漫画から学ぶパワハラの実例

先日家の本棚から発掘した労働法の本を読んでいたら、持ち主に「こっちの方が分かりやすいよ」と勧められ、読んでみました。

某引っ越し会社が元ネタです。
私はたまたま、2018年の春に引っ越しの見積もりを数社とってみたことがあったのですが、この会社は一番安かった事を覚えています。
春は繁忙期で忙しいはずなのに他社に比べて日程も空きがありました。
不思議に思って調べた所、2017年12月23日に発表されたブラック企業大賞に輝いていました!!

そんな企業で働くひとりの実在した社員がモデルです。
ブラック企業の実態というよりも、パワハラの実例がよく分かる本でした。

漫画の中でも紹介されていましたが、youtubeでこの会社名を検索すると、トップにこんな動画が出てきました。

もうね、この副社長が超怖い。「こるぅあ」と巻き舌で撮影スタッフやユニオン(合同労組;企業の枠を超えて組織された労働組合)の人に迫っています。

この副社長は、もしかしたらとても優しい人なのかもしれません。
家族想いのお父さんなのかもしれません。
でもね、この映像を見たらそんな人物像は浮かびにくいですよね。

ハラスメントってなんだか横文字で英語っぽいけど、和製英語です。
その正体は”ただの苛め”なんです。

苛められた証拠が揃った状態では、労働者は圧倒的に有利です!
”苛められる子にも問題がある”は企業側の最強にダサい言い訳ですので、気にせずに、もし職場で嫌がらせに合ったらこの本を手に取ってみてはいかがでしょうか。

最期までお読み頂き、ありがとうございました♡

#パワハラ #パワーハラスメント #ブラック企業

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?