マイケル的生活

2010年。当時僕は大学2年生でどっぶり音楽に浸かっていた時期だった。大学生となって部活はやりつつも時間とお金にも自由度が高くなって、とにかく色んなバンドを聞いたり、ライブ(主にヘブンズ宇都宮)に行ったりしてた。
ポルノグラフィティも例外じゃなく、確かこの年かな?あれ?2011年かな?当時のSNS最大プラットフォームのmixiで同じ大学のポルノファンを集めてオフ会をしたりもした。この集まりは今でも6人くらいの集まりとして継続されてて、ライブとかがあったり、何かの節目に集まったりしてる。

そんで、今回の本題は前談と全く関係ないんだけど、僕の人生がすごくポルノグラフィティに沿って流れてるなって、最近思うことがあるので、簡単にまとめたいなーと思ってのことでした。

2010年。
上記の通り大学生を謳歌してたんだけど、部活もやりつつ趣味でふらふらしながらバイトもしつつ。充実してたはずなのに何だか気持ち的にはふわふわしてる毎日が続いていた。
人生の夏休みって言われる大学生活に浸りすぎて逆に疲れてたんだと思う。

ベットに倒れこみため息ひとつ
バイトで疲れて果て身体は重い
想像した将来は近づいてこない

まさにこんな感じだった。
当たり前なんだけどバイトしてるときが一番つらくて、目標もまだおぼろだった自分にひどく響いたんだと思う。
今でも大好きな曲。

●2010年/君は100%(31thシングル)

2013年。
ずっと地元栃木で育ったのだけど、初めて出た東京。独り暮らし。社会人生活。
僕はおそらく就活としては勝ち組で自分のやりたい仕事、第一志望に就けた。高校の頃から目指していた夢の第一歩。
ただし、仕事としてはほんっとに忙しくて、深夜終電レベルで帰ることも多かった。好きな仕事に就いたからこその葛藤もあった。

オフィスビルにひとつ残る蛍光灯の灯りの下で
背もたれに身体を預け君はPCを閉じた
猫が鳴いた気がしたけど空調の低い唸りと
単調な日々が刻む時計の音しか聞こえない
あれは灰色の故郷を捨て東京に借りたワンルーム

憧れを抱き希望を抱きうれしくて眠れなかった

当時の自分とマッチしすぎて、終電で帰るとき(もう鮮明に新橋駅のホームが浮かぶ。笑)、家に帰って寝る前、天井を見上げながら、この曲をエンドレスリピートしてとにかく頑張ってた。

●2013年/ひとひら(PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary “ALL TIME SINGLES”)

2017年。
なんとすでに結婚をしていて(2016年)、順調すぎる人生を送っていた。仕事のキャリアも至って順調。ただし昔から野心的な僕は(笑)、こんなとこで満足は到底できず。家族もできて、もっと上を目指したいと思って日々奮闘していた。

歯車なんかになりたくはないんだと
お前がやらなきゃ誰がやる?
代わりがいるなら連れてこいよ
自分のため働いている誰かのため捧げている

とにかくギラギラと働いている曲。20代も後半に差し掛かってより上を目指したいと思っていて、また、家族もできて奮闘してる自分にすごく重なって聴こえた。

●2017年/working men blues(butterfly effect)

2019年。
結婚して3年、子供は1歳、今の会社では7年目に突入。すべてはすごく順調なんだけども、やっぱり何かかけてるような気がする。特に仕事の面では、客観的に見たら至って順調だけど自分としてはここ2年くらい停滞しているような気もする。
自分が何をすべきか、何がしたいのか、、

同じ空の下で向かいあおう
あの少年よ こっちも戦ってんだよ
本当気楽でいいな無邪気に描いた地図
クレームもつけたくなるが
バーサス準備はいいか せーので走りだそう
あの少年よ まだ期待してんだろ

●2019年/VS(50thシングル)

もちろんこれ以外にもたくさんの曲に支えられてきたが、君は100%、ひとひら、working men blues、VS、は、それぞれ発売のタイミングが自分の人生にリンクしまくっていて、この曲たちを励みにひた走ってきた。まだまだこれからも走っていく。
そんな中でも、迷ったら一度立ち止まって空を見上げる余裕をもっていたいなと思う。そして、あの夢を描いていた高校生の自分に向かい合ってみたい。
実家のダンボールをひっくり返せば、当時授業中にノートの端っこに書いていたマイケル的生活が出てくると思う。
少しはあってるかな?

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