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トラッカーズウォレット

子供の頃 アメリカの長距離トラックのドライバーに憧れていました。
映画「コンボイ」や、タイトルは忘れてしまいましたがバート・レイノルズやクリント・イーストウッドがインターステイトハイウェイを超大型のトラックで走るシーンがとても印象に残っています。

映画コンボイのMACK社製トラック

その後 トラック運転手の夢はいつの間にか忘れ、クーデルカ レザーを立ち上げたばかりの1997年、商品ラインナップの長財布を作った時 ネーミングについて考えました。

当時 流行していたチェーンの付いた薄い長財布、もしくは厚みがあり過ぎてパンパンに膨らんだ長財布はライダーズウォレットと呼ばれ アメリカンバイカーやロッカーのヒップポケットに押し込まれていました。

うーん、ライダーズでは ありきたりだからトラックはどうだろう!

アメリカの長距離トラックのドライバーが運転席に乗り込むと、ヒップポケット突っ込んでいた焦茶色のウォレットをポンッと助手席に放り出し、大型のディーゼルエンジンを始動させるシーンを何かで観たことがありました。

トラッカーズウォレット、これ良いなぁ…
雄大な大陸移動でドライバーに使われるハードな長財布。旅するウォレット 。

1997年 初めてクーデルカ レザーオリジナルのウォレット(長財布)の名前は

トラッカーズウォレット w-1a に決定

革の色はナチュラル、ブラウン、ブラック。
できる限り素材にこだわり、ファスナーやジャンパーホックボタンのような有り物の金具は使わない。
サドルレザーとディアスキンとコンチョはオリジナルのスターリングシルバー 。
(現在は1920~30年代の5セントバッファローコインをコンチョにカスタマイズしています)

トラッカーズウォレット w-1a


コンチョを留めている革紐はディアスキン(鹿革)
こちらは1936年製のコインですね
ループ式コインスペース


グレージングサドルレザー ナチュラル

この頃はトラッカーズ ウォレットという名称は他で使っているのを聞いた事はありませんでした。
2023年現在、あちこちで「トラッカーズウォレット」の名前の財布を見かけますが
あくまでもネーミングは自身で考えたものです。

しなやかなのに芯がある自家製グレージングを施したタンニン鞣しのサドルレザー。
革のヘリは職人が一つ一つカンナ掛けをした後、木製品のような艶が出るまで磨き込みます。
使い込むほどに革の表面にも艶と照りが出てきて
愛着もひとしお となること請け合います。


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#トラッカーズウォレット #長財布 #大陸横断トラック #クーデルカレザー #5セントバッファローコイン #アメリカントラッカー

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