新人類の次形態、超人類というパラダイム

シンギュラリティ(技術的特異点)もそう遠くない最近、人類が騒がしく変遷を遂げている。

進化の過程はロングターンなので、基本的に当事者には知覚できないはずだが、どうにも進化していると思わざるを得ない。これがカーツワイル博士が言っている指数関数の始まりなのか…

最近感じる問題。

それは一重に『情報格差』だ。

All Human Brains

人類は遅かれ早かれ、次のフェーズでAll Human Brainsに到達する。
脳が連結するということだ。

攻殻機動隊的にダイレクトにダイブ(脳をデバイスで直リンク)する可能性もあるが、倫理的な問題や健康被害を考えると、早期に完成するであろう「完全な人間型AI」を想像する方が理解しやすい。

AIのキャパシティが無限に近く拡張できたと仮定して、脳の情報を許容できるようになったとすると、他の脳の情報を組み合わせて深く学習していくこととなる。これらを解析することで思考や感情に似たような再現性や、また逆に個別の特性を個性として認識していく。様々なカテゴリ(文化・地域・性別・年齢…)で、傾向分析することで多くの人々の脳の理解が並列化できる。

ここまではどこか現代でも始まっているような内容だが、ここからが宇宙的な拡大となる。

脳と脳との連結だ。

1+1=2ではなく、1+1=5…10…100…になる可能性がある。
そもそも足し算的な概念なのかも疑わしい。
現状の個体は、複数の脳で同時に連結思想した経験はないのだ。

これ以上の話しはまたどこかで書くとして、似た事例が今現代社会において問題となっている。

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シェア

多くの人が毎日毎日、世界中でシェアしまくっている。
シェアが誰かを助け・楽しませ、シェアが価値を生み、そこから創造が生まれアウトプットする、再びシェアし、またアウトプットが生まれるという無限学習による世界的な情報脳が日進月歩で構築されている。

まさに世界で日々書き換え続けられる、人類の叡智「地球データベース」。

今までも本がこれにあたるものだったが、情報はネットにのって爆発的に加速して、取得チャネルも増える一方だ。この瞬間もマス→ミニマムニッチまでの情報が縦横無尽に駆け巡っている。

さらに良質な情報はどこにいけば取れるのか、情報を精査し、探し続ける。有名人・専門家・専門媒体・サロン・有料コンテンツ…また、企業体・団体・サークルに至るまで、Slack・LINEが通知を告げて情報を食べ続けている。

これはアナログではあるが、擬似的な集団脳としての機能を果たしている。

ここで問題に戻るが、今このペースアップによって、人類のパラダイムがここ島国日本でも肌感でわかるまでに分岐している。集団脳での次元と一人一人の脳では当然考えうる速度にそれこそ指数関数的な差が生まれ、到達できる解に対してのアプローチから結果に至るまで違い過ぎている。

生き方は個人の価値観なので、ここではどちらがいいかということは論じないし、その先に必ずしも光明が差している保証もない。集落に生きようが、テックに生きようがマス的な最適解は多数決でしかなく愚問だ。

ただ、共存共栄、コミュニケーションする上で同じパラダイムに立つと非常に摩擦が生じてしまう。

昔の大人たちがよく使う常識というものがあったから、鎖国的な部分も含め、共通項は端折ることができ、文化や格差、地域、性別などの問題をフォーカスすれば良かったのだが、これに集合脳的学習スパイラルが入ってきたおかげで、度外視したように知識レベルに圧倒的な差ができてしまった。その結果思考性、生き方、価値基準に至るまで次元が絶えず高速に変化し、それはとどまる所を知らない。

これでは中央集権国家的な統制をとるのは難しく、自由とは代償にカオスという必ずしもいい要素だけでなく不確定な要素を含んでしまう。これは価値の移行でもあるので、権利や財産の移動というテーゼもあるが、パラダイムが違うとそもそも論議の卓につけない問題をはらんでいる。分散型社会にしたから解決できることとは違う。

Super Humanity

新人類というパラダイムも過去にあったようだが、超人類世代に入ってくると、淘汰の形は音を立てず指数高速で恐ろしくも感じる。

だが、絵空事ではない。
今はその時なのだ。

自戒の念も含め。


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佐藤セイイチ

デザフェス役員→Web系フリーランサー、1児のパパ。デジタル戦略・デジタルマーケ・Webデザインのお手伝いが主な仕事です。新規事業の立ち上げからWebプラットホーム、マネタイズ、UXデザインまで、お気軽にご相談下さい。https://kotowari.tech/
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