紅白

リハビリ業界で一番ハラスメント詳しい理学療法士を目指します!

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マガジン

  • スナックすっぴん

    • 15本

    「スナックすっぴん」とは? 本業はリハビリテーション職。 理学療法士→紅白 理学療法士→ゆみっぺ 作業療法士→なりゆり 女性療法士の働き方をリハビリしたいという熱い気持ちをもった3人が集まって立ち上げた仮想スナックです! ゲストをお迎えしてと色んなお話したり、スナックすっぴんの控室から聞こえる裏話が聞けるかも?! 顔も心もすっぴんでお出迎え。スナックすっぴんへようこそ(*‘∀‘)

  • ぽっちゃり理学療法士のダイエット作戦

    理学療法士なのに筋トレが嫌いな私が、健康的なバディーラインになるまでを綴る、汗と筋肉との記録です。 理学療法士が本気でダイエットしたらどうなるか?? 果たして、結果にコミットできるのか?? こうご期待くださいませ♡

最近の記事

妊娠するなハラスメント

昔、男性の上司との面談で「彼氏いるんだよね?妊娠しないでね」と直に言われた事があります。つまり、ちゃんと避妊をしなさいと言いたいのかと思いました。今の私なら「それ、セクハラですよ」って言っちゃいそうです。笑 妊娠か、キャリアか。 働く女性がぶち当たる大きな壁です。 今、アラバマ州の中絶禁止法が多くの女性の注目を集めていますが、では、日本の実態はどうなのでしょうか? 日本の場合では、母体保護法によれば、以下の場合において医師は人工妊娠中絶手術を施す事ができるとされてい

    • 映画「R.B.G最強の86歳」を多くの人に見て貰いたい訳

      米アラバマ州で今月15日、厳格な中絶禁止法が成立して、全米で波紋を呼んでいます。 ・妊娠中のいかなる時期においても中絶を禁止する ・レイプや近親相姦による妊娠も例外として認めない ・中絶手術をした医師はA級重罪に問われ、99年の禁錮刑を言い渡される可能性がある ・母体に深刻な健康上の危険が及ぶ場合にのみ中絶を認める (https://jisin.jp/international/international-news/1736686/ より引用) 正式には「人命保護法」

      • ナンパもハラスメント??

        どうも。ハラスメントを勉強する理学療法士です。突然ですが、皆さんはナンパの経験はありますか? 実は海外では、路上におけるナンパもストリートハラスメントと呼ばれています。 実際、フランスでは「路上セクハラ禁止法」という新しい法律が制定され、昨年9月には初めての有罪判決が下されています。 イギリスのノッティンガムシャー州では、路上でのキャットコール(女性に対するセクハラまがいの野次)を違法としています。 あくまで、性犯罪が半端なく多い外国の話でしょ?と思いますか? では、今

        • 医療現場あるあるな働きにくさ

          今週初めのYahooニュースで、2018年に行われた自労連による医療現場で働く職員の労働実態アンケート調査の結果が記事を目にしました。2000件を超えるコメントが寄せられています。 アンケートに回答した12725人のうち、約70%が看護師で、次ぐ約5%がリハビリテーション技師という、看護師に偏った内訳ではあります。記事のソース元の報告書を読むと、主な概要は以下の通りです。 ①回答者のうち約8割が女性であり、そのうちの約8割が勤続10年未満。 ②2018年9月の残業のうち

        妊娠するなハラスメント

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        記事

          平成元年はセクハラ元年だった話

          どうも、ハラスメントを勉強する理学療法士です。もろもろの書類の日付に令和元年と書く機会が増えました。〇年に元と書くのは、なかなか慣れないものです。 日本で初めてセクハラの訴訟が起きたのは、今から遡ること30年前の平成元年でした。福岡の出版会社で働いていた女性社員が、言葉による性的中傷を受けたとして、上司であった男性編集長と会社を相手取り、損害賠償を請求しました。女性が性的嫌がらせを訴えた前例のないこの裁判は社会的に注目を集め、「セクハラ」はその年の流行語大賞にも選ばれたそう

          平成元年はセクハラ元年だった話

          冷凍マグロ女子の話

          スナックメンバーのなりゆりちゃんが、以前こんなnoteを書いていました。 https://note.mu/nariyuri_ot/n/n0b38f602437 マグロ女子っていうのは、発想力・行動力があり、社交的、ポジティブ、フットワークが軽く、バンバン目標達成していく、そして行動が止まることなくに常に動き続けるキラキラ系女子のことであります。起業したり、本業以外にも様々な活動(イベントやセミナー講師など)をしている場合が多いです。 (マグロ女子の観察レポートより 原

          冷凍マグロ女子の話

          PT実習生自殺裁判が和解へ

          リハビリ業界に震撼をもたらした、実習生自殺における裁判判決。1審判決は実習先施設と養成校に合わせて6100万円の支払いを命じるものでしたが、今年4月8日に3000万円の損害賠償で和解となっていました。 実習先パワハラ和解 大阪高裁、遺族に3000万円支払い:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43504270Z00C19A4AC8Z00/ ぶっちゃけ、臨床実習は理学療法を学ぶカリキュラムの中で最も負荷の高い課題です。「実

          PT実習生自殺裁判が和解へ

          ハラスメント対策法案が衆院通過したってよ!

          職場でのパワハラ防止策を含む関連法案が、2019年4月25日に衆議院を通過したそうですね! https://r.nikkei.com/article/DGXMZO44211290V20C19A4PP8000?s=0 最近ちょっと話題になった、就活生やフリーランスへのセクハラも盛り込まれているそうです。ハラスメント対策が加速してきているなーと感じたニュースですが、一方でこういう見方をする記事もありました。 https://hbol.jp/191608 この法案では、ハラ

          ハラスメント対策法案が衆院通過したってよ!

          訪問看護とハラスメント

          「今度は、訪問リハビリで働きたいと思うんです」 と、母親世代のマダム達に何気なく話したら 「あなたみたいな若い女の人が、一人で男の人の家に行くの?辞めておきなさい!」 と、強く反対された事がありました。 私は特に危ない目に合ったことはないのですが、世間一般的にはやはり危険を伴う仕事と見なされ易いのだと分かった一件でした。 少し前の事ですが、訪問マッサージの女性が、俳優に暴行された事件もありましたよね。その事件を記事にしたYahoo!ニュースのコメントを読んでみました。

          訪問看護とハラスメント

          パパが受けるパタニティーハラスメントとは??

          どうも。ハラスメントを勉強する理学療法士です。 マタニティーハラスメントは今や、セクハラ、パワハラに並ぶ3大ハラスメントの1つです。でも実は、マタハラには現在のところ決まった定義はありません。 一般には、妊娠および出産に関連して職場から受ける不利益がこれにあたると思われます。 (労務トラブル 予防・解決に活かす ”菅野「労働法」”より引用) ふむふむ、妊娠、出産時に嫌がらせを受ける事があると。いやいや、産んでからだって嫌がらせはあるんじゃないかな…例えば、育児休暇で

          パパが受けるパタニティーハラスメントとは??

          漫画から学ぶパワハラの実例

          先日家の本棚から発掘した労働法の本を読んでいたら、持ち主に「こっちの方が分かりやすいよ」と勧められ、読んでみました。 某引っ越し会社が元ネタです。 私はたまたま、2018年の春に引っ越しの見積もりを数社とってみたことがあったのですが、この会社は一番安かった事を覚えています。 春は繁忙期で忙しいはずなのに他社に比べて日程も空きがありました。 不思議に思って調べた所、2017年12月23日に発表されたブラック企業大賞に輝いていました!! そんな企業で働くひとりの実在した社員が

          漫画から学ぶパワハラの実例

          新人セラピストに知って欲しいドクハラの話

          新年度が始まって最初の華金ですね! 新入職員の皆さん、緊張は少し解けてきましたか? さて、新人セラピストの皆さんが本格的に者さんのリハビリに関わる前に、知っておいて欲しいことがあります。 ドクターハラスメント、略してドクハラという言葉をご存知ですか? ドクターハラスメントとは、医師による患者への嫌がらせのことを揶揄する造語・和製英語。ここでいう嫌がらせとは、看護師を含む医療従事者の患者に対する暴言、行動、態度、雰囲気をも含む全てのものである。悪意の有無、合理的理由の有無

          新人セラピストに知って欲しいドクハラの話

          ”どこからがハラスメントか”問題について

          さくらも先始め、春らしい暖かい日が多くなりました。 あっという間に、来週からは新年度ですね。 新入社員の人、部下を持つ人 そんな働く人すべてに関わるある法案があります。 企業にパワハラ防止策を義務付ける法案で、国会での成立が早ければ2020年から施行されるとも言われています。公布後、大企業は1年以内、中小企業は3年以内に対策を義務化されます。 「最近は、なんでもかんでもハラスメントって言われるから、何を言ったらいいのか分からない」そんな戸惑いの声が聞こえてくる気がします

          ”どこからがハラスメントか”問題について

          医療介護業界のハラスメント

          突然ですが、私は最初に就職した病院で、最初の1年間で2回ハゲました。 当時、先輩スタッフにパワハラを受けていました。 今は自信を持ってそう言えますが、当時は「当たりがキツいなぁ…泣きそう…」くらいにしか思わず、パワハラを受けているという認識はありませんでした。私が悪いんだろう。悔しいけど、私が我慢すれば丸く収まる。 そうやって抱え込み、私は徐々に体調を崩していきました。 2018年5月の日本医療労働組合連合会の報告で、こういうものがあります。 現場で働いていた肌感覚として

          医療介護業界のハラスメント

          学校で習わなかったハラスメントの話

          今年3月8日にパワハラ防止策を企業に義務付ける改正法案が閣議決定されました。ハラスメントに対する風向きが変わりつつあるように感じます。 2018年7月6日に厚生労働省から発表された平成29年度の「過労死等の労災補償状況」のデータを見ると、精神障害での労災の請求件数はぶっちぎりで医療・福祉業界が多かったそうなんです。現役で医療・介護業界で働く身としては衝撃的でもあり、「あ~、やっぱり…」とどこか納得も出来てしまいました。 請求件数1位に対して、支給件数は2位に繰り下がっている

          学校で習わなかったハラスメントの話

          マルチ商法を覗き見てきた話

          つい先日の事なんですが、面白い体験をさせて頂く機会がありましたので、書いていきますね。 皆さん、格安SIMってご存知ですか? テレビでもたくさんCMがあって、興味はあるけど、会社が多すぎて訳わからないという人多いのではないでしょうか? もともと日本はdocomo、au、soft bancの大手3キャリアがスマホ業界を独占状態で、料金も3社横ばいでした。 ある日、「独占禁止にするよ!もっと通信費を安くして!あと4割はイケるでしょ」という総務省の鶴の一声で、通信事業を始めたい

          マルチ商法を覗き見てきた話