大阪は今日も雨でしたね．

朝の晴れ模様を見て，Twitterで「最近の天気予報は雨という予報を出しておれば良いと勘違いをしているのではないだろうか．」という恨み節ツイートをしようと思っていたところ，見事に土砂降りになりましたね．早く梅雨が明けてほしいものです．

おかげで，偏頭痛持ちの私にとってはずっと頭がぼんやりしている感覚です．そんなこんな言ってる間に大学院入試まであと1ヶ月．1秒も無駄にできないほど切迫しております．

8月下旬にある大学院入試に落ちてしまった場合は来年1年間どこかでフリーターをやります．雇ってくれる人は優しい声をかけてください．ただし，髪型と服装（特に靴，サンダル履きたいです．）自由を希望します．

はてさて，父が今日で58歳になりました．おめでとう我が父・秀樹．

うちの父は基本的に仕事人間なので，仕事以外で何をやっているかほとんど知るヨシもないです．そんな父が58歳になっちゃいました．

工事現場で現場仕事をしている父は毎年夏になると食欲がなくなり，痩せ細ります．腰と耳に持病を抱え，目も歯も悪く，家の中ではヨタヨタ歩きなので，本当にアレで仕事がままなっているのかは甚だ疑問なのですが．

そんな父との会話の思い出もそこまで多くなく，未だに私は，父に何をしてあげたら喜んでくれるのか，よく分かりません．寡黙といえば過言になるが，お喋りな訳ではないのだ．

ちなみに私が自分でアルバイトをするようになってからは毎年ビールを送ってます（毎日発泡酒を一缶だけ飲むので，たまには贅沢をと）が，お酒もあまり強くないし，そもそも美味いと思ってるのかも少し疑問．昔は兄弟で金を出し合ってタバコを買ったもんだ懐かしい．当時はタスポなんかなかったからね．

うちの家族は決して家族円満とは言えないが，とは言えこれまで目立ったトラブルもなく，兄弟3人は別ベクトルで大きく育ち，各々それなりの生き方をしていて，身体も健康で．それだけで本当に，「人間・藤原秀樹」は幸せなのだろうか．と，毎晩は言い過ぎだけど，1週間に1回くらいは考えたりするものですよ．息子としてね．

一方でうちの母親はとても分かりやすく，欲しいものがあるとよくそのURLを送ってくれるし，Twitterで自己の趣味を発信しているので，息子としては有難い．息子孝行な母親だと思う．

うちの父にもTwitterをしてほしい．非文明人なので厳しいとは思うが，我の全てを世界に向けて発信してほしい．息子として，人間である父を知り，その上で，自分がこれまで享受してきた恩を，丁寧に返していきたいのだ．

これは自分のための自慰行為なのかもしれない．「親孝行してる自分カッケー」状態なのかもしれない．否定はしないけど，やっぱり親の喜んでる姿見たいなって思うんだよ俺は．この気持ちに嘘はない．

親と軋轢があったり，色んな過去を抱えたりしてる人と話す機会があるたびに，親への感謝の気持ちを素直に持てることの幸せを噛み締める．僕は知らないうちに，また一つ恩義を享受していたことになる．

小さな頃から環境に恵まれてここまで育った．今も，環境に恵まれて，育っている．このことを忘れてはいけない．環境を作り上げている人たちへの恩義を忘れてはいけない．そして，いつかは自分が，未来へ繋げるという使命がある．

父が58歳になり，飼い犬が16歳になった．久しぶりに見た飼い犬はヨタヨタ歩きで，よくコケてた．の割に食欲だけは健在だった．

祖母も年をとった（何歳は忘れちゃった）．俺が物心ついた時からやってたスナックは去年辺りに閉めた．毎日ジム行ったり山登ったりと元気な祖母は，白血病を完治させた経験を持つ超人だが，やはり確実に老いはやってくる．

昨今，年寄りのために政治をやるなと騒がれつつ，投票率は低い．世間一般的に言われる年寄りのことはよく知らないけど，私の周りの「年寄りたち」は，もう少しばかりワガママになっても良い．アレが欲しい，コレが欲しいと宣っていただきたい．

と，ここまで書いてはたと気付く．「58歳の誕生日」って果たして幸せ何だろうか．「おめでとう」なのだろうか．言っても誰かから何か貰える訳でもなく，ただただ自分の老いを数字にして突きつけられている感覚に陥っているだけではなのだろうか．もしそうなのであれば，尚更「おめでとう」だな．気分を紛らわすためにも．

親父，おめでとう．頭髪の後退が目立ち，白髪が目立つ年頃だけど，毎日元気でいてくれよな．まだまだこれからだぞ．あと，タバコは止めろよな．

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駄文をダラダラと書いている時間は俺にはない．27日後に迫った試験の対策は未だに穴だらけ．なのに一向に焦燥感が湧かない．

やはりこれは，「俺はダメな放蕩息子だけど，親への思いやりくらいはギリギリ捨てずにいるぜ」という自慰行為である．そう言った指摘を受け容れよう．

嗚呼，明日起きたら，カラッと晴れていてほしい．せめて空だけでも．