ことさら出版

小規模出版のインディーレーベルです。 http://www.kotosara.net/

ことさら出版

小規模出版のインディーレーベルです。 http://www.kotosara.net/

マガジン

  • 「ことさら出版」について(KOM)

    「ただ生きるだけなら、ことさら必要ではないもの」をつくりたい、と考えている小規模出版レーベル「ことさら出版」の活動等についてのテキストが主になります(多分)。カテゴリ分けが難しそうなものも全部このマガジンに。

  • 『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』について(NKM)

    ことさら出版の商品第ニ弾にして初の書籍となる、イシデ電さんの漫画単行本『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』についてのマガジンです。

  • 「遠い街」について(TMM)

    ことさら出版が3曲入りのEP『膝』をリリースしているユニット「遠い街」についてのマガジンです。シンガーソングライター・butajiさんと、テクノラップバンド「チミドロ」のリーダー・スズキナオさんからなるユニットで、全曲の作曲・歌唱・サウンドプロデュースをbutajiさん、全曲の作詞をスズキさんが担当しています。遠い街のアルバムも制作予定です。

  • 「ことさらマガジン」について(KMM)

    「ただ生きるだけなら、ことさら必要ではないもの」をつくりたい、と考えている小規模出版レーベル「ことさら出版」のウェブサイトでは、「ことさらマガジン」と題して色々な読み物を連載しています。その内容の紹介等のマガジンです。現在は、 スズキナオさんの「世界を割る」、スズキナオさんの「読んでは忘れて」、服部昇大さんの「美ー子ちゃんの今週の一枚」が連載中です。 https://kotosara.net/magazine

最近の記事

  • 固定された記事

KOM-001 「ことさら出版」について

はじめまして。「ことさら出版」という出版インディーレーベルです。そうでない場合、この文章を読まれる方はすでにTwitterアカウントをご覧いただいている方かと存じます。海の物とも山の物ともつかないアカウントを見ていただき、いつもありがとうございます。 ことさら出版は、2018年の12月24日に遠い街(butaji+スズキナオ)の『膝』という3曲入りのCDを発売しました。CD店などには基本的には置いておらず、BASEからの通信販売を行っております。基本以外の例外はまた別の記事

    • 「「シカク」のメルマガとサイン本」について

      note自体が久しぶりなので、本題に入る前に、ことさら出版の近況について少し記します。 今年は単行本を1冊出す予定です。 実は去年も1冊出すつもりでした。ただ、私は人に催促・督促をするのがとにかく嫌いで、しなければ動かないものはやらないでいい、という考えの持ち主です。そして、その本はまず著者が最初にやらなければいけない作業があって、かなり多忙な方なのでちっとも進まず。それなら、今はいいかと止まっているところです。多分ずっと忙しいだろう方なので、このまま陽の目を見ない可能性

      • 『凛として灯る』について

        今月のスズキナオさんの書評連載「読んでは忘れて」はことさら出版の都合で休載となる。更新日の9月20日には、スズキさんが同時連載している「世界を割る」のことさら出版移籍前のバックナンバーの追加掲載をしているのだが、つたない文章ながら「読んでは忘れて」番外編として、荒井裕樹『凛として灯る』(現代書館)の書評というか、感想を書いてみたい。 この本は、以下の文章から始まる。 まとまらない言葉「その人」とは。その人生とは。という話の前に、「読んでは忘れて」にも取り上げられた氏の『ま

        • 「さりげなく映った携帯」について

          ことさら出版で「美ー子ちゃんの今週の一枚」を連載している服部昇大さんの『邦キチ!映子さん』の最新回を先ほど読んで、その流れで服部さんのツイートを見ていた。 余談になるが、邦キチの更新情報はいつもTwitter経由で知る。 あるとき、投稿順のTLで服部さん本人の告知より、読者の読了ツイートで先に更新を知った回があって「これが売れるということか…!」とテンションが上がった記憶がある。 そして「売れた」感断トツNo.1は、邦キチで『ベイビーわるきゅーれ』が取り上げられたときの

        • 固定された記事

        KOM-001 「ことさら出版」について

        マガジン

        • 「ことさら出版」について(KOM)
          5本
        • 『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』について(NKM)
          5本
        • 「遠い街」について(TMM)
          3本
        • 「ことさらマガジン」について(KMM)
          4本

        記事

          「東京の空気」について

          (なぜかヘッダー画像が横は膨らみ縦は圧縮されてアップされる。よく分からないので放置) 私は仕事関係で必要な外出以外はほとんど家におり、買い物も基本的には24時間営業のスーパーを深夜に利用しています。 正直、自分はかかっても別に…という気持ちがあったりするのだが(進んで感染したくはもちろんないけど、それ以上に飲食・旅行産業等にお金を使いたいと思う)、とにもかくにも人にうつす側に回りたくない。結果、COVID-19の感染リスクは極力抑える生活様式で過ごしているほうだと自負して

          「東京の空気」について

          「民主主義のエクササイズ」について

          岸野雄一さんの「民主主義のエクササイズnote版」を読んだ。 6月16日に発売予定の、「ニューQ・Issue 03名付けようのない戦い号」に掲載される原稿を、発売前に公開するというもの。16日以降は雑誌でのみ読める。 頷くところ多々あったので、ネット上で見られるのはあと2日の話だがメモ書きとして。以降特に断りなく枠の中で表示するのは岸野さんのnoteからです。 多様性のグラデーションいきなり初っ端から、その通りとしか思えないくだりが。「ニューQ」の今回の企画の発端がそも

          「民主主義のエクササイズ」について

          「2020年5月11日」について

          ここまでの流れ。 ①飲食店にできるだけお金を落としたいと思うものの、20時閉店の飲食店のテイクアウトを利用するのが生活リズム的に難しい(クレジットカードも持っていないローテク人間なので便利なツールも基本利用できず)。 ②緊急事態宣言中もまったく気にせずずっと営業していたラーメン屋に行ってみて店員さんに歓迎されてない感じにダメージ受ける。 ③しかし国や自治体の支援はあんまり期待できないだろう(悲しきかな半年以上経っている今でもそうですよね…)と思い、営業している空いてて清潔そ

          「2020年5月11日」について

          「ニチレイのフード自販機」について

          先日、この記事を読んだ。 私はレンタカーで埼玉や群馬のオートレストラン(フード自販機が多く置いてあるゲームセンター的な業態。ゲームセンターのような筐体がなくて、フード関係のみのストロングスタイルの店もあったはず)を巡ったことがあるような人間なので、ニチレイのフード自販機にもそれなりに思い入れがある。 しかし、唐突だが、鉄剣タローの閉店は悲しすぎる…。 (三密は大丈夫では…?と思わなくもないこともない…) メシ通の記事を読んだ時点で、偶然にも私はニチレイのフード自販機が

          「ニチレイのフード自販機」について

          「2020年5月4日」について

          連日の日記。更新は一月以上空いているけど。先に断っておくと、この日からテイクアウト日記ではなく単なる外食日記になります。 この日は、前日に鴨を眺めながら牛丼を食べる前に目撃したラーメン屋に行きました。一月前の細かい記憶はまったくないけど、そこでの経験は未だに鮮烈に憶えており、店を出たのが4時過ぎくらいだったと思うので、おそらく前日と同じくらいに家を出ている。この日はずっと歩いていたはず。 自粛要請を気にせず営業を続けている、それも深夜まで…という時点でかなりの強者なんだけ

          「2020年5月4日」について

          「2020年5月3日」について

          多分。5/2、あるいは5/4だったかもしれない。 もう無理、テイクアウト無理だよぉ…。 気分的にはそんな感じ。いや、気分の話ではない。前回が24日。空きすぎ。 悪いのは私であり、また仕事があるだけ有難いものの、とにかく終わらない。大体テイクアウトは20時まで受付のお店が多いので、仕事を優先すると、どうにもテイクアウト合わせで動けない。一日一食でよい人間なので、最初の食事をいっぱい食べて仕事を頑張る、というのもどうにもやる気が出ない。あとせっかくテイクアウトしたら酒も飲み

          「2020年5月3日」について

          「2020年4月24日」について

          この日はまだ明るいうちに外出をする必要があった。 2020年4月24日。それは、日本のサブカルチャーにとてつもなく大きな影響を与えた(と思うのだけれど今二十歳くらいの文化を愛する若者にとってブロスってどんな存在なのだろうか。知ってはいる、って人はそれなりにいるのかな)テレビブロスの、紙の定期刊行最終号となる総集編の発売日であった…気がする。もしかしたら23日発売だったかも。その3日前、21日には映画秘宝の復刊号が発売されている。運命はいくつもある(車谷浩司)。 ブロスを買

          「2020年4月24日」について

          「2020年4月20日」について

          前回の更新が昨年のクリスマスのことさら出版1周年について、の話でした。その後、なんとなく気分的にはnoteづいていて(これでも)、新年になったら、 ・「怒り」について ・「2020年の予定」について というテキストを書こうかとなんとなく思っていた。ところが結局忙しくて、仕事と並行してnoteを書こう!と思うほどのやる気はなかったため、何も書かずにこの2020年4月に気づけば突入。ちなみに今年の予定については、新連載はおそらく何か始まる。新商品は何も出ない。になるかと思われます

          「2020年4月20日」について

          KOM-005 「一周年」について

          (画像はイメージです。本文とは関係ありません) クリスマスの夜、皆様いかがお過ごしでしょうか。色々あって昨日やるべき仕事に全然着手できず、これからやるのもなあ…とnoteに逃避してまいりました。何か書かねばとは思っていたけど、更新は来年以降になると思っていたのに…。 ことさら出版は昨年の12月24日にサイトをオープンして、(それより前にお手元に届いた方もいたかもしれませんが)スズキナオさんとbutajiさんのユニット「遠い街」のCD『膝』のパッケージに記されている発売日も

          KOM-005 「一周年」について

          NKM-005 今日のコミティア130と「イシデさんスゲーな」という話について

          本日、東京ビッグサイトにて開催予定のコミティア130(前回はオリンピックのアレコレなどに対応するためにつくられた青海展示棟での開催でしたが、今回はビッグサイト本体?です)に、イシデ電さんの「でんや(スペースNo.D41a)」が出展します。 前回のコミティアと今回の間に、東京の往来堂書店さんでも『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』(以下『猫恋人小判』)をお取り扱いいただくことができたものの、前回時点では書店様でのお取り扱いが西日本のみという状況で、書店限定特典として作成し

          NKM-005 今日のコミティア130と「イシデさんスゲーな」という話について

          NKM-004 『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』をお取り扱いいただく書店様について

          (画像はイシデさんのTwitterからお借りした書店様向けミニ色紙です) 8月12日に発売予定の、イシデ電『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』(以下『猫小判』)をお取り扱いいただく書店様をご紹介します。イシデさんのサイン本に加え、ポストカードをゲットできるのは書店様のみ! また、お取り扱いいただける書店様は随時募集中です。条件などは、こちらのテキストをご参照ください。 ―――――――――――――――――――― 高知・金高堂 高知県でナンバーワンの品揃え、間違いない

          NKM-004 『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』をお取り扱いいただく書店様について

          NKM-003 『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』の販売方法について

          ことさら出版のイシデ電『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』(以下、『猫小判』)は、取次を通した一般的な書籍の流通手段をとっておりません。このテキストは、その販売方法をご案内するものです。商品の情報は下記特設ページをご参照ください。 通信販売通信販売は、ことさら出版のBASEショップとAmazonで行っております。 ―①ことさら出版BASEショップ 数量限定ですが、BASEではイシデさんのサイン本ご購入いただけます。送料は無料です。 BASE利点1:数量限定ですが、イ

          NKM-003 『猫恋人 キミにまたたび あのコに小判』の販売方法について