情報の断片は入ってくるのが実情です。私なんかはスピードに追いつくのに必死で他所のことなんか気にしている暇がないのも事実ではあるのですが、それでも目に入ってくるものは入ってくる。

これとかね。めっちゃよくないですか、釘。笑

このチームはNovelJam経験者の編集者&デザイナーさんということで、かなり戦略的&活発に動かれているイメージ。激流も乗りこなしてやんぜ、って感じでとても頼もしいサポーターのいるチームだなぁと勝手に思っています。

で、上記の釘にしろ自分と同じチーム「Bukkowasu」の維嶋さんの「いえ喰ういえ」にしろそうなんですが、著者のみなさんの設定構築スキルが異様に高い

これを何日かかけて考えているならまぁわかるんですよ。でもね、お題発表からプロット提出まで確か2時間くらいじゃなかったっけ??ってスケジュール感なわけですよ。

要するに圧倒的アイディア力と、多分あとはもうシンプルに量の問題なんじゃないかなと思った次第です。わたしは圧倒的に、物語をつくる経験値が足りていない。

で、このツイートに繋がるわけなんですが。

プロット提出と初稿提出に関しては、まじで一番遅かったんじゃね?くらいの遅さでした。(編集の宮坂さん本当ごめんなさい。ずっと待ちますよって言ってくれてありがとうございました…)

いやだって、マジで、みなさん早すぎん??ってくらい、ばしばし作ってるくせにめっちゃくちゃ濃い。私は提出遅かったくせに全然「特別なもの」のない設定で、周りの本職を生かした作品とか、尖った設定とか(しかもどれもめちゃ面白そう)、そういうのが耳をかすめるたびに悶々としておりました。でも、今の自分にはこれしか無い。
それを噛み締めて、自分の内に在るものをただひたすらに信じて、やり抜くしかない。

そもそも経験値不足だなんていうのは、応募する前からちゃんとわかっていたことでした。わたしは創作分野においてはマジでひよこ。生まれたての子鹿が一旦立ったで!ってくらいのもん。

だけど、だからこそ、NovelJamに参加しようと決めたんです。


またもや言葉に、チームに救われている。

ベルさんに「読んでみたいと思いました」「楽しみにしています」と言っていただけて、あぁこんな風に届いてくれることがあるんだなぁと思って。こういうたった一人のためにでも、わたしは言葉を書き続けて生きていきたいと改めて思うことができました。

そして、チームB改「Bukkowasu」のみなさん。(今更やけど何なのこのネーミング。笑)

デザイナーのCAROLさんは、noteを見せた初日にすぐ「ニアさんのイメージはこんな感じだったんですよねぇ」と項目を箇条書きであげてくれて、その後プロットと初稿で素晴らしい資料を作ってプレゼンしてくださいました。

(無断転載なので一部のみ。笑)

その後ライブペインティングで表紙絵を作ってくれて…


いや、すごない??

言語での伝達をすぐに汲み取ってくれて、イメージのすり合わせをしながらさくっと作ってくれる。普段は手を動かすデザイナーさんじゃなくてディレクターさんらしいのですが、めちゃくちゃ安心感があって最高でした。

そして編集の宮坂さんも、先述の通りひたすら待ちの姿勢を貫きつつもそっと時間を切ってお尻を叩いてくださいまして。

「編集さんに見てもらう」経験値ゼロだった藤宮に、マジでゼロから丁寧に教えてくださいました。

(宮坂さんの血と汗と涙の結晶/アップロードが地獄だったそうです笑)

「ここよかったです」みたいなコメントをいただけている箇所もあって嬉しくなったり、「ここはこうじゃないですかね」みたいなアドバイスも淡々としてくださってふむふむと素直に聞くことができたり。とても安定感のある編集さんで、私が子どもっぽいところもある分、上手にいなしてくれていい感じだなと思いました。笑

「維嶋さんの作品とのギャップがすごくて心が分裂する」って初日に言っていて、多分維嶋さんの作品の方が好みではあるんだろうなと勝手に思っていますが(笑)、それでも隔てなく丁寧に見てくださっているのはちゃんとわかるので、やさしいなぁ…ありがたいなぁ…と拝みながら執筆を進めました。

同じチームのもう一人の著者(1チームに著者二人いるシステム)である維嶋さんも大変人当たりがよくて、一緒に「やべー終わらねぇ」と言い合える仲間がいるのって心強いなぁと思いながら、心くじけず進めることができました。(あと、先述したけど、この人マジで設定の作り込みスピードがすごい)

ということで

「リトルホーム、ラストサマー」、(トラブらなければ)明日13:00から電子書籍として発売開始予定です。

2月1日にあるグランプリに向けて、明日のプレゼン&表彰が終わってもまだイベントが続くスタイル(明日のとは別にダウンロード数とか期間中のPRの工夫とか展開とかを鑑みて2月にグランプリが決まる)らしいので、明日からぜひこの子を愛でていければと思います。


※明日が最終稿提出&プレゼン&表彰なのでまだ終わってません。


なんか思いがけず振り返りポストみたいになってしまったけど(笑)、創作クラスタゼロだった身として、勇気を出して参加してみてよかったなぁと既に思っている次第ではあります。

明日、どんなプレゼンをしようかとかそういうのがまだ残っているんですが()、何はともあれ、ここで出会えた皆さんと今後の出版や創作や文学をもっと面白く大切にしていく工夫ができたら楽しいなと思います。

やっぱり、私は書くことが好きだよ。


おやすみなさい!

読んでいただいてありがとうございます。少しでも何かを感じていただけたら嬉しいです。 サポートしていただけたら、言葉を書く力になります。 言葉の力を正しく恐れ、正しく信じて生きていけますように。