ヴィパッサナー2017

昔の同僚のなみへーさんから誘われて、noteのリレーに参加することになった。
「コロナのある日常」というリレーのテーマもあるので、さて何を書こうかと思ってたら、リレーのオーナーから「修行(?)のこと書いて!」というリクエストがきた。
そういうわけで、記憶をたどりながら3年前に体験したヴィパッサナーのことを書こうと思う。

ヴィパッサナーとは?

いわゆる瞑想方法の一つで、インドを中心に発展していたものを、ゴエンカさんという方が世界中に広めたらしく、今では世界中に瞑想センターがあり、ヴィパッサナー瞑想法を学ぶことができる。
※詳しくはこちら → https://jp.dhamma.org/ja/reference/sn-goenka/

日本にも京都千葉に瞑想センターがあり、私は千葉のセンターで10日間のコースを受講した。
ちなみに、怪しい宗教とかではないし、変な勧誘とかもないのでご安心を。

きっかけ

2017年当時の私は、仕事のことで色々あって心身共にやられていたこともあり、日常生活の中でリラックスできる方法をさがしていた。
そんなとき、たまたま市の広報に載ってたマインドフルネス講習が目に止まり、一度試しに参加してみたところ、とてもよくリラックスできた。
これは良い、もっとちゃんと学びたい、と思ってネットでマインドフルネスについて調べてら、インドで10日間、人と全く話さないで1日10時間以上ひたすら瞑想する修行をしてきた、という大学生のブログが目に入った。

それが、ヴィパッサナー瞑想法の10日間コースだった。

昔からこういう修行系チャレンジをするのが好きで、大学生のころに旧東海道を東京→京都まで500kmを歩いたりしてた自分にとって、こんな奇妙なコースに惹かれないはずがない。
とりあえずインドに行くか?とか思いながら調べてみると、日本でもコース受講できる場所があったので予約状況を見ると、自分が参加できそうな夏休み付近の日付は既に10人のキャンセル待ち状態。。
ダメ元でキャンセル待ちを申し込んだところ、奇跡的にお鉢が回ってきたので、家族に了承を取って、千葉の茂原駅へと向かった。

えらいところに来てしまった・・・

昼頃に茂原駅到着後、参加者と思われる20人くらいの人たちと路線バスに30分くらい乗って、指定のバス停で降りた。
見事になにもない山奥
これは歩いても帰れないし、タクシーも通らない。(そもそも車もほとんど通ってない)
えらいところに来てしまった・・
早速、後悔しそうになる。
バス停から送迎車に揺られて更に車で5分ほど、山の中に入っていくと途中で急に開けた場所にでてきた。そこが瞑想センター・千葉ダンマ―ディッチャだった。

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(※コース終了後に参加者からシェアしてもらった写真その1)

そこには、全員が集まる大ホール(メインの修行場)、食事をする場所、就寝するためだけの男女別のプレハブ小屋、トイレ・シャワーなどの水場が広い空間にポツポツと点在していて、それ以外はあたり一面大自然
なんかセンター、、、というかサティアン

画像2

(※コース終了後に参加者からシェアしてもらった写真その2)

そんなことを考えながら受付を済ませると、財布・携帯・手帳・本・ペンなど、衣類や石鹸などのアメニティ以外すべて没収される。
そして夕食を食べながら、明日からのルールが説明される。

・起床は朝4時。寝るのは夜10時ごろ。
・朝、昼、夜のホールでの全体修行や講話以外も、極力瞑想すること。(寝てたらアカン)
・人としゃべってはいけない。(指導者とは可)
・人と目を合わせてはいけない。
・運動してはいけない。(必要最低限の散歩などはOK)
・シャワーや洗濯(手洗い)などは各自全体修行以外の時間で終わらせること。
 ※なんか他にも色々合ったような気がするけど、思い出せない。

それなりに細かいルールも説明されたが、明日からの修行内容についての説明は一切ない。。

えらいところに来てしまった・・(2回目)


と、ここまで書いてて結構長くなってしまったので、続きは次回に。
次回は「実際10日間どうすごしたのか」、そして今振り返ってみて「10日間で修行よりも苦しかったこと」について書こうと思います。
※次回がなければどこかで書きます。

ではでは。









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