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言葉で伝える大切さ。

僕は小さい頃から国語が嫌いだ。一つの文章を読んだ感想は人それぞれ違うはずなのに、先生の価値観に合わないと正解にならないもどかしさが僕をそうさせた。小学生の頃から自分の考えがしっかりしていた僕は、よく先生と衝突していた。人と違う価値観を持っていたから余計に納得がいかなかったのかもしれない。

ただ文章を書くことはずっと好きだった。読書感想文なども好きで、賞を頂いたこともあった(学区内の何かだった気が)。ただ国語が嫌いになった事で、文章を書くこともほとんどなくなった。それからは答えが必ず出る数学などの理系に進む。国語とは益々疎遠に。

高校からは野球ばかりしていたので勉強はほどほどで、自分の能力をどれだけ高められるかばかりを考えていたので、一人で黙々とトレーニングをすることが増えていった(仲が悪かったわけではない)。そんな僕も三年生になると考えが変わり始めた。


自分の技術をうまく伝えるためには

今までは如何に自分の能力を高めるか、を考えてきた。それは感覚的なもので人に伝える事を想定していなかった。勉強でいえば自分だけが分かるノートのようなもの。人に伝えるものではなく自分が確認するものだ。しかし後輩が出来、自分のノウハウを伝えようと思うとそれでは伝わらない。自分の体がどうゆう順番でどのように動き、そのうえでこうした方が良いと一つ一つ伝える必要がある。自分の行動や考えを事細かに説明するのはとても大変な作業だ。だからこそ文章化と言語化の能力が必要になる。

天才型の人は感覚派が多いので、『ギュっといってドンと打て』の様な説明だったりするが(本人的にはそれで伝わる、理解されるとおもっている)僕は完全に努力派なので、自分の行動一つ一つに明確な意思を持たせて何度も反復するしかなかった。だからこそ細かな動きまで言葉にしようと思ったのだろう。自分がそのように教えてもらえなかったからこそ、後輩にはちゃんと伝えたいと。


自分の言葉で、けれども相手に染み込むように

自分の事を伝えるには当たり前だが自分の言葉だ。自分の考えを相手に届ければいい。しかし注意しなければならないのは、伝える相手によって言葉を選ばなければいけないという事。どんなに真っ当なことでも相手に届かなければ意味がない。そして更にその先には、考えさせるのではなくて、感じるように、言葉の一つ一つが自然と流れ込み、染み込むようなコミュニケーションが取れれば最高だと思う。相手に合わせて分かりやすい例を挙げたり、その人の過去の体験に基づいた言葉の選び方。伝えるという事は本当に難しい。


高校時代は自分の成功体験しか届けられなかった。後輩の体形や性格に合わせてバットの振り方やグラブの使い方は違うはずなのに、自分の『型』にはめるのが精一杯だった。それが良くなかったと気付いたのは料理の仕事を始めてから。まだまだ若かった。


全てはその先に何を描くか(UXデザイン)

人に何かを伝えるのはとても難しい。人によっては正反対の受け取り方をする。なので、届けたい事を届くようにデザインしないといけない。その為に僕達人間は言葉というコミュニケーションツールを持っている。そしてそれは一方通行になってはいけない。

その言葉を伝える事で、相手にとってどのような選択肢が生まれるのか。どのような未来を想像させるのか。言葉は発して終わりではなく、様々なもの(ひと)と交わり、重なる事で、その先に何を描くのか。そこまでデザインできた言葉はきっと何かを動かし、新しい風に変わっていく。

言葉は人を元気づける事も傷つける事も出来る。だからこそよく考え選び届けたい。SNSで気軽に発言が出来るからこそ、言葉の力と重要性を今一度考えたい。そしてその言葉で誰かを幸せにできればこんなに嬉しいことはない。


言葉の可能性をもっと広げていきたい。

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田村浩二(タム3)Food Expander

チーズケーキで世界を変える。食の様々な可能性を未来へ拡げるお仕事をしています。天秤座のAB型。Mr.CHEESECAKE https://amzn.to/2KaDK5d

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