4月19-21日の3日間、逗子市のzushi art galleryにて初の写真展「いきつく」を開催します。

旅をする中で気づいた。それは昔から自分が、水辺のある街ばかりを旅先として選んでいたこと。
そして気に入った街には、いつも穏やかな水辺があったこと。

水辺の前ではいつもより深く、心地よい呼吸が出来る。


がんになって、選択肢が突然失われる経験をした。病室と自室以外に居ることを許されなかった。自由に外の空気を吸うことも出来なかった。

今、僕は行く場所を、生きる場所を選べる。

それなら自分が、心地よく呼吸が出来る場所を選んでいきたい。

今まで出会って来た水辺の風景写真約20点と、ひとつの動画作品を展示します。動画作品では、敬愛するアーティストの音楽とご一緒させていただきました。
お越しいただいたみなさまにとっても、いきつく時間が過ごせますように。