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陸上8年目上半期総括

 高校の頃と毎回比べてしまう

 高校の頃の自分とギャップを感じる分だけ苦しくなっていた。合宿ではメニューは毎日フルでできずに自分の格好だけを装っていた。jogは積まない、練習でスピードが出せればそれでいいそんな思考だったことが間違いだったと今では思う。メニューの消化次第で一喜一憂していたので、それは春シーズン闘っていく上で繋がらないよねってことも今の自分では分かること。
 そもそも、高校時代とは時間のあり方も違うし、高校の頃も1500は走れても5000が走れないなんてケースがよくあった。スピードが売りだと思っていた部分もあるし、スピードをひたすら磨けば、ベスト更新なんて簡単なことだと思っていた。

7月に大病にかかってから変化を与えた陸上人生。


 普段自分は陸上をやりながら自分は大学で機械の勉強をしている。7月中に夏風邪にかかりながら、製図と実験の課題で布団につくことが出来なかった時期もあった。これをしてしまったことで怪我した時以来丸1ヶ月走れない日々を経験した。咳もずっと止まらず駅伝の動画だけ見て勝手に優越感に浸った。そんな時に出会ったのがある記事と同じ境遇にあっていた後輩。
まず記事についてはjogの意味を教えてくれた記事だった。今まで自分は長い距離が嫌いでずっとスピード練でひたすらスピードを磨いていた。時々素朴な疑問で1000mで2:50フラットで走れるのになぜ1500では20秒切るどころか30秒周辺でしかタイムがまとまらないのか葛藤する日々だった。スピードはあるが持続しない理由は最初は体幹だけだと思ってたが、足も持たなくなって遅れてるなってことにも気づいた。足が持たないってことは普段踏む距離自体が足りてないなと感じだ。同じ境遇だった後輩と自分に復活の早さが明らかに違ったのはjogでの土台づくりの差でもあったことじゃないかと体同連練習以外に自主練をする度に気づいたことでもあった。これに7月後半に気づいた自分は下がりまくっていたモチベーションに光をさす結果となる。

決意の夏合宿、もうサボってるなんて言わせない

7月最終週に体調不良から復帰、そこからjogで体力回復はもちろんのこと、距離を積み、スピードを活かすための足作りも徹底して行っていった。これが夏合宿で功を奏した。
夏合宿では、メニューフル消化、初心に戻り見えをはらない泥臭くやることだけを意識した。
夏合宿の生活についてはもうひとつの記事でゆっくり述べさせていただきたいとおもう。夏合宿はメニューフル消化、朝練からしっかり行いつつ楽しめたのでめちゃくちゃ充実した。合宿がゴールだなんで1ミリも思ってない自分は帰ってきてからも2日は走り込み8月月間200kmを達成し陸上人生で1番走り込んだ1ヶ月とした。負けじと挑み続けた1ヶ月が9月から練習で実を結び始める。9月最初の体同連練習400×10本のインターバルでは72~74秒で安定してこなす。2回目の練習では6000ぺーランでペースが安定してなかったので自分でラップを途中から刻み絞り込むことができた。何より良かったのがぺーランが終わった後の400で軽く65秒台周辺で2本こなせたこと。ココ最近で1番いい内容の成果が得られ少しずつ自信へ繋がってきた。

ST戦士としてのプライド

ここまでに戻す間に変えてないことは唯一。高校の頃の自分と比べること。ただ比べる内容はこの1ヶ月で変化した。以前は高校の頃の走れた自分と比べただ苦しんでただけだった。ただこの1ヶ月で変わったのは高校の頃にあったプライドを上回ることに思考が変わった。実際スピードだけで言ったら高校よりも絶対今の方がある。だからこそ足りないところを補い上回ることを日々頭に置くようにしている。高校の頃はこれでも長距離キャプテンだったしキャプテンだった頃はとにかくプライドで外さないレースを展開できたからこの頃のプライドを上回りつつベストを尽くしたい。陸上にばっか目を向けてて全然遊べなかったり、バイトに入れなかったり、めちゃくちゃ迷惑かけて、時にはバイトお前サボりやがって!って当然思った方もいると思います。だけどサボってるなんて言わせない結果を秋シーズンは出していきたい。
復帰レースは10/1の東海大記録会。頑張るよ💪


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