弱さを見せる覚悟を持ってこそ、真のアーティストになれる。【ライブイベント詳細】
こんにちは。KOHEI(コウヘイ)です。
音楽スクールに通い始めて気付けば今年で早8年目。
来月7月、4年ぶりにライブイベントに出演させていただきます。
(詳細は記事終盤に記載しております…!)
振り返れば、これまでに何度歌をやめようと思ったことがあっただろうか。
歌唱能力に伸び悩み、「僕には人の心を動かす実力なんてないのではないか…」とモヤモヤしながら苦悩する日々をここ何年かずっと送りつづけていました。
だから4年前にライブに出演して以来、ライブイベントに出演することを避けて、ずっと逃げていました。
ですが、歌うことをいくらやめようと思っても、歌うことは僕にとって切っても切り離せない存在でした。
いつだって歌を歌うことが僕の生き甲斐であり、歌っているときが僕そのものになれる瞬間であるからです。
どんなに歌が下手くそで、どんなに歌うことがつらくて苦しくても、これからも変わらず僕は歌い続けていくんだろうと思います。
だから来月の7月21日に、名古屋でおこなわれるライブイベントに参加することを決断しました。
「音楽」は、10代の僕に居場所をくれた
僕は趣味も特技もなければ勉強もスポーツも苦手で、何の取り柄もない人間でした。
中学はテニス部に所属していましたが、後輩にも実力をすぐ追い越されてしまい、練習試合では負けてばかりいました…。(笑)
中学を卒業してからの学生生活は基本的に帰宅部で、高校では特進クラスに進学し、勉強に打ち込むことにしました。
何にも取り柄がなかった僕は、せめて勉強して両親に認めてもらえるように努力しようと頑張っていました。
しかし結局授業のペースに追いつくことができず、まわりに追いつこうとすることでいっぱいいっぱいで、クラスメートと関わりを持つこともなく授業の合間にも勉強していました。
クラスでは浮いた存在となり、気付いたときには孤立していました。
それもすべて自分が招いたしまった結果であると思っています。
そしていじめのターゲットにされた僕は不登校になり、勉強も、人間関係にも疲れ、末に選んだ「退学」という道でした。
高校を退学した翌年、16歳のときに僕はまた新しい高校に進学するために受験をしました。
もともと人見知りではありましたが、いじめられたことが原因でさらに引っ込み思案な性格になってしまい、人目を避けるように苦しい思いをしながら卒業までの3年間を過ごしてきました。
そんなとき、いつも心の支えになっていたのが「音楽」の存在でした。
好きな曲をCDに焼いて、CDプレーヤーをカバンに入れて音楽を聞きながら通学していたことを思い出しました。なんだか時代を感じますねw
おそらくまだiPodがこの世になかったの時代です…。(白目)
さまざまな大人(アーティスト)達が自分のなかにある弱い部分を音楽で表現されていて、”大人になる”ということに少し戸惑っていた当時は、「大人になっても、こうして弱い部分をありのまま見せることができる大人って素敵だなぁ」と、たくさんの言葉(歌詞)に共感して救われていました。
それから僕は内なる想いを外に向けて詩を書くようになり、ホームページを作って作品を掲載するなど精力的に活動していたこともありました。
まだこのときは「唄い手になりたい」とは考えていませんでしたが、次第に「自分の言葉を、自分の口から出して伝えていきたい」と思うようになりました。
自分の弱さを唯一表現することができるのは、きっと歌しかないんじゃないかと思いました。
それからいくつかデモテープを初心者なりに作ってみてはレコード会社に送ってみたこともそういえばあります。(笑)
僕が発信活動に興味を示した原点は、こうしたきっかけから生まれました。
「行動している」気になって、本当はただ逃げているだけだった
音楽スクールに通い始めたのが25歳のとき。
あれから8年の年月が経って、まわりからは「凄いね」と言われることもありましたが、実際はそんなに努力という努力をしてきませんでした。
忙しいことを理由に、普段から家でカラダづくりを徹底することも、発声練習することも怠っていたんです。
去年の夏、ボイストレーニングでお世話になっている先生に「自分がなんのために歌っているのかわからなくなりました」と言ってやめる意志を伝えたことがありました。
先生は僕の話を聞いて「そっか、わかった。」と言い、そのあとに「一旦スクールを休学することもできるよ?」と提案してくれて、とりあえず二ヶ月間休学することにし、今後についてどうするかを一度考えてみることにしました。
でもやっぱり歌がない人生は、生きていく自信がありませんでした。
僕から「歌」を取り上げたら、本当になんの取り柄もなくなってしまうような気がして不安でした。
「8年間歌を学んできた」という経歴は傍から見たら凄いことかもしれません。
でもそれはただの見せかけでしかなく、中身はスカスカで努力することから目を背けていただけだったんです。
「これだけスクールに通っているのにどうして実力が上がらないんだ」と、誰かのせいにしようとしていました。
でもそれは愚かな考えでした。本当は自分に言い訳をして、ただ逃げようとしていただけだったんです。
弱さを見せる覚悟がなければ、人の心は動かせない
音楽のなかでは素直に自分を出せると思っていましたが、本当はどこかで歌っている時も弱さを全面に出すことはちょっと恥ずかしいと思うことも多々ありました。
だから僕の音楽にはいつもブレがあったのだと思います。
思うように自分の歌を表現できない原因は、きっとそこにありました。
でも音楽は、自分の弱さを惜しみなく見せる覚悟がなければ誰の心も動かせないということに気が付きました。
少しでも自分が躊躇ってしまえば、それらすべては聞き手側にも伝わってしまうだろうと思います。
僕はずっと歌唱力を身につけることばかり気にして、感情で歌うことの大切さを忘れていました。
もちろん歌が上手いにこしたことはないと思います。
ただスクールでおこなわれる歌唱テストの点数(数字)を伸ばすことばかりに目を追うよりも、自分らしくもっと自由に表現することのほうを大事にしたいと思いました。
僕はまだまだ未熟な人間です。
歌唱力に自信なんてまったくありません。
人前で歌うことを想像するだけで、いまから緊張で口から心臓が飛び出そうです。
まだ恥ずかしさを感じて覚悟しきれていない証拠ですよね…。(苦笑)
でも来月のライブでは、そんな覚悟を持てるように、とあるカバー曲を歌います。
そして「夏祭りライブ」という題目で開催されるイベントなので、夏うた一曲とあわせて二曲歌わせていただきます。
こちらの記事を見てご来場される方がいるかどうかもまったく想像が湧きませんが…!(笑)
仕事で行けない、遠方で行けない、都合があわない
という方にも、なにか少しでも伝わるものがあったならうれしいです。
ライブ当日まで毎日自戒して、カラダづくりと歌の練習がんばって取り組んでいきたいと思っています。
ご来場お待ちしております〜!
7月21日(日)ライブイベント詳細はこちら
『CROSSOVER ACOUSTIC 夏祭り LIVE』
【イベント詳細】
2019年7月21日(日)パラダイスカフェ21
〒464-0850
愛知県名古屋市千種区今池1-8-5
今池ターミナルビルB1F
OPEN 15:00
START 15:20
入場料 ¥1,000
当日別途ドリンク代 ¥500
チャージ料金 ¥500
※ワンマンライブではいっさいございません。
たくさんの唄い手さんが出演されます。
追記:出演時間は19:30分前後の予定になります!まさかの終盤…!
そのため、夜の8時ぐらいまで開催される予定です。
どんな唄い手さんが出るのか僕も楽しみです〜!
タイムスケジュールはまだ決まっておりませんので、出演時間は決まり次第ご報告させていただきます!
おそらくですが、飲食を楽しみながらイベントを楽しむことができるので、最初から最後までぜひ楽しんでもらえたらと思ってます…!料理もめちゃおいしいです!(実は一度ここでライブさせていただいたことがあります。笑)
さまざまなハプニングもあるかと思いますが、あたたかく見守ってあげてください!
チケット購入ご希望の方はコメント欄よりお問い合わせください。(知人の方は普通に連絡ください!笑)
名古屋近辺にお住まいの方、ぜひ遊びにきてください♪(*´∀`)
いつも読んでくれてありがとうございます。サポートはお気持ちだけで十分です。もしよろしければ、SNS等でご紹介いただけると大変よろこびます。今後ともよろしくお願いいたします。(*´ω`*)