自分を触る「なだめ行動」は不快感情を示している

「なだめ行動」とは、どのようなしぐさなのか?

人間はストレスがかかると、自分の体に触れることで心を落ち着かせようとする習性があります。

これを専門用語で「なだめ行動」と言います。

なだめ行動がよく見られるのは、嫌な思いをしたり、脅威を感じたり、嘘をつくなど、不快感情が出やすい場面です。

ちなみに、なだめ行動はネコや、イヌなど他の動物にも見られます。

猫や犬が自分の体を舐めたりすることも、一種のなだめ行動だと考えられます。

日常場面で見られるなだめ行動に注目し、不快感情を敏感に察知できる力を身につけておきましょう。

それぞれのなだめ行動が出やすい場面

なだめ行動は、人が後ろめたさを感じた後に現れやすいしぐさです。

例えば、喉元に手を当てるなだめ行動は女性によく見られますが、言いにくいことを話さなければ、ならない時に頻繁に現れます。

嘘をついていたり、話題を避けたい時、恐怖心を感じていたり、心配をなだめたいという思いが隠されている時によく見られるしぐさです。

そして、男性に多い不快感情のしぐさとして、有名なのが、首の後ろを触る行為です。

笑顔でごまかされることも多いですが、「話題を変えたい」「これ以上突っ込まれたら困る」という思いが隠されていることがあります。

日常生活では夫や彼氏の浮気など、相手の嘘を突き詰めて、真実を明らかにしなければならない場合もあります。

しかし、より良い関係を築いていきたい相手になだめ行動が見られれば、意図的に話題を変えるなどして、不快感情を強めないように関わることが重要です。

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