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#91 大好き!被害者意識

自分ファーストだから、
いつだって気が済むまで、
考えられるありとあらゆる脅し文句を送り続けてきます。

大抵は思春期の子供が母親に浴びせる幼稚な言葉ですが、
引っ切り無しに届くと、ノイローゼになりそうです。
ラインの着信音を切ったところで、
チェックした時の、心臓が締め付けられる嫌な苦しみは避けられません。

お金の件がなければ、
存在を無視したいのですが、
まだそれが出来ずにいます。

精一杯の抗議です。
これだけ読むと、真っ当な事を言っているようですが、
ちゃんちゃら笑える話です。

自分がしてきた事は無視です。
お義母さんの話からも多々発覚しましたが、
全ての悪いことは「誰かのせい」
俺は巻き込まれた被害者、という立場を常に演じています。

家を出なければならなくなった事にしても、
「急に出ていけと言われた」だしね。

いま思えば、
何度か体調が悪いと言って病院へ行くことがありました。
一度は、父親に言われたから精密検査を受けてくる、と言って、
芸能人が御用達にしているクリニックに、
運転手付きで手配してもらった、と連絡をしてきました。
たまたま私も以前の仕事絡みで、そのクリニックにお世話になっていたため、
「あぁ、○○先生のとこ?」
と知っていることを話したら、
「お前は運転手付きじゃないだろ?」
と、
そこ?
というところを異常に聞いてきたことがあります。

もちろん、ヤツは行ってなんかいないんですけど(当時は信じていましたが)、
行ってない事がバレる心配よりも、
俺の方がVIPな扱いを受けている、というところを死守したいのです。

そして、
『俺って可哀想』な状況に常に身を置いていたいのです。

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