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質問の話 #藤原note30日間チャレンジ vol.08

みなさんこんにちは。丸い顔の女性が好きです。藤原雅樹です。

現在、みなさんの温かい言葉をいただきながら、現在 #藤原note30日間チャレンジという企画をしております


毎日の更新にも慣れてきました。1日の中で、今日はどの時間に書こうかしら、どんな内容ならみんな面白がってくれるかな、なんてことが頭の中をぐるぐるしてます。結構楽しいです。


さて、今日のテーマは質問です。と言っても、誰かから質問が来た、というわけではなく、質問そのものに関する持論を述べていこうかと思います。お付き合いください。


先に結論だけ言っておくと、僕は質問の量が多ければ多いほど良いと思っています。講演会や授業なんかで、質問に追われて時間押しちゃったよ!なんて状況が理想です。理由はしっかり書きます。



聞くは一時の恥?


昨日、こんなツイートをしました。


聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥


みなさん聞いたことある言葉だと思います。分からんことを聞くのは恥ずかしいけど、知らんままの方がもっと恥ずかしいよ、なんていう意味なのですが、


分からんことを聞くのってそんなに恥ずかしいですか?


という素朴な疑問を抱かざるを得ません。僕はバカなので、分からんことを話してる途中に聞いたりしちゃいます。バカなので。


それを別段恥ずかしいと思ったこともないのですが、どうやらそうではない模様。特に大学の授業なんかで質問した日には、色んな目で見られます。別にいいんだけどね。


「聞くは一時の恥」という価値観をまずアップデートしたい。だって質問って、良い質問も悪い質問も、同じくらい価値があって、同じくらい必要なんですから。



質問が多ければ良くなる理由


それでは質問の量が多ければ多いほど良い、という理由について書いていきますね。


ちなみに、ほ〜〜〜んのちょっぴりだけ数学っぽいこと言いますが、本当にちょっぴりなので、ご容赦ください。難しくないので大丈夫です。


ステップは2つ。

①  質問を2つに分類する。
②  質問量と場の盛り上がりをグラフに表す。


たったこの2つです。超簡単のお手頃レシピ。


それでは、まず①の「質問を2つに分類する」から見てみましょう。



上に書いたようにな図を考えます。質問、という集合全体を、良い質問と悪い質問に分けます。どっちとも取れる質問とか、あるのは分かってるんですが、便利のためにこう分けます。


次に、良い質問と悪い質問とは何かということを考えてみましょう。


良い質問とは議論を生み出すもの。悪い質問とは調べてすぐに分かるもの。

僕の意見を一言でまとめるとこんな感じです。みなさんも考えてみてください。


もし、講演会の質問コーナーや、学校での授業中、1人の人間が皆さんの思う良い質問をしていたとしましょう。

良い質問をしていた場合、議論を生み、場は更に盛り上がります。登壇者とは違った視点からの意見に、思わぬ収穫を得られることもあるでしょう。

良い質問には、言わずもがな、大きな価値があります。



一方で、もし1人が悪い質問をしている時のことを想像してください。

そして、その悪い質問に、時間や空気に配慮しながらも、一生懸命親身に答える登壇者だったとしましょう。すると、どうなるか。


場の空気からして、質問のハードルは下がりますよね?

こんな質問でも答えてくれるんだ。って思いませんか?


これこそ、悪い質問の価値です。悪い質問には、質問のハードルを格段に下げる効果があります。


これで、良し悪しに限らず、質問をする意味が少しは見出せましたか。

次に、質問が多ければ何故良いのかを説明します。



上に描いたは、僕が思う、質問の数と場の盛り上がりの関係を表したグラフです。


点線で表したのは、場が最も盛り上がるであろう質問の数なので、登壇者やファシリテーター、参加者はここを目指すと良いイベントになると思います。


ただ、このグラフ、別に質問の数に比例して場が盛り上がってるわけではありません。言っていることが矛盾しています。

そこには、こんなカラクリがあります。下図をご覧ください。



この図が示すように、実際のイベントで取り扱える質問には限りがあります。時間制限があるから、当然ですよね。


実際のイベントでは、このグラフの円で囲った左部分の範囲で十分に考えることができます。この範囲においては、質問の数が多いほど、場が盛り上がることになりますよね。


つまり、参加者は


自分の質問で場が盛り下がらないかな、質問し過ぎかな。


なんて考える必要は一切ありません!断言します!どんどん質問をしていきましょう!!!



それでもなかなか難しい



さてさて、質問が多いと場が盛り上がるため、悪い質問でもどんどんしていこう、なんてことを言ったものの、実際にはなかなか難しい。


難しいと思う一番の理由はやはり、良い質問をした欲求と悪い質問をしたくない欲求のジレンマでしょう。そして、恥をかきたくない方が勝ってしまう。


実際、人の話を聞きながら、僕はずっと頭の中で、どこをどう質問しようか、ということを考えています。というかそれしか考えてないので、あまり人の話を聞いてなかったりもします。


「質問力」というテーマで色々と本を書いてらっしゃる方も多くいらっしゃいます。僕は読んでないけど、良かったらどうぞ。amazonで「質問力」と検索


ただ、こうやって良い質問だけの価値ばっかり取り上げると、結局良い質問ができない人は、質問そのものの機会も失ってしまう。


悪い質問、調べればすぐに分かる質問とか、文脈を無視した質問も、価値はあります。自信を持って。


しかし、悪い質問をしよう、という目的になるのは良くないです。そりゃそうだ。

大事なのは、本当に聞きたい、気になることを聞く。この行為を遠慮しないこと。これができるようになれば、質問の良し悪しではなく、場を盛り上げる質問ができるようになるはず!

頑張ってどんどん質問しましょう!!!


大学生へ


少し話は逸れますが、これを読んでくれている人のうち、大学に通っている人は結構多いはず。だからこそ書きたいのですが。


大学の先生、質問されるのめっちゃ好き!


ということを知っていてください。もちろん、全員が全員そういうわけではありませんが、授業終わりにでもわからないところ少し聞くだけで、かなり信頼度はあがります。

また、質問をしようと思って授業を聞くと、教えられたことをただ聞くだけの退屈な授業ではなくなってきます。


大事なのは視点。退屈だと自分が思えばいくらでも退屈な時間を過ごすことはできます。

時間の浪費はしたくない!でも、授業には出なきゃ・・・。と思っている人も多いはず。大丈夫。視点を変えれば、その時間は退屈じゃなくなりますよ。


だからこそ、大学の授業、1回でいいので、質問をしようと思いながら聞いて見ませんか?

とか言いながらこれから夏休みですね・・・。タイミング・・・。



最後に



iPhoneで見てみた感想のツイート。これを受けて、少し改行を広めにとってみました。読みやすいですか?


こうやってアップデートを続けていきたいと思っています!

これからも読んでくれると、めっちゃくちゃに嬉しいです!

よろしくお願いします!!!

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