「マイモデル」

ポルノグラフィティのカップリングには幾多の名曲があります。
月飼い、Swing、サーベス、ダイアリー00、ナイトトレイン、sheep、ハドホリ、夕陽、ルーズ、蝙蝠…
他にももちろん、いい曲だらけ(というか、全部いい。笑)なのですが、ここら辺のカップリングだとファンならまず頭に浮かぶかな、という気がします。

そんなカップリングにおいて、個人的にはかなり好きで、でもあんまりこういうところに名を連ねないな、と思う曲があります。

マイモデル

「ワンモアタイム」のカップリングで「グッバイサマー」と共に収録。個人的にはこのシングルがめちゃくちゃ最強だと思っていて、その話はまた後程したいと思っているのですが、まずはそのマイモデルの良さを。

僕がこの曲に初めて出会ったのはつま恋ロマポル11。あの焼けるような暑さの中での最高の野外ライブ。その中で、まだ発売前のマイモデルとグッバイサマー、そしてワンモアタイムが披露されました。
確かワンモアタイムは既に発表されてて、マイモデルとグッバイサマーはここが初めてだったと記憶してます。

MCを挟んで高まる気持ちと照りつける太陽。
そんな中であのイントロが始まりました。

ジャラララーララージャラララーララージャラララーララージャララララララー、
ドラムも入ってきてどんどん高まる気持ち、
ジャジャッ、ジャジャッ、ジャジャッ、ジャジャッ、、
っと一瞬の、ほんの一瞬の空白の後に
バーーーン!!
と、打ち上がる音、始まる音楽。
もう正直ね、このイントロだけで僕はもう好みなんです(笑)。こんなに高揚感誘われるイントロありますか?ここのために何度も聞いてしまうようなところあります(笑)。

そんで始まる歌詞が「例えば、ケータイなら目まぐるしいほど…」と、急に例え話から始まるギャップ(笑)。
これは決して悪い意味ではなくて、この曲に歌詞を求めていないというか、全体通してストレートな歌詞で気持ちがぶつかる歌詞でいいな、と思うんです。あんまり深く考えなくて良い歌詞。それがこのストレートで疾走感のある曲とすごく合ってるなーと。

さて、Bメロがまたかっこいいんですけど、これもぜひつま恋ロマポルの映像を見てほしい。もう、晴一さんがかっこよすぎるんです。
「たくさんの不具合を重ね」「それでも予測不能な」のところの音と動きね。もう頭に染み付いてて、ここだけでも大好き。

そしてきましたサビ!
「立ち向かえー!」と、イントロ、Aメロ、Bメロの疾走感そのままドーン!と視界が開けるような歌詞と音。でも、イントロBメロが良すぎてちょっとだけ引けるかな?笑

でもそのあとの2番Aメロが秀逸。サビのまま突っ込んで裏拍で軽快にリズム取るので、自然と身体も揺れるような気持ち良さ。ここも地味ーにオススメです。

ほんで2番サビの後に始まるリズムセッションの楽しそうなところと、待ってましたと言わんばかりに晴一ギターソロ。
ほんといちいち爽やかなんだこの曲は。

その後ラストサビ突入するんですが、その突入の仕方もポルノっぽくて好きで、フツーに入るのではなく「頼りない」の裏拍に、ジャーン!と開く感じが気持ち良いんです。
ほんで最後の最後のサビまで、「立ち向かえ」ジャジャッ、ジャジャッ、ジャジャッ、ジャジャ、キューーンっと爽やかかっちょよい。

相変わらず僕の言葉がうまくなくて、ちゃんと伝わらないのですが、ぜひ音源も映像(つま恋ロマポル)も見て欲しいです。

最初から最後まで疾走感溢れるストレートなギターロックって、実はポルノグラフィティであんまりないんじゃないかなーと思っていて、大好きな曲です。

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