猫と下僕(飼い主)の生活 3

先住猫が亡くなって「二度と猫なんて飼うもんか!」と本気で思ってたんですけどね。猫を一度知ってしまうとだめだったようで。
二匹目の猫は、保護施設から引き取りました。一匹目は拾ってきた猫だったこと、血統の猫にこだわる必要がなかったこと。
野良を家猫にしても、猫は猫だったから。

一代目のにゃんこ先生は、ほんとによくわかっていて家族で「これは猫じゃない、猫の皮をかぶった何か」という認識だった。

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保護施設から引き取った猫は、とてもビビり君で帰りの車の中でお漏らしをしてしまったほど。まぁ、家になれたとはいえ性格の「ビビり君」は変わらず。誰かが返ってくると一番遠い部屋から様子をみるあたりほんとにビビり君です。

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二代目にゃんこ先生になるにはまだまだ時間がかかりそうですが、最近「あざとい」というスキルを身に着け始めた。
どうすれば「かわいい」なのかが?わかってきているのか、かわいいしぐさを異様に連発するあたりが「あざとい」

実は、私が体調を崩し二度の入院をして手術をしたわけですが、体調が悪くなり始めた数か月前からこのビビり君。実は私の調子が悪い部分がわかっていたのか?左の脇腹によく乗っかってぐるぐるとのどを鳴らしていたんです。

右の脇腹には決して乗ることはなかったんですよね。

不思議なもんです。手術して退院し家に戻ってきてからは私の上に乗ることはなくなりましたし、横を向いて寝ていても左の脇腹に乗ることはしなくなりました。

そして、一代目にゃんこ先生が天国に行ってしまってから一番ダメージを受けていたのは夫。しかも「俺は猫嫌いなんだ」と言っていたはずが一番はまっていたわけでして。うつ病が悪化しまくってしまい二代目の猫を飼おうと決心させた要因の一つだったりしてます。

「俺は猫が嫌いなんだ」と言っていたはずが、今では「おーぃにゃーん」って呼んでは猫に返事してもらってご満悦になってるあたりなんだかなと。
返事してもらうと、私に向かって「仲良しだもんなぁ」と猫に同意を求めるあたり「猫嫌いはどうしたんだよ」と本気で聞きたくなる。

悲しいかな、私には返事すらしてくれない。
しっぽで返事してくれる程度。「にゃーん」なんて言ってもくれないんですよ。なんででしょうかねぇ。

ご飯ほしいと人のところに来て、前足で人の足や背中をつついてくるんですけどね。それで大体「あー、、ご飯?」とか返事してるから「にゃーん」と言わなくてもわかってくれる人と認識しちゃってるのかしら?

たまには、おしゃべりしてほしいんだけどねぇ。


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