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育休の感想(総括)

ベビーが生後6か月を迎えるその少し前に、復職した。育休が終わった。
「総括」とタイトルには書いたものの、もうずいぶん記憶が薄らいでいるので思いつくままに。

成熟とともに楽になる

産後の半年間を振り返ってみると、育児のしんどさのピークは初期のころだった気がする。産後すぐのハイな時期を過ぎて、手伝いに来てくれていた母が帰り、夫がセーブしていた仕事量を戻していったころ。本格的に育児が始まったころだ。

身体の回復は早い方だったし、メンタルもわりと安定していたと思う。それでも、あのころしんどいと感じた。夜中や明け方の眠すぎる授乳と、黄昏泣き。ベビーの機嫌中心の生活だから、あらゆることが中断の連続で一向に片付かないという地味なストレスが積み重なる。
次第に夜まとまって寝るようになって、黄昏泣きもしなくなって、ベビーとの付き合い方もなんとなくわかってくると、格段に楽になった。

人間初心者のベビーと、母初心者のわたし。それぞれがジタバタと空回りをしていたのが、お互いちょっとずつ小慣れてきて噛み合うようになってきたんだろう。それってすごいことだ。

仕事が始まり、ベビーがさらに成長していく過程で別のしんどさに直面するだろうけれど、それらを受容する基礎体力(ネガティブ・ケイパビリティ!)は多少ついたような気がしている。

それにしても、ならし保育はサイコーだったな。1日数時間だけでも、プロに見ていてもらえる時間があるってすごく安心感がある。子育てって、シェアしてこそだなと強く実感した。ファミサポ登録したので(依頼する側も受ける側も)、稼働したいなあ!

歳をとるのも悪くないよね

ベビーとふたりで家で過ごしていると、一緒に鏡を見にいって「かわいいねえ、かわいいねえ!」と愛でる遊びを1日に何回かやる。
そうするとベビーは鏡越しにわたしと目を合わせてニコーっと笑ってくれるのだ。それが嬉しくて何度もやってしまうんだけど、何度やっても面倒くさがらずにまたニコーっとしてくれる。

ベビーは鏡のメカニズムを知らないし、だからそこに映る自分の顔を自分だとはおそらく認識していないだろう。しかし、一緒に映るわたしの顔は知っている。だからわたしの顔を見て笑っているんだと思う(わたしの隣にいる赤ん坊のことはどう思っているんだろう?)。
かわいいねえとベビーに言うと、鏡越しにわたしにもかわいいねえが投げかけられる。ベビーも笑顔で肯定してくれるから、うっかり自分がかわいくなったような気がしてくる(勘違い)。

先日美容室の鏡の前でお喋りをしていたとき、目尻に笑い皺ができているのを見つけた。今まで気がつかなかったけど、いつからだろう? 歳をとったってことかなと思いつつも、悪い気はしなかった。なんならちょっとかわいいじゃんぐらいに思った(自己肯定感高め)。
前回より短めに切ってもらったボブの毛先にアイロンをあててもらった。外ハネスタイルを美容師さんに「あ、かわいい」と褒めてもらってにんまり。かわいすぎる気もしたけど、いいじゃないか。誰のためでもなく自分のためにかわいくして、自分のものさしでかわいいと思えたら、それ以上に幸せなことってないんじゃないか。そんなふうに歳を重ねていきたいな。

近況いろいろ

👶授乳中、耳つまんでる
👶カフェでよく似たベビーに遭遇する
👩無印でドリップデカフェを手に入れる
👶動きがこなれてきた(寝返り然り、抱き上げたときの腕の回し方然り)
👩あまり気に入っていなかった家電も、お手入れをすると愛おしくなる
👶ペットボトルが好き。キャップをなめる。飲む真似しているのかな?

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