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アンチの言葉より、真実は自分の目で確かめるべき。

連日、歌手の浜崎あゆみさん(以下:ayu)の暴露本が話題になっている。来春にはテレビ朝日でドラマ化になるとのこと。まさかドラマ化するとは思ってもみなかったから、どうなんだろうな…という複雑な心境。これは本人が望んでいることなのだろうか。

長年ayuのファンを続けていると、正直戸惑うことが多々ある。ayuがシングルやアルバム、LIVE DVDなどをリリースする直前に、「結婚」「離婚」「ストーカー被害」、そして今回の「告白」もそう。かならずといっていいほど彼女のことがYahoo!のトップやテレビなどで持ち切りになる。そのため、「話題作り」「戦略」などとささやかれアンチが黙ってはいない。

しかし、戸惑ってしまうのはアンチたちが言っていることも一理あると疑っている自分がいるからだ。ayuは自らいままで自分の口から真実を語ることがなかったから、何が真実で嘘なのかわからないでいたから鵜呑みにしていたのだ。


僕は今回は暴露本と言われている「M 愛すべき人がいて」という本を未だに開くことができていない。それもまた、アンチたちの言葉に洗脳されているからだ。

本当は本を開くのが怖い。どんな真実が語られているのか。知るのが怖い。

だけどアンチたちの声がすべて真実であるとは限らない。アンチたちは憶測だけで語っているにすぎないから。

ayuの音楽に救われて、支えられてきた人はたくさんいるだろうと思う。それなのにどうしてayuは世間からここまでひどい誹謗中傷を喰らわなければならないのか。

全盛期のあのころと比べて顔や歌声が変わってしまっただけで批判するのは、端から見たら”いじめ”だ。言葉の暴力(ハラスメント)だ。

それでもayuの凄いところは、信念を持って歌いつづけてるということ。いつだってその姿に感化されて、尊敬していた。ayuの『生き様』には心動かされるものがいつもあった。

きっとずっと、これまでしんどいものがあっただろうと思う。普通の人はここまで強く生きられない。

いろんな事がありました いろんな朝を迎えました
いろんな愛に出逢いました いろんな形がありました
いろんな罪を犯しました いろんな人を傷付けました
いろんな間違いもありました いろんな出来事学びました
〜中略〜
まだまだ嫌われていますか まだ許されはしないですか
まだまだ誤解されていますか まだ信じては貰えませんか

とはいえ、真実を語らない代わりに歌詞のなかに闇が潜んでいた。実はayuの曲にはどんなに明るい曲でも、ハッピーエンドの曲はひとつもない。とくにアルバム曲は闇が深かったりする。

そのなかで”LOVE again"というアルバムに含まれているこの"Ivy"という曲からは、「すべての人に理解してもらえないんだな」と良くも悪くも”諦めた”ことが伝わってくる。(ちなみに作曲者は引退された小室哲哉さん。)

それ以降、ayu本人がSNSを利用して発信することもほとんどなくなった。もうなにを言っても理解してもらえない。炎上するだけで印象を悪くさせてしまうだけだから。

「浜崎あゆみ」は現代では悪いイメージが定着しているかもしれない。しかし、それでも歌い続けているのは”理解してくれる大切な人”の存在があるからだろう。”Ivy(アイビー)”の花言葉には「永遠」という意味があり、ファンのあいだでは知れ渡っている話だからだ。

「メモの魔術」の著書で知られる前田裕二さんのこのツイートの最後のコメントは本当に素敵だと思ったと同時に、僕はこれまでずっとファンであることが恥ずかしいと思った。

どんな思いでこの本を出版しようと思ったのか。正直本を開くのが今でも怖いが、ひとりのファンとして読んでみるべきかなと思えるようになった。

前田さんがいうように、僕もayuには幸せになってほしい。これまでトップアーティストとして走り続けてきただけに、ひとりの女性としても生きてほしいと願ってる。

この本のなかには、そう思わせてくれるようなことがきっと書かれているんだろうと思う。

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