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夏の野外

この時期ニュースを賑わす、夏の野外フェス。
いえ、もちろん行ってません。もう死んじゃう。
そんなわたしも、若い頃は夏の野外ライブ行ってました。
最後に行ったのはたぶん22~23歳くらいのことで、そうですわたしの夏野外は20代前半で終わったのです。
20代なら年齢、体力的にはまだいけそうなかんじもしますが。
仕事が極端に忙しくなって、なんか行けなくなって、後で振り返ると
「ああ あれが最後か‥。」
みたいに自然消滅しました。
もひとつ大きな理由は熱中症ですね。
コミケ(8月中旬)前の2ヶ月くらい、エアコンの部屋から一歩も出ない勢いで原稿描いてて、当日いきなり終日参加したら、その夜からブッ倒れて3日くらい起き上がれませんでした。
20代のわたしは、学生時代運動していたこともあり体力にはちょっと自信があって(愚か)、まさか暑いくらいで倒れるなんて予想もしていませんでした。
それ以降非常に慎重になり、野外ライブは捨ててコミケをとったオタクです。

20代の女子が団体で遊びに行ったら、それは楽しいとモヤモヤがセットであります。
誰かが不機嫌になったり、ケンカしたり、気配りができなかったり、トラブルに対処できなかったり、判断が遅かったり、青春だなあ。笑
20歳のわたしは、25歳の先輩が機嫌を損ねるのを目の当たりにして
「‥‥大人のくせに大人気ない‥!」
などと思っていましたが、いまここから見ると25歳もまだ途中なので‥‥大目に見てあげなさい‥‥って思いますねえ。
年とって良かったのは、寛大になれるところか‥!

体力、スケジュールの問題で、いつのまにか夏の野外ライブは卒業してたよ。 
で終わろうと思っていたけど、他の決定的な理由に気付いたから書き留めておきます。
人間関係の変化。
10代の終わりころから漫画に対して本気になった。
漫画以外どうでもよくなってきた。
そしたら、周りにそういう人ばかりになってきました。
多分それが一番大きな理由です。
当時は自分にとって自然な成り行きすぎたので、気づきもしなかったけど、はっきり優先順位つけていたのですね。

それでも、あの頃の思い出はキラキラ残ってるよ。
行けるうちに夏フェスでも野外でもどんどん行くがいい、みなさんは。
思い出って、記憶って、その時の感情って、きれいな飴玉のように後でもしゃぶれる、それも何度でも。
自分だけの宝物です。

風に揺れる猫じゃらしの群生!ちょっぴり秋の気配です。


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