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誰かを好きになって、その人に愛されるというのは、どうしてこんなにも難しいのでしょうか。

世の中にはたくさん人がいるのに、その中からたった1人、たった1人でいいのに、そのたった1人すら好きになることがなかなかできないのです。

ようやく誰かを好きになったとしても、そのたった1人に愛されることもまた、どうしてこんなに難しいのでしょうか。

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同世代の独身友達と話していると、人を好きになれないという悩みをよく聞く。結婚どころか、恋人どころか、まず恋すらしていないのだ。誰かを好きになる感情が鈍りすぎているのか、全然好きにならないと。

仕事が不規則で忙しかったり、仕事で海外を飛び回っていたりで、出会いもなく、恋愛の優先度は低め。「恋愛<仕事」な感じ。


それはそれで充実していて良い。
良いのだけれど、よろしくないのも現実。


恋愛ドラマや映画を観てキュンキュンしなかったら、キュンとする感度さえ失ってしまいそう。「私は好きなアーティストにときめいてるから大丈夫!」なんて言ったって、結局のところ大して変わらない。手の届かないアラフィフの笑顔に悶絶してたって、そこには何も生まれやしないのだ。

ひとり、たったひとりでいいのに、どうして好きになることもできないのか。ぽろっと恋に落ちちゃえたらいいのに。気になってドキドキしたり、ソワソワしたり、そんな感情を取り戻せたらいいのに。

けれど、ようやく好きになっても報われるとは限らない。惚れた人には愛されないのに、どうでもいい人には好かれるんだから人生ままならない。

惚れた人に惚れられるって、奇跡じゃないかとすら思う。それだけで、もっともっと大切にしようって、今なら思う。だってどんなに頑張ったって、どうにもならないこともあるもの。


誰かを好きになるのもひとつのハードルで、さらにその相手が自分を好いてくれるなんてもっと高いハードルで、こんな無理ゲーどうやってみんな攻略してんだよって思ったり思わなかったり。

あなたの好きな、あなたを好いてくれている人。

大事にしなよね!って言って立ち去りたい気分だよ今夜は。



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