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赤い公園というカッコいい4人組ロックバンド

2010年1月に高校の軽音楽部で結成された。
2012年にメジャーデビュー。
2017年にボーカル佐藤千明が脱退。
2018年、元アイドルネッサンスの石野理子が加入。そこから新たな赤い公園は動き出していた。
2019年に「消えない - EP」をリリース。
2020年に「絶対零度」
そして、今回のライブのタイトルにもなった「THE PARK」を2020年4月にリリース。

このアルバムは名盤だと思ってます。それぐらい大好きで素晴らしいアルバムです。
そして、FODにて配信の「時をかけるバンド」で登場するちゃあはんが演奏する楽曲を赤い公園の津野米咲が手掛けた。それはシングル「オレンジ/pray」として2020年11月25日にリリースを控えていた中、思いもよらない悲報が舞い込んできた。

2020年10月18日 津野米咲 逝去   享年 29歳

あまりにも若すぎる。
まだ沢山の音楽を世に放って欲しかった。
そんな思いとは裏腹に家族やメンバーを置いて去ってしまった。

私もとてもショックで苦しかった。
ついその先日もテレビに収録ではあるが出演していた。余計にショックが大きかった。

そして、、
2021年3月1日 赤い公園 解散発表

2021年5月28日 赤い公園のラストライブ
タイトルは、

赤い公園 THE LAST LIVE 
「THE PARK」

昨年リリースしたアルバムTHE PARKを中心に最後のシングルまでを駆け抜けた。

1曲目の「ランドリー」から久しぶりに観ることが出来た赤い公園のライブにみんな高揚していたと思います。
そして、石野理子が加入して初のシングルとなった「消えない」も披露。
そこから立て続けにTHE PARKから3曲連続で披露。「ジャンキー」、「Mutant」、「紺に花」と続いた。THE PARKの良さがめちゃくちゃ伝わってきました。どれも大好きなんですが、紺に花が最高すぎましたね。

そして、「Canvas」の良さを改めて気付かされたというか、素晴らしいなと思いました。

MCを挟み、「絶対的な関係」、「絶対零度」と続けて披露されたが、会場をもう一段階上げてくれた。
どちらも好きな楽曲で立て続くのが最高にロックで良かったですね。

「ショートホープ」、「風が知ってる」、「透明」、「交信」と続いていきました。

そして、最後のシングルから「pray」。
心をさらにグッと掴まれました。歌詞と津野米咲がどうしても重ねてしまうから。
本当に感動しました。

そして、ここで解散の経緯について石野理子より語られました。津野米咲が居なければ赤い公園は続けられないと。説明した後に、「そうですよね!お姉様方!」と石野理子が言っていたのは仲の良さを表してるなと思いましたね笑笑

藤本ひかりは1席ずつ空いてるからどこかに座ってるかもと、いつもの感じで言っていたのがとても印象的で、本当にそうならいいなと思いました。笑

座席に貼られた石野理子が描いた4人の座っている姿は本当にさすがだなと思いましたね笑笑

津野米咲が高1の時にバイト代で購入し、使用していたストラトキャスターの白田トミ子もここで登場し、調子が良くない時に津野米咲は「トミ子、生理来た」などと言っていたそうで何言ってんだかと明るく笑う3人が強いなと思いました。

石野理子からこの3人での名前を決めるにあたって、「さんこいち」と思いつきで出た名前に決まり、この3人での披露でした。

歌川菜穂がギターを持ち、披露された「衛星」。これはもう泣かない訳がない。
ぶわぁぁっと涙が溢れました。心がやられました。

津野米咲という人は本当に天才な人だったんだなと改めて思いました。

「Highway Cabriolet」では歌川はキーボードに。また衛星の時とは違う雰囲気で3人の温かい雰囲気と曲の持つ力が伝わってきました。

「Yo–Ho」で観客とハンドクラップをしながら始まりパッとさらに明るくなった感じがしました。

ここからギタリスト2人が入り、メドレーを披露。
「今更」、「のぞき穴」、「西東京」、「ナンバーシックス」、「闇夜に提灯」と駆け抜けていく。

メドレーを終え、続いて披露されたのは「KOIKI」。
聴きたかった人も多いのではないでしょうか。
私もその1人です。
観れたことに感動。これからも聴き続ける楽曲だなと思いました。
「NOW ON AIR」も本当に観たかったから嬉しかったです
ラジオが大好きだった彼女の想いが詰まった楽曲で、亡くなったとニュースを見た時も私はこの曲を聴きながら泣いたのを覚えています。
"重たいニュースも 瞳を閉じて"なんてそんなこと出来なかったけど、聴いているよと伝わったらいいなとそんなことを思っていました。

終わりが近いことを感じてきたところで披露されたのは「yumeutsutsu」
めっちゃロックだけど、津野米咲らしいポップさを感じる楽曲の1つだなと思います。
絶景の新世界をもっと観たかったな〜!!!笑
聞いてるかー!!!笑

そして、続いたのは「夜の公園」
大人な曲だけど、若さ、青春を感じる楽曲で好きです。夜の公園をしっかりと思い浮かべさせられるなと思います。ここで持ってくるのはずるいなと、ただただ浸りました。

次が最後の曲です。と話し、ここで3人のコメントが語られました。心が痛くてたまらなかった。
彼女になんでと言いたい。言いたくても言えないし、そもそも言えないと思う。解散するなんて誰も予想だにしていなかった。色んな物を抱えていたであろう彼女を思うばかりです。
向こうで何にも縛られず自由に気ままに音楽してて欲しいなと思うばかりです。

最後に披露されたのは、「オレンジ」。
改めて、いい曲だなと思います。
津野米咲が最後に届けてくれた最高の楽曲で、最高のパフォーマンスでした。

アンコールを受け、戻ってきた3人
そして、サポートの堀向も登場。
披露されたのは「KILT OF MANTRA」
一緒に歌いたくなってしまうこの楽曲。
赤い公園の楽曲には何曲も一緒に歌いたくなってしまう楽曲があって、それもまた魅力だったなと思います。

次の曲の前に、キダ、小出も登場。
赤い公園に対して、それぞれのコメントを語られた。
キダ「赤い公園が大好きです!」
堀向「赤い公園が大好きです!」
そして、「ぜってーバンドやめねーからな」と小出さんのコメントが心に刺さりました。

アンコール2曲目に披露されたのは「黄色い花」
終わりにふさわしい楽曲だなと思いました。
聴いていて微笑ましいというか、とても楽しい空間なのが配信でも伝わってきました。

キダと堀向がはけると、4人で本当に最後の演奏が始まる。
最後は「凛々爛々」

笑顔で本当にこれが最後の演奏だとは思えないぐらい自然な3人が余計に目頭を熱くさせました。

去り方も彼女たちらしくて、最高にカッコイイし、可愛らしいなと思いました。

素晴らしいに尽きる。チケット買ってよかったなと思いました。
ツイートしたけど、マジで円盤化しないかなって思ってる。笑
ソニーさんよろしくお願いします。笑
これはマジで買う。永久保存版であって欲しい。
儚いのも良いから分かるけど、赤い公園というバンドを後世に伝えるためにも円盤化して欲しい。

赤い公園というバンドを絶対忘れない。
津野米咲、歌川菜穂、藤本ひかり、石野理子を絶対に忘れない。

3人のこれからの人生に幸あれ。
女性としての幸せも必ず掴んで欲しい。
本当にこれからの3人もそれぞれどうしていくのかはまだ分からないけど応援していきたいと思います。


赤い公園、ありがとう!!
赤い公園が大好きです!!!

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